方針と総括2010

スローガン

「学びから、激動を乗り切り、成長、発展につなげよう」
~同友会活動の原点にもどり、原理原則を学び、仲間つながりから成長発展を可能に!~

ここに改めて文章にするまでもなく、大変な不況が続き、底も見えていない現状です。

厳しいときだからこそ、良い会社をつくり、良い経営者をめざして学びましょう。大津支部の会員全社が学び続け、高付加価値が生み出せる地域を造り上げていきましょう。

社会構造・産業構造が変わり、日本のGDPの世界国別順位が変わり…、私たちは、急激な歴史の転換期のまっただ中にいると認識しています。数十年後に振り返ってみると、2010年代は激動・変革の時代だったのだなと振り返るような今を生きています。急激な転換期だからこそ歴史に原理原則をしっかり学び、その学びの中から新しい分野・産業を生み出す力が生まれ、その力が既存の分野の成長・変化・高付加価値創造も可能にしてくれます。

いっそうの学びに重点を置き、毎月の同友会への参加率30%(会員45名)、ゲスト参加のべ50名(大津30名・高島20名)、210名会勢(大津160名、高島ブロック50名)達成を本年の目標にします。

また、一方で良い経営環境をめざそうという側面からは、同友会活動の目標として、10年近く学び続けてきた中小企業憲章の制定と中小企業振興基本条例の制定に向けても活動を続けていきます。

過去31年の大津支部の歴史、活動を振り返り、同友会の理念と活動を学び、会員の企業に成長・発展のヒントが感じられる1年にしましょう。

重点課題

1)高島ブロック会勢50名を達成し、支部にする。
2)会員相互の顔が見える、研究グループ会活動の活性化と例会の活性化と参加率アップ。
3)ゲスト参加の敷居を低くし、同友会活動を広く知ってもらい、大津160名会勢を実現する。
4)中小企業憲章と中小企業振興基本条例の学習会。

運動計画と活動目標

1)<高島ブロック会>
高島ブロック会では、元気な地域づくりを担う支部発足のために「会員数50名」を達成いたします。そのために、活動の主体者となるブロック運営委員会を毎月定期的に行い、地域企業の経営者や経営幹部をゲストとしてお誘いできる魅力ある“ブロック例会”を開催いたします。

また、地域の会員の交流を深め、更なる同友会運動推進のために「経営基礎講座」を行います。

組織づくりを強化するためにも、理事会や専門委員会への参加、「経営指針」や「共育」などの活動、同友会の全国行事にも、多くの会員が参加していただけるように働きかけます。
また、今年度は新たな取り組みとして、「経営能力向上」研究グループ会を立ち上げます。

2)会員相互の顔が見える研究グループ会活動の活性化
<研究グループ会>
研究グループ会活動は例会と合わせて同友会活動の両輪とします。従来と同じく、経営課題の報告は例会で行いますが、1昨年から動き出してきた5つの研究グループ会活動を再編成し、本年も5研究グループ会で会員が自由に学べる活動をめざします。

それぞれの研究グループ会は年5回~6回以上の活動を自由な発想でします。大津支部の会員は1つ以上の研究グループに所属して、研究グループの正副長がとりまとめの中心となっていきます。
①経営技術を会員のプロに学ぶ 《大津支部独自》(飯野副支部長担当)
強い会社をつくり、経営を安定させるために、マーケティング・財務強化・保険ほか、助成金・補助金を含めた勉強会を開催します。それぞれの専門分野の会員に講師になってもらい、科学的な経営ができる経営者をめざして勉強します。
②異業種交流会《新産業創造委員会》(飯野副支部長担当)
好評だった自社アピールプレゼンテーションや第2創業・新規事業への広がりを目指して交流を中心に活動します。同友会の会員がお互いの仕事を知り、同友会理念を共有する仲間で地域へのお役立ちを探ります。
③経営指針《経営労働委員会》(支部長青木担当)
経営指針を創る会OBと経営指針(理念・方針・計画)を作成したい会員への勉強会。経営指針とは何かを堅苦しくなく学び、発表してもうまく動かない、発表できないなど、PDCAを循環させる方法を探り、経営革新プログラムの活用方法も勉強します。
④福祉ネット《ユニバーサル委員会》(後藤副支部長担当)
貧困問題、少子高齢化、人口の都市部への集中、ライフスタイルや就労環境の変化等に伴う高齢者・障害者の介護・福祉、共働き実現、青少年・生涯教育、まちづくり・まちおこし等々、福祉という視点から勉強します。
⑤地元大津の資源を学ぶ(後藤副支部長担当)
歴史ある大津の良さを知り、大津固有の財産(歴史・観光・農林水産業他)を学びます。第1次産業から第3次産業までの連携を勉強します。地域の特性を情報発信できる方法や企業連携、新規事業を探ります。中小企業振興条例制定や1%クラブもここで推進します。
⑦経営能力向上(永井直前支部長担当)
高島での研究グループ会です。同友会的な経営とあわせて経営能力向上を探ります。
・会員基礎講座<永井直前支部長担当>

同友会に入会しても同友会のことがあまりわからない、経営指針を創る会未受講の会員、それ以外でも経営課題解決のために勉強をしてみたいと思う会員対象です。

3)例会の活性化と参加率アップ
<例会>《例会委員会・組織活性化委員会》
 原則第3木曜日に大津びわ湖館で実施し、支部内報告者で2-3名、県内支部報告者1-2名、外部講師1-3名を招き、経営課題報告とグループ討論を行います。経営課題報告のみを小グループで行うような経営課題報告のない例会も企画します。昨年度から提案のあった例会前の会社紹介プレゼンテーション等、例会の内容や開始時間等も十分検討します。

