方針と総括2007

スローガン

「同友会運動で地域と企業を変えよう!~幸せの見える社会づくりは、私たちの手で~」

意義

私たちがめざしている経営は、地域や顧客に役に立つ商品やサービスをつくり、雇用を生み出し、人を育て、社会に貢献することで、「幸せの見える社会」を自らの手で築きあげていくことです。そのためには、更に「良い会社」に変え「良い社会環境」づくりを主体的に取り組み、確かなものに変化させていく必要があります。
本年度の大津支部の基本方針は、「自らの会社をより進化させ、自らの手で幸せのみえる社会の実現のために進んで活動を行う人と組織づくり」をめざします。


課題・目標

1)同友会運動の主体者である仲間づくり
地域がより活性化するためには、「地域と共に育つ(歩む)企業」がいっぱいある必要があります。更に「よい会社」をめざす仲間づくりのために「同友会運動」を主体的に取り組む会員を増やす必要があります。基本方針の「自らの会社をより進化させ、自らの手で幸せの見える社会の実現」のために、重点課題を「同友会運動と自社の経営を不離一体として捉え、会社の成長と社員の成長と社会の幸せを同時に願い、主体的に進んで活動を行う人と組織をめざす仲間づくり」とします。 2)支部の同友会運動の体現を確認する例会づくり
本年度の支部例会は、「“真”の企業経営とは何か」を問いかけあい「自社の経営課題の解決の糸口」を見つけることのできる重要な場のひとつとして、同友会運動の根幹である「経営指針」「共育」を主体に“魅力ある例会づくり”を中心に行い、「情勢」「環境問題」「障害者雇用」「地域づくり」など、より多くの会員が参加したくなる“例会づくり”に努め、さらにゲストの参加も増やします。


今年度の計画 1)支部組織の活性化
地域がより活性化するためには、自らの経営を通じて、地域社会の発展を願う企業がより多く必要です。そのためにも、更に会員相互の交流と活性化を図り、新たな会員候補への呼びかけを組織的に計画的に行える体制をつくります。また、新たな仲間に「何のために同友会運動を行うのか」という本質を多くの会員に伝えるために“会員基礎講座”を定期的に行います。

2)高島ブロック会の発足
歴史と文化のある高島郡部が合併し、新たに高島市が誕生いたしました。その街に同友会の会員企業が少ないことは非常に残念なことです。郷土を愛し誇りに思い、より事業を発展させていきたいと願う企業家を集い、将来の高島支部設立に向け、本年度は、高島ブロック会を発足し、ブロック例会の開催を通じてあらたな仲間づくりを積極的に行います。

3)地域を担う若者づく
地元中学校の“職場体験学習(キャリア教育)”の受け入れを通じて、若者の教育力のあるイキイキとした地域づくりを進めます。そのためにも、行政や他団体と連携を図りながら“社員共育”活動と一体的に取り組む企業を増やしていきます。「地域の若者の人間力を高め」、受け入れ企業においても「人育て」や「自社の存在意義」「社会的使命感」の再確認を行う取り組みとなるようにし、受け入れ企業数を会員の20%を目標に増やします。

活動報告

2007年度活動報告

2007年度は「同友会運動で地域と企業を変えよう!~幸せの見える社会づくりは、私たちの手で~」をスローガンとして、「自らの会社をより進化させ、自らの手で幸せのみえる社会の実現のために進んで活動を行う人と組織づくり」をめざし、さまざまな活動に取り組みました。

