方針と総括2010

委員会活動の目的

①新事業・新産業を興そうとする創造的中小企業経営者と共に、各大学・各研究機関等を訪問し共に学 び合う場をつくり知識を高めます。 ②私たちの活動が、湖国に元気な中小企業を育て、各中小企業家が新たな産業、新たな事業を興す事を 援助し、または連携させる推進母体機関となります。それらの活動が滋賀県内外の中小企業を活性化 させ、引いては滋賀県経済を活性化させる事が、本委員会の活動の原点です。

2010年度 長期ビジョン (大きな目的)

「美しい琵琶湖にふさわしい新産業を創造する」
美しい琵琶湖をブランドとするにふさわしい、産業・新規事業を創造します。

環境立県、観光立県、健康福祉立県を目的とし、それらを具現化する先進技術を共に学び共にそれらを つくる、全滋賀県民の将来像を希求するビジョンです。

基本方針

①滋賀県経済の自立的発展を担う新しい仕事づくりを目指します。
自動車・家電・産業用機械に牽引されてきた滋賀県経済は、世界経済・金融危機の下で大打撃を受け ました。この状態を克服するには、従来と相似形の発展ではなく、「美しい琵琶湖に相応しい新産業を創 造する」こと、持続可能型社会・低炭素社会を担う循環型の新しい産業を育てることしかありません。 滋賀県発の製品・商品・サービスをつくり出し市場に提供する、新しい仕事づくりにチャレンジします。  特に、美しいびわ湖にふさわしい新産業として滋賀県に医療産業の創出を目指し「地域中核ものづく り拠点」に採択された滋賀県の「医工連携もりづくりネットワーク」に参画し、中小企業の各社が持っ ている技術の強みを生かして、新たにメディカルへの参入を図ります。

②物づくり企業と関連産業、大学や研究・支援機間との連携を進めます。
新産業創造委員会では、一貫して産・学・官連携による企業革新をテーマにしてきました、その成果 として、メンバー企業から新しい技術を活かした物づくりや地産池消のビジネスモデルを生み出される 成果が見えてきました。今後もフロントランナーとしてチャレンジする企業を応援するとともに、「変わ る」ことを模索している多くの中小企業の革新を産・産連携や大学・支援期間との「つなぎ」の中で取 り組みます。

③委員会体制の強化
自ら長期ビジョンの実現と持続可能型社会・低炭素化社会を担う自立型企業として強靱な経営体質 を目指す、その先頭に立つ運営委員会を活性化させます。活動ごとにリーダーを決め、スタッフを募 り、Plan(目標設定)→Do(具体的な行動)→Check(成果を測定・評価)→Actio n(必要に応じて修正を加える計画・実行)します。

計画

①インターンシップの受入
龍谷大学理工学部学外実習生合同受入実施 目標20社 50名

②ビジネスチャンス交流会の開催
目標 3回実施 プレゼン企業・団体計9社 このことで、研究会立ち上げに繋げる。

③研究会活動の実施
目標 3以上の研究会を稼働させる。
案)ブラックバスの有効活用研究会、滋賀県発の物づくりと市場創造を目指す研究会、再生可能エネ ルギーに関する研究会、他

④産学連携の推進
龍谷大学「REC BIZ-NET」と提携し、大学のシーズ発表会開催。また、産学連携の入門セ ミナーを行い取り組む企業を増やします。

⑤医工連携の推進 今年度は医療に参入を希望する企業が「医工連携もりづくりネットワーク」に参加し、医療産業を身 近に感じ勉強の機会を得るようにします。

⑤企業見学会の開催  目標 6社 会員企業の物づくり技術や人材育成、経営に対する考え方から学びます。

⑥びわこ環境ビジネスメッセ2010への共同出展
2010年10月20日(水)~22日(金)滋賀県立長浜ドームで開催 共同出展目標 10社

⑦運営委員会の開催
目標 毎月開催 各活動の担当者によるPDCAを行います。



前期の総括

1)インターンシップ、地域の人材育成
龍谷大学理工学部学外実習生を18社で31名受け入れ、初日は合同受入研修会の開催、最終日には修了研修会を実施しました。特に、修了研修では「持続可能で豊かな社会の担い手になろう」をテーマに森 建司氏(新江州(株)代表取締役会長・循環型社会システム研究所代表)より講演とグループ討論を行い、実習全般を通じて、中小企業の役割や働くことと意義、新しい社会の担い手として生きることの目当てを共に学び合うことが出来ました。