<例会委員会>《例会委員会》
例会委員会は設置せず、2名の正・副委員と三役会で例会企画を発案し、運営委員会で検討、運営委員が分担して実施する仕組みに変更します。例会委員2名は県の例会委員会に参加お願いします。

<組織活性化委員会>《組織活性化委員会》(支部長担当)
組織活性化の要「増・強」の「強」については運営委員と研究グループ会活動のメンバーによる例会参加の呼びかけにより強化します。「増」を中心に企画する組織活性化委員を2名の正・副委員と運営委員の力も借り、広く同友会の活動を会員外にも広めていきます。組織活性化正・副委員2名は県の組織活性化委員会に参加お願いします。

<三役会>
直前支部長・支部長・副支部長・組織活性化委員2名、例会委員2名で構成されます。理事会を受け、支部運営委員会に先立ち、事前討議を行います。

<運営委員>
運営委員会は三役と研究グループ会の正副長が兼務し、他の研究グループ会が何をしているのかわかりやすい、風通しの良い支部活動をめざします。運営委員会を月1回開催し、毎月の同友会参加率30%(45名)の目標に参加しやすい支部活動を探ります。

地域作りの担い手として、従来より支部として取り組んできた「中学生職場体験学習の受け入れ」「大学生インターンシップ」「障がい者の自立支援」「障がい者雇用」には本年も積極的に取り組みます。
《 》内の名称は関連ある県・本会の組織名称です。


大津支部2010年度活動報告

2009年度は「創ろう!新たな企業価値・担おう!幸せのみえる地域社会」~学びあい活動の輪を広げ、企業の継続と発展を実現しよう~をスローガンとして、活動に取り組みました。

例会は、定時総会の八坂 豊 氏((株)奈良ロイヤルホテル 代表取締役)から『あきらめず、“経営理念”を語り続ける~経営破たんした会社の再建・そして明日への挑戦~』というテーマでの記念講演で、「創意と自主性の発揮できる企業づくり」を深めることから始まり、滋賀県障害者雇用促進セミナー事業の後援で、大槻裕樹 氏((株)大槻シール印刷 代表取締役社長)に『社員の能力を引き出すことが社長の仕事~障がい者雇用で見えてきた人が育つ経営~』、丸山 博氏((有)第一コンサルティング・オブ・ビジネス 代表取締役社長)には、『自社の維持発展と競争力の強化に今何が必要か?~デフレ時代を勝ち抜く経営のヒント~』をご講演いただく中で、会員経営者と社員が共に参加して熱心にグループ討論いたしました。

また、他の6回の例会では、会員相互の学びあいを深めるために、会員経営者の経営姿勢や自己変革、経営戦略、社員共育、事業創造、危機管理のあり方などを論議しあいました。
高島支部設立にむけた高島ブロックにおいては、西川喜代治 高島市長との懇談会から始まり、梅村勝久 氏((株)梅久 代表取締役、アドベリー生産協議会会長)に「地域と共に歩む企業の実践事例」や海東英和 氏(合同会社リボーン 代表社員、前高島市長)に、「新しい連携で始まる食と環境ビジネスにかける思い」をお話いただきました。

特に、高島市・高島商工会の後援を経て開催した、二度の実践経営報告会では、滋賀県中小企業家同友会代表理事 蔭山孝夫 氏(滋賀建機(株) 会長)から『失敗から学ぶ、これからの企業存続の条件~実業36年の経験から強じんな企業づくり、人育てを語る~』を、また、ご先祖が高島出身の近江商人で創業138年になる老舗酒造業の5代目社長の村井良隆 氏(㈱あさ開 代表取締役、岩手県中小企業家同友会 代表理事)に『激変の業界を逆手に市場を創造~“あきらめ”の向こうに明るい未来がある~』というテーマで、多くのゲストをお招きし、中小企業経営のあり方を深め合いました。このほかにも五回、会員経営者の経営報告例会を開催いたしました。

支部活動を支えるために運営委員会・例会委員会・組織活性化委員会、会員基礎講座の定期開催で、同友会運動の学びと仲間づくりを議論いたしました。

更に会員相互の交流を深め「例会を補完する身近な親睦交流の場」及び「会の参加率を高め、会を活性化する」目的で、5つの研究グループ会①経営技術②異業種交流③The後継者④福祉ネットワーク⑤共育を自主的な運営で開催いたしました。このほかにも、ここ近年の支部活動として、地域の中学校の「職場体験学習」や「障がい者の自立支援」などの地域活動にも、積極的に関わってまいりました。
しかしながら前向きな方針や活動のその反面、毎月の例会の会員参加率は目標の30%を大幅に割り込み、新たな会員のお誘いも進展させることができませんでした。

今後も私たちは、“経営者と社員の共育ち”を図り、中小企業の社会的存在意義を高め社会的使命感に燃えて事業活動を行なう“人と組織”づくりをめざし、“地域の暮らしを守り”「幸せのみえる社会」を築いていく活動を続けてまいります。会員の皆様、この一年間ありがとうございました。

2009年度会員増強結果
◆入会13.5人 ◆退会19人 ◆増減△5.5人
◆会勢166人(期首169人)

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