方針と総括2009

委員会活動の目的

①新事業・新産業を興そうとする創造的中小企業経営者と共に、各大学・各研究機関等を訪問し共に学び合う場をつくり知識を高めます。

②私たちの活動が、湖国に元気な中小企業を育て、各中小企業家が新たな産業、新たな事業を興す事を援助し、または連携させる推進母体機関となります。それらの活動が滋賀県内外の中小企業を活性化させ、引いては滋賀県経済を活性化させる事が、本委員会の活動の原点です。

2009年度 長期ビジョン (大きな目的)

「美しい琵琶湖にふさわしい新産業を創造する」

美しい琵琶湖をブランドとするにふさわしい、産業・新規事業を創造します。

環境立県、観光立県、健康福祉立県を目的とし、それらを具現化する先進技術を共に学び共にそれらをつくる、全滋賀県民の将来像を希求するビジョンです。

方針

①(協)HIP滋賀と共同で活動を進めます
今年度は委員会と(協)HIP滋賀の活動を同一化し、具体的な共同目標となるテーマを模索します。そして、(協)HIP滋賀の事業としても、当委員会の目的と合致した活動を行う初年度と位置づけます。

②明日の我が社の新規技術に役立つ勉強会を全国に求めます。

③小委員会(研究会)活動を見直し発展させます
従来取り組んできた小委員会(研究会)活動(ビジネスチャンス研究会・アグリビジネス研究会・ユニバーサルデザイン研究会・びわ琶湖水質改善研究会)を見直し、引き続き発展させるところに加えて、新たな研究会活動のテーマを検討します。

そして、具体的な「物づくり」が行える研究会活動を(協)HIP滋賀と共に行います。

④行政・研究機関との連携を強化します
今年度は、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター、(独)産業技術総合研究所、滋賀県工業技術総合センター、滋賀バイオ産業推進機構、(財)滋賀県産業支援プラザ、等の各機関並びに龍谷大学、立命館大学、滋賀県立大学、ポリテクカレッジ滋賀、等の大学機関との連携を密にし、具体的目標に向かいます。

計画

①インターンシップ、地域の人材育成
龍谷大学理工学部学外実習生を受け入れる他、他大学、専門技術佼、高校生、中学生のインターンシップ生の受け入れや出張講座による、産学の連携の人育てに協力します。

②コラボレーション推進の場として、ビジネスチャンス交流会を年2回開催します。

③会員企業の事例発表例会、大学のシーズ発表例会を開催します。

④先端技術施設の見学勉強会を行います。

⑤他団体と連携し、環境改善活動の学習を進めます。

⑥農林水産業との連携による強い地域社会の構築

アグリビジネス研究会をベースにして、農林水産業と連携を強化し、強い地域社会の構築を模索し地域活性化を計ります。外来魚(ブラックバス)の食材化による仕事づくりめざす研究会を立ち上げます。津田内湖干拓地の有効利用めざす研究会に着手します。食品残さの飼料化を推進する事業に取り組みます。

⑦琵琶湖環境ビジネスメッセ2009への共同出展を準備

前期の総括

1.全体総括
「美しい琵琶湖にふさわしい新産業を創造する」を長期ビジョンに、滋賀同友会の重点方針「強靱な企業づくり」と「地域づくりの課題」を推進する委員会として活動に取り組みました。

県内外の企業や先端技術から学ぶ活動では(協)HIP滋賀と共催で、11月16日(日)~17日(月)にかけて東京大学神岡宇宙素粒子研究施設(スーパーカミオカンデ)の視察と、神岡鉱業(株)及び(株)近江物産岐阜工場のリサイクル施設を視察し、宇宙と地球誕生の謎に迫る壮大な研究と循環型社会をめざして大企業と中小企業が得意分野を連携してバッテリーとプラスチックのリサイクルを推進する施設から学ぶことができました。また、宿泊先の岐阜県福地温泉「長座」では、日本秘湯を守る会認定の癒しの温泉と地域の食材を生かした料理も堪能し、客が客を呼ぶ地産地商の経営も勉強できました。

新産業に挑戦する企業づくりでは、4月28日(月)に長浜バイオ大学で「リキッド飼料養豚学習会」を行い、食品残さの活用による養豚事業の提案が行われました。6月24日(火)にREC滋賀でRECBIZ-NET・(協)HIP滋賀との共催で、第3回ビジネスチャンス交流会を行い会員企業2社のプレゼンを行いました。2009年2月10日(火)には「ブラックバスの有効活用・食材化」をテーマに試食会も行い、大変に好評でした。運営委員会は企業訪問を兼ねて行い、委員の事業内容を知ることで企業連携の良い刺激が得られました。また運営委員会で県工業技術総合センターの見学も行い、参加して学びのある運営委員会活動にも取り組みました。

2.小委員会の活動総括

①アグリビジネス研究会
例会としては、会員企業のブルーベリーフィールズ紀伊国屋の岩田康子社長の経営体験報告から学ぶ階と、日野にある蔵尾ファームさんを訪問し、その美味しさから多くのファンがある “滋賀県有数のブランド豚・蔵尾ポーク”の美味しい豚肉の秘密を探り味わう会を行い、共に大好評でした。また、「農商工連携」にチャレンジする企業が生まれていますが、会内にその経験を発表するには次期尚早であり、充分な活動をすることができませんでした。
②ユニバーサルデザイン研究会
福祉用具のトップメーカである川村義肢(株)を訪問し、中小企業だからこそ対応することができる「個客」満足の物づくりを視察するにとどまり、メンバーの連携で物づくりに取り組むには至りませんでした。
③ビジネスチャンス研究会
第3回ビジネスチャンス交流会と「ブラックバスの有効活用・食材化研究会」を開催しました。

びわ湖環境ビジネスメッセ2008への出展を担当し、5ブースに会員9社で共同出展し「元気な中小企業コーナー」として注目されました。

④琵琶湖水環境改善小委員会
BIZ-NET水処理研究会との共同企画で、2回の連続講座「滋賀県の水環境を考えるセミナー」を開催しました。会内に水環境への問題を提起することができましたが、継続して取り組むテーマを見つけるには至りませんでした。

3.龍谷大学理工学部学外実習生の受け入れ・共育連携の活動

9年目となる学外実習は、8月25日(月)から9月12日(金)にかけて行われ、20社で40人の学生を受け入れました。今年も合同受入研修会と修了研修を行いました。

修了研修では熊谷道夫氏(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター環境情報統括員)より「琵琶湖の生態系に迫り来る危機から、地球環境と明日からの生き方を考える」をテーマに講義をうけグループ討論では「何ができるのか」をディスカッションしました。

《受入状況の推移》

  度    企業数 受容人数 年度   企業数 受入人数
2000年 10社 20人 2005年 22社 51人

2001年 17社 38人 2006年 24社 48人

2002年 19社 47人 2007年 18社 32人

2003年 27社 64人 2008年 20社 40人

2004年 21社 51人 延べ 178社 391人

3年目となる立命館大学情報理工学部情報コミュニケーション学科「企業連携プログラム」の講義は7名が対応し、雇用能力開発機構滋賀センターの「企業人講話」も5名が担当しました。

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