過去ログ

2010年度以前の記事

滋賀同友会
携帯からも最新の
情報が見られます。

記事一覧

トップ > コラム > 湖南支部

湖南支部 6月例会予告レポート1 報告者「滋賀学園安居校長先生」

参加者 北野支部長・井内・笠井・石川・赤井・坂口・矢半田・中村(敬称略)

6月例会の報告者は滋賀学園安居校長先生です。
お伝えしたいことが多すぎるので、2回に分けてレポートしたします。

滋賀学園は、選抜の県勢13年ぶりのベスト8で注目されましたが、
今回報告をお願いしたきっかけは、昨年放送されたヒューレットパッカード社のPCのCMでした。

導入事例として滋賀学園の生徒の様子、先生の感想が全国に紹介されました。
これを仕掛けたのが安居先生です。

CM(=広報活動)は本来「外」に向かうものです。でもこのCMを見た生徒はどう思うでしょう。

先生は?父兄は?

「うちの学校出てるやん」「ちょっとカッコええやん」「うちって凄いことやってんのちゃう」

これほど生徒のモチベーションを上げる手段はないと思います。

滋賀学園の生徒であることに誇りを感じるのではないでしょうか。
また、どんな説明よりも学校が取り組もうとしている方針が明確に伝わります。
これをタダでやる。スゴイ仕掛けです。

先生は生徒に人として尖がることを求めておられます。
第一、先生の言葉が尖がっています。先生はいわゆる雇われ校長で、創始者であり、大きな決定権を持つ理事長がいらっしゃいます。

打ち合わせの中でその学校の運営に対する様々な提案が次々に出てきます。
なぜ先生はこんなことが言えるでしょうか。言えるようになったのか。

それは、先生の物事の見方、判断基準が「自分」ではなく「相手」や「みんな」、
「学校」さらに言えば「滋賀学園だけではなく日本の学校教育」にあるからです。

「自分」を基準に置けば、56才の先生はそれなりの実績があり、上からも認められているのだから、
今の調子で定年までという考えがあってもなんの不思議ではありません。

でも先生はさらに尖がろうとしています。いつか滋賀学園の枠を超えるんじゃないか。
その時には滋賀県という枠もとうに超えていらっしゃるでしょうが。


先生の判断基準が「自分」から「相手」や「みんな」になったか。今回の報告でお聞きください。
絶対、ワクワク、ドキドキの6月例会「ワク熱!安居教室」のご参加ください。

(中村委員)

湖南支部 6月例会のご案内
2016年6月21日18:15~20:30 会場はクサツエストピアホテルです。
お申し込みはこちらからお願いいたします!

ゲスト参加も大歓迎です!参加登録は下記URLからお願いします。
お申し込みは、こちらから!

湖南支部 湖南6月例会のご案内

滋賀県中小企業家同友会 湖南6月例会は、
滋賀学園 中学・高等学校学校長 安居長門氏氏を報告者お迎えして開催致します。

ゲスト参加は大歓迎です!! 参加登録は下記URLよりご登録下さい。
https://shiga.e-doyu.jp/s.event/showDetail.