方針と総括2012

スローガン

「強靱な自社をつくり、地域社会に貢献し、活動の輪を広げよう!」

~大津市中小企業振興基本条例の制定をめざし、
自社の存在意義を問い直そう~

中小企業振興基本条例への働きかけと会員企業の活性化

産業の空洞化がいよいよ現実のものとなってきております。大津は士業、サービス業が多く、外需に頼らない経済構造をめざしやすい環境にあると思いますが、外部要因が徐々に大津の地域経済にも影響をあたえ、いよいよシャッター通り商店街、住民が少ない街が現実のものとして感じられるようになってきます。幸いにして、大津市は県庁所在地でもあり、他の地方都市よりは疲弊感が少ないです。まだ、余力があるうちに「強靱な自社をつくり、雇用を増やす」取り組みを大津支部として取り組んでいきたいと思います。

歴史ある大津の文化と自然を大切にし、さまざまな地域の文化・伝統を継承し、中小企業の責任と役割、大企業・市民の役割も明記し、未来に向けた「大津市中小企業振興基本条例」制定に向け、他団体とも連携しながら2年後に制定をねらって動いていきたいと思います。

これらの活動を通して同友会の輪を大きくし、良い経営環境をつくるための活動ができる同友会を作ろうと思います。運営委員会の役割も定め、運営委員さん自らが人を大切にする良い会社を作り、良い経営者をめざして実践する1年間にしましょう。


基本方針

1)例会の充実…公開例会・外部対象のビッグ例会など、年に2~3回は会員増強月間と併せて企画 原則・・・毎月第3金曜日に設定

2)会員の意志による研究グループ会活動の活発化と再編

3)経営基礎講座等ノウハウ論の展開と経営指針を創る会の入門・フォロー講座

4)運営委員会の役割をはっきりとし、動きやすい組織づくりから呼びかけにつなぐ

5)新入会員にわかりやすい同友会と支部づくり

6)運営委員が同友会の理念をしっかり理解できる会づくりをする

7)大津市中小企業振興基本条例制定に向けての学習会を開催


目標

1)例会参加率25% 40社 ゲスト参加を含め50人例会の開催

2)年間活動計画予定の早期決定と検討中のことまでを含むタイムリーな広報活動

3)事業担当役員により支部の士業さんの特性を活かし勉強会を月1回開催

4)例会・事業・勉強会・イベント・研究グループ会を通じて、支部会員が何らかの形で関わる会づくりで支部会員の50%が何らかの形で同友会に参加

5)新入会員歓迎担当役員の設置 新入会員さん参加率80%目標

6)運営委員会での定期的な勉強…年1回以上の研修会と年2回のグループ長研修

4)会員増強目標(会勢の到達目標)ゲスト参加者リスト30名目標 3月末目標162名

  退会率4%以内 新入会者16名 純増10名+ゲスト参加10名

高島ブロックの活動

1)スローガン 私たちの本気の思いを高め、繋げ、行動しよう!~指針経営の浸透、実践に向けて~
2)基本方針

閉鎖的な地域は私たちの考え・行動から来るものであること、その解決策は広い視野を持ち、多くの人や企業、団体、行政と繋がり、学びを深め、社員と共に事業を盛り上げて行くことが地域を更に元気にさせることと考え、今年度は今までの活動を更に深め、より実践に即した学びの場として会を運営して行きます。

3)活動計画

①例会を更に充実させます

年間9回の例会は、経営指針と社員共育の実践をベースに、会員の経営体験実践報告(年3回)BIG例会(年2回)、社員参加型例会(年2回)、大津支部との合同例会(年1回)、さらに中小企業振興基本条例を深め、元気な高島づくりをめざして行政参加型例会(年1回)を企画・運営いたします。例会は運営委員会でテーマと担当を決め、企画・打ち合わせ・案内・準備まで一貫して自主運営し、会員の参加率は常に50%以上を目指します。

②経営指針による経営実践を目指します

経営基礎講座と経営能力向上研究会の目的を、指針経営による経営を深める場として今一度見直し、経営指針を創る会受講生候補の会員には予備校として、受講した会員には指針経営の実践編として毎月1回、1年を通じて自社へ落とし込める学びの場として企画・運営をいたします。

