方針と総括2010

スローガン

基本方針

同友会は「労使見解」という優れた見解とその精神を生かした企業実践など多くの経験を積み重ねてき ました。しかし、全国で4万名、滋賀で600名の会員がいますが、リーマンショック以来の厳しい企業経 営の実情を見ると、経営指針に基づく強じんな企業づくりの真価が問われていると言えます。 今年度は、労使見解の精神を生かした経営指針づくりと同時に、昨年発表された企業変革支援プログラム ステップ1の普及に努め、企業づくりを定期的にアセスメントし、新たな改革に努めていくことが重要で す。同時に同友会というネットワークをいかし、企業を連携や課題解決など、多くの企業を巻き込んで地 域経済立て直しのため、労使見解の普及・指針づくりとその実践をさらに推進させます。 経営労働委員会では、経営指針づくりが単なる労使関係の改善や、企業の業績改善活動ではなく、指針に 基づく経営基盤の強化や企業の新しい仕事づくりは地域の雇用づくりにつながります。同友会の提唱する 中小企業憲章の理念や中小企業振興基本条例制定に向けた運動の推進力となると考えています。

課題と計画

2010年度は、経営指針の成文化から未来の企業像を描き、仕事づくりや新卒採用、社員共育による 労使の成長を確かなものにし、地域でなくてはならない企業づくりをすすめましょう。

まず委員会として、「労使見解」の普及と主に経営姿勢の確立と理念づくりに始まる経営指針を創る会を 軸足にして、企業発展をより科学的に推進する企業変革支援プログラムを活用していくことで、実践を統 一して取り組める体系づくりに取り組みます。それには委員会や支部と連携を強化しながら専門的に推進 できる組織及び活動も必要です。上記を推進していくためには組織運営を図り、理事を含めた各委員会と の連携を進めていきます。

2010年度は30期、31期の企画・運営を実施し、実践がテクニックや方法論に陥らぬよう、「労使 見解」の精神を忘れず、同友会としての企業づくりの前進に取り組みます。

さらに、具体的に自社のポジショニング、企業の成熟度を明確にする「企業変革支援プログラム」の組 織的・定期的活用を進めてまいります。次期目指すべき方向性を確認、検証する上でもセルフチェックと 具体的なアクションに移さなければ企業は発展しません。厳しい時代にあっても企業を「維持し発展させ ること」が緊急の課題になっている今、企業も同友会運動も常に足元を見つめ「自己変革」をめざしてい きます。



活動内容

①29期経営指針を創る会の運営と30期創る会受講生15名・講師団45名で開催します。
②企業変革プログラムステップ1の普及と登録企業80社にし、課題解決型学習会など支部や他委員会へ 企画の提案を行います。
③創る会卒業生との実践発表会、および支部フォロー体制の検討(連携や独自企画)を行います。
④第22回滋賀県経営研究集会を開催します。
⑤経営労働委員会の位置づけの明確化と組織体制の強化を図ります。(役割担当・準委員長・準副委員長 体制づくり)

前期の総括

経営労働委員会では経営の根幹である、経営理念づくりを中心とした「経営指針を創る会」を主催し、『わが社はどのように社会に貢献するのか』企業の社会的存在価値を明らかにし、お客様や取引先、そして地域の発展を担う企業づくりをめざして活動してきました。同友会運動のひとつの柱である経営指針成文化運動は異業種の中で多くの会員が関わることで、経営者や企業の新たな可能性を見出し、様々な経営課題を克服しようと積み上げられ、今期は28期14名の卒業生を生み出し、2010年1月より29期を開催し11名の受講生が参加しています。

さらに、経営労働委員会では経営指針を創る会の質的向上を図るために、まず経営労働委員会でコーチング・ファシリテーション学習会を行い、創る会の基本である、問いかけ合う意味の理解、具体的技術の向上に努めました。また、経営指針の具体的実践を促すため、同友会会員の専門経営技術を取り入れ、経営の総合実践として取り組める学びの場づくりを進めています。

企業での実践を確実なものとしていくために、各支部による事前勉強会を含めフォローアップの強化、実践後の成熟度を計る「企業変革支援プログラムステップ1」の普及を進めてきました。各企業の成熟度データなど分析はまだですが、今後は会員企業の経営課題動向を知ることにより、経営労働委員会のみならず、各活動の展開をする上で重要であり、さらに普及を進めてまいります。

昨年秋に『第21回滋賀県経営研究集会』を開催し、厳しい社会情勢の中で開催することができました。計画や組織運営上課題も残しましたが176名が参加し、新しい企業づくり、地産地商の事業展開、指針の実践と経営課題を明らかにする企業変革支援プログラムについて学びあいました。

特に今回は、滋賀の会員のみで分科会報告を担当していたでも身近な会員の実践事例が多くの会員の元気と新たな活力として広がったと言えます。自己変革と日々の研鑽こそが業績を上げ、広げていくことが地域活性化の原動力となること、同友会での学び実践、そして報告することは、新たに志の高い経営者を生み出し、新たな挑戦を生むことを改めて学ぶことができました。

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