「経営戦略」は必要ない?

多くの中小企業にとって「経営戦略」が無い、「経営戦略」と言われてもピンと来ないというのが実情では無いでしょうか?それは、ほとんどの中小企業が、「生業」(なりわい)であることが原因なのです。「生業」とは、「生活するための仕事」です。経営者自身や雇い人の生活ができれば良いわけで、同業他社に打ち勝つような「企業間競争」とは無縁です。また「成功」や「変革」「目的達成」と言ったことにも関心がありません。「生業」には「経営戦略」が必要ないのです。しかし、唯一「環境変化」によって「生活するための仕事」が危うくなる場合は別です。今、自分達が生活しているフィールドから追い出されようとする訳ですから、「持続的競争優位を達成するためのポジショニングを構築」しなければなりませんし、競争に負けないようにしなければなりません。さもないと“生業”を失ってしまいます。しかし、それまで考えた事も、実践した事も無い「経営戦略」がいきなり上手く行くわけはありません。

中小企業の「経営戦略」の成功例が多くない原因もここにあります。「生業」から「経営」に、経営者自身の考え方をまず変えて、多くの「経営戦略」の事例に学ぶ必要がここにあります。

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