《龍谷大学学外実習受入推移》
2)コラボレーション推進の場として、ビジネスチャンス交流会を年2回開催。

第1回目は6月23日(火)午後2時から4時まで(株)三東工業社で開催され24名が参加しました。

(株)三東工業社からは「地産地消を合言葉に『CO2』削減の構想」をテーマに琵琶湖の難問である水草の有効利用によって,”CO2”削減の構想が。滋賀建機(株)からは「食品粕・残さの地産地消による『近江豚食文化』の創造を!」、関連して(株)日本アグリテクノロジーズより「循環型農業事業で食品廃棄物ゼロエミッションの提案」が行われました。

第2回目は8月4日(火)午後1時半から4時まで立命館大学びわこ・くさつキャンパスで開催されました。①立命館大学 生命科学部、薬学部の紹介②中小企業と大学との産学連携の有効事例について③立命館大学BKCインキュベータ紹介④農商工連携の実例⑤「植物工場を滋賀に!植物工場プロジェクトをつくろう」をテーマにツジコー(株)・(株)日本アドバンストアグリ代表取締役の辻昭久氏より報告していただき、当初の予想を大幅に上回る55名が参加。植物工場への関心の高さを窺い知ると共に、辻氏の報告からは中小企業が第2創業に取り組む為の姿勢や理念を学ぶことが出来ました。

3)会員企業の事例発表例会、大学のシーズ発表例会を開催します。

運営委員会の開催会場を、会員企業訪問を兼ねて開催し、5月:(株)大島商会、6月:(株)三東工業社、7月:(株)イマック、9月:滋賀建機(株)、10月:(株)ティグ水口、の5社を訪問。各社の事業内容や強みを紹介し理解し合うことが出来ました。
4)先端技術施設の見学勉強会を行います。・・開催は見送りました。

5)他団体と連携し、環境改善活動の学習を進めます。

「中国の水環境の現状から環境事業を考える懇談会」を袁国林氏(中国長江三峡工程開発公司高級顧問、中国西部発展促進委員会副主任、国家水利部元総工程師(元部長)・ 中国ラテンアメリカ経済技術協力委員会副会長)を迎えて開催。壮大なダム建設事業の映像を見ながら、今後の中国ビジネスのヒントをお話ししていただきました。

6)農林水産業との連携による強い地域社会の構築

アグリビジネス研究会から農商工連携認定事業「HEFL照明を用いた“育苗装置”の開発・販売および“HG苗”の栽培と販売」が誕生しました。外来魚(ブラックバス)の食材化による仕事づくりをめざす研究会は龍谷大学REC滋賀、合同会社リボーンとの連携で事業化の模索が始まっています。

7)琵琶湖環境ビジネスメッセ2009への共同出展

10月21日(水)から23日(金)まで長浜ドームで開催されました。同友会と(協)HIP滋賀では「わが社の魅力発信活動の登竜門」として位置づけ実行委員会を創り募集をかけ、3回目を迎える共同出展には三重のメンバーも含めて次の10社が参加しました。

①(有)藤戸工務店、①(株)栗東総合産業:(有)ヴァンテック、③(株)坂田工務店:(株)藤田工務店、④NPO法人SW2EETみえ、⑤前出産業(株)、⑥洛東化成工業(株)、⑦(株)ナカテック、⑧(株)古川与助商店、⑨(株)矢島製作所:(株)ゲインコーポレーション、⑩滋賀建機(株)

準備段階で企業同士の共同開発商品が誕生し、次年度も是非参加したいという声が大半。大盛況・大好評で実施することが出来ました。

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