経営指針を創る会(第32期・33期)への受講生参加(目標計3名)、OB団参加(目標計5名)を進め、科学性・社会性・人間性の観点による経営指針づくりと実践を広げます。

③運営委員会での共育ちを進めます

運営委員会を毎月開催し、役割分担を明確に自覚と責任ある活動を展開します。経営課題報告を行い、同友会運動と企業経営を車の両輪・不離一体となるように、相互研鑽を進めます。経営指針を創る会や社員共育活動への参加を運営委員自らと会内に広げます。参加率は70%を目指します。

④研究グループ会活動

・高島の特産を使って開発した商品“アドベリーフラッペジューレ”“とんちゃんピタ”のブラッシュアップと高島での定着化、そして更なる新商品の開発を行います。
【ものづくり研究会】

・高く、広い視野から物事を見ることを常にできる人間に成長するため、いま日本や世界で起こっていることや過去の歴史を映像や書籍を通じて学ぶ場を毎月1回行います。【高島自由塾】

・「こんな学びがしたい」「同友会でこんなことをしてみたい」という会員の要望を取り上げ、提案者を主人公にした研究グループ会活動を行ってまいります。

4)ブロック会勢45名を目指します!

良い会社をつくりたい、良い経営者になりたい、笑顔があふれる高島をつくりたいという私たちの本気の思いを高め、繋げ、行動しましょう。同友会活動に夢と希望を託し、学びと実践の主人公を増やし、仲間が新たな仲間を広げることで45名の会勢を実現し高島支部設立の基盤を固めます。

大津支部中期方針 VISON 2015-210 と計画》

【中期方針(3年~5年)
・・・支部長が交代しても継続して中期計画・長期計画を目指せる組織づくり)】

1.会員企業が地域で信頼され、あてにされる大津支部を目指し、強靱な企業になるための学ぶ機会を提供します。(強靱な企業とは何か?という議論も必要です)

2.会員が自発的に同友会を動かす『自主・民主・連帯』を具現化した支部にします。

3.経営指針成文化運動を推し進め、過半数の支部会員が成文化後の改訂をし続けています。

4.同友会だからこそできる活動(同友会の存在意義を議論し、同友会がほかの団体と違う点、企業でいうなら差別化)をしっかり行える支部づくりをします。

5.会員にわかりやすい組織づくり、広報を心がけ、退会の少ない支部づくりを目指します。

6.大津市中小企業振興基本条例(仮称)が制定されて、中小企業の地位が確立、中小企業も自覚と責任を持つようになっている地域づくりを推進します。

【目標】
1.同友会の会員数が200名を越え、同友会理念が会員の過半数に理解され、浸透している

2.例会と研究グループ会も含め、種々の行事に過半数の会員が参加する支部運営ができている

3.商工会議所・大津市・県の他団体でできるような活動は精査してできる限り重複しない活動を心がけたい。スクラップアンドビルドを毎年行う。

4.本質論とノウハウ論の両輪で運営委員の数が会員の20%以上になり、各世代のバランスも改善されている。

5.中小企業振興基本条例(仮称)が制定される中で勉強会が十分に行われていることと、中小企業振興会議(仮称)によって制定の精神が実行されている。

6.経営指針書が作成できるから入会してくるという会員を増得てきています。

7.起業家である若手経営者の力になれると同時に、後継者問題を抱える企業にとっても魅力ある組織になっている。

【会員数目標(必達目標)】

大津支部2011年度活動報告

1.「強靱な自社をつくり、地域社会に貢献しよう」

をスローガンに例会の充実と会員がわかりやすい支部作りに取り組みました。4月の支部総会では赤石中同協相談役をお迎えし、「幸せの見える社会」~地域づくり・企業づくり・同友会づくり~について深く学びました。

6月例会では近江化成工業(株)の小林専務さんの報告「未来は自分たちでつくる」経営指針書作成で見えてきた自社の広がりについて勉強しました。7月には滋賀建機(株)取締役蔭山啓介さんから「次代の経営者に必要とされる理念と行動とは」と題して、行動する若手経営者の頼もしい活動的な姿を拝見しました。8月には本当に無理をいって同友会の廣瀬専務理事より「明日から実践できる“伸びる会社の共通点”」と題して、専務さんの20年以上の体験を報告していただきました。9月の研究集会のあと、10月は安心コンサル(有)加賀山さん、(株)ビルドアップ林田さんから「同友会1年目で見えた自社の経営課題」という大変すばらしい報告をいただきました。10月までは原点に戻り、「経営指針書作成運動」の重要性を勉強いたしました。11月は税理士法人北浜・神原会計神原さんから「海外駐在で見えた日本企業の魅力!!」についてお話しいただきました。12月は (有)クエストセブンの南さん、Geo-Design一級建築士事務所(株)の小菅さんから「新サービスと共に理念(思い・想い)を届ける」を。2月には(有)西常商店の西村 常博さんより「後継者は何を引き継ぎ、新しい時代を創るのか!!」~老舗企業の後継者としての苦悩とプレッシャー~」。3月は大津市、大津商工会議所、大津北商工会、瀬田商工会より後援をいただき、「1ドル50円時代における中小企業の生き残り策~中小企業連携の時代~」と題し、浜矩子さん(同志社大学大学院 ビジネス研究科 教授)より講演をいただきました。

例会の参加率25%をめざして活動しましたが残念ながら達成できていません。参加率は若い会員さんを含めて、徐々に上がってきており、来年度こそ達成しようと思います。

一方、研究グループ活動では坂田代表理事を中心として伊藤さん川下さんが活動される「南比良同友の森」の活動でCO2削減の功により滋賀県から表彰を受けました。中小企業も集まれば大企業以上の社会貢献ができる実践としてとても誇りに思っております。他にも山口さんがグループ長の「若手経営者のためのマネージメント研究会」ではジャンルにとらわれない幅広いグループ会活動を行っています。グループ会での学びが同友会の本質の学びへとつながり、良い社会環境を作る源流になるものと期待しております。乾さんの「へそ日本」は自主的グループ会のお手本のように地道な勉強会を続けておられます。南さんのIT利用も大変好評でした。そのほかの研究グループ会活動は小さくなっておりますが来年以降も「自主的な活動」をお願いしたいと思います。

増強と会員の勉強会をかねて本年度は(株)松尾自動車部品の松尾さんの本当にありがたいご紹介により瀬田商工会をお借りして「経営基礎講座(会社・お店を元気にする5つのステップ)」を開催いたしました。講師をご担当の会員の皆様には御礼申し上げます。

運営委員会・例会参加率等数字上は目に見えた改善とはなかなかいきませんでしたが運営委員会での勉強も始まりだし、来年度へ明るい日差しが見えて来ています。

2.会勢報告

会員数150人(目標152人) 入会14.5人 退会14人 退会率9.3% 純増1人(期首149人)

3.高島ブロック会の活動

学び合う仲間も過去最高の会勢となり、会員の経営課題解決を目指して共に学び・元気な企業を増やすべく、運営委員を13名体制にし、例会、経営基礎講座、経営能力向上研究会、指針を創る会OB会に担当を決めて取り組みました。

例会づくりでは、月ごとに担当運営委員の事前訪問による打ち合わせが行われ、自主運営が進み、会員参加率も50%を越え、経営幹部の参加も増えてきました。

研究グループ会活動として、ものづくり研究会は2011高島産業フェア(11月23日)に地元食材を使った新商品を出典・販売をしました。また、有志の仲間が集まって、広い視野から物事を見る目を養う学びの場として高島自由塾を行いました。

会員の延べ参加率は70%。他の支部に比べるとは高い水準ではありますが、さらに呼びかけ、気付きを広げたいと思います。

しかしながら、地域と中小・零細企業を取り巻く環境は一段と厳しさを増し、経営上の理由等で何人かの退会者も生まれました。

また、学びを深める会員とそうでない会員との温度差や、学びが充分に自社経営に活かされていない状況から、会員内外からも“仲良しクラブ”的な見方をされてしまっていることが、同友会の価値や仲間づくりを妨げている一因になっているようです。学んで実践し成果を出す会活動に向けて、今後の課題と認識いたします。

会勢◆入会5.5 人 ◆退会4人 ◆増減プラス1.5人 ◆会勢35人(期首34人)

各例会の詳細および報告・講演の記録はこちらでどうぞ

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