滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-新産業委員会-

第6回アジア視察研修会~ラオスとタオ視察を振り返って~

新産業委員会 委員会レポート

第6回海外ビジネス研究会@ラオス&タイを振り返って。
株式会社 お米の家倉 家倉敬和
1、自身の領域が拡がる経験
これまで何度か海外は訪れているが、あくまで自分の興味や判断基準内で行き先や体験を選んできた。(具体的には、知名度、身の安全が保障されそうな国、最新のデザインや建築など。)そんな私にとって、「ラオス」は自身の判断基準では縁のない国であった。“メコン川縦断クルーズ、少数民族に会いに行く、海外の農場視察、ドライバーをチャーターして超ローカルに入り込んで行く。”一人旅では絶対味わえないワクワク、日常のあらゆる当たり前を超越した環境下での視野や語らいの時間は、これまで自分自身になかった感性を刺激するものとなった。先輩との対話も至極の時間であった。日本での関係性では開けない心の開度はとても開放されたもので、一気に距離が近くなったように感じる。日本では、身にまとうものが多過ぎて気がついたら色々なもので武装している。その武装(立場や鎧)を脱ぐには相当な時間や条件があると感じるが、海外とりわけ便利でない状況下においては、武装は意味をなさない。それが、生身の一対一での素直で飾らない対話を生み出す源泉ではないだろうか。感謝。

2、海外ビジネスが身近に
これまで海外でのビジネス展開に対して、自分には絶対無理!が頭にはびこっていた。今回、その一番の原因は、単純に“知らないからイメージできない”であることを実感した。社会(業界)が抱える課題やニーズは何か、解決のポイントは何か、その解決策は国内にあるのか、海外にあるのか。そして、最後はやるかやらないか。
辻さんの和やかでイキイキされている様もプラスイメージに働いた。現地のビジネスパートナーであるコンサルタントや契約農家と終始にこやかに過ごされる様は、互いを尊重し、目的を達成するためにそれぞれが役割を果たすという、何ら日本と変わるものではないビジネスの共通項であり本質であった。

3、ビジネスモデルを意識
現在、日本で農業生産を主に事業を行なっている。海外農場を視察させていただき、弊社のビジネスモデルは?という概念を無意識化してしまっていることに気付き、焦りを覚えた。“ラオスで農業経営するなら”を考えた時、弊社のビジネスモデルが成立しないことに直面したからである。「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」。海外という俯瞰で自分を見易い環境に身を置いたとき、初めて見えるものがありわかることがあることを改めて感じる機会なった。