例会は、4月定時総会記念講演での板倉安正氏(滋賀女子短期大学学長)の「ふるさと教育のすすめ~家庭・地域・企業・学校のつながりと子供の育ち~」で『人育ての本質』を学ぶことから始まり、6月例会には、町田良雄氏(㈱帝国データバンク滋賀支店長)から、「成長する会社・衰退する会社」というテーマで『良い会社にするための経営者の役割』を深く考えさせられました。 7月には、滋賀県障害者雇用促進セミナー事業の共催で、福岡同友会会員の宮崎栄二氏(㈱リフォーム三光サービス代表取締役)にお越し頂き、「倒産からの再起・あきらめない人生~障害のある方に助けられて今の自分がある~」というお話の中、障害者の自立支援や雇用に関して、中小企業の私たちにその役割があることを考えさせられました。 また、8月例会には、「新しい仕事づくりで地域活性化」を考えるために、大津市の産業政策課副参事の清水克士氏と大津市産業化支援コーディネーターの川嶋眞生氏にお越しいただき、“産・学・官連携で明日を拓く企業づくり”を進めていくために、行政としての大津市の取り組みや制度やさまざまな事例をご紹介の後、滋賀同友会湖南支部の田中守氏(㈱イマック代表取締役社長)に“産・学・官連携”を実際、事業で取り組んで成果を上げている実例をお話いただきました。 9月例会は、京都同友会代表理事の岩島伸二氏(京都エレベーター㈱代表取締役)から「社員の成長なくして企業の発展なし」というご報告の中、社員教育は社長教育が原点であること痛感させられ、11月は、大津市教育委員会の後援で、教育者であり、組織の長であられた小林富三氏(元京都成章高等学校校長、元光泉中学・高等学校校長)にお越し頂き、貴重な経験談をお聞きする中、会員はもとより学校の先生や大津市教育委員会担当者にも参加していただき、グループ討論で『教育(共育)』について、意見交換をしました。12月は、滋賀銀行常務取締役の森悦男氏に重責の多忙の中「金融機関からみた中小企業の経営課題」と「地域金融機関の役割」をわかりやすくお話し頂き、その後の忘年会は、本年度一番の参加(出席)率で、最近なかなか参加できなかった会員さんと新会員さんを含め大いに交流を深めることが出来ました。 2月例会には、3月6~7日に、仙台市で開催された第38回中小企業問題全国研究集会(全研)の分科会報告者でもある滋賀同友会北近江支部副支部長の水野透氏(㈱渡辺工業取締役社長)に「社員と共に『働き甲斐』のある会社を創る」をテーマに、自らの労働組合との関わりでの経験と同友会の『経営指針を創る会』での“労使見解(人を生かす経営)”の学びの中で感じてきた“人間尊重の経営”についてご報告の後、「社員との信頼関係において経営者がすべきことは?」とのテーマでグループ討論を深めました。 最終月の3月例会は、2006年度に引き続き社員参加型の例会を開催し、湖南支部会員企業の経営幹部の村瀬裕寿氏(㈱ビイサイドプランニング メディア事業部 取締役運営部長)から、「組織を支える原動力」は“ひとり一人の社員”が“自らの責任や役割”に気づき、“自らを成長”させることから始まると、入社から今日までのご自身の悩みや変遷をお話いただく中で、参加の会員経営者と多くの社員さんたちが各々のテーブルで、熱心に論議いたしました。

2007度は、多くの会員企業が、さらに「良い会社」をめざし、「良い社会環境」をつくり出していくくりのための“課題”を体言していただける報告者を中心にご報告していただき、大変よい例会づくりが出来たと思っています。しかしながら、その反面、例会の会員参加率は、目標の30%を達成することが出来ず、反省点となっています。 このほかにも、高島ブロックにおいて、定期的に例会を開催し、高島地域の会員数は20名を越え、また、会員基礎講座の定期開催や支部運営委員会での経営課題報告、例会報告者の事前打ち合わせを兼ねた企業訪問活動、合同増強デーの開催などさまざまな取り組みを行う中で、会員相互の交流と学びと仲間づくりをさらに深め、支部会勢は、組織活性化委員長の高い志と行動が牽引力となり、昨年度より38.5名の増員の仲間づくりを行なうことが出来ました。 また、更に『良い地域社会』にしていくための、地域の中学校の「職場体験学習」や「障害者の自立支援」などの活動も少しずつではありますが、活躍の場を更に広げることができたと思っています。 会員の皆様、また運営委員の皆様、この一年間ありがとうございました。

2007年度会員増強結果 ◆入会38.5名 ◆退会18名 ◆増減+20.5名 ◆会勢191名(期首168名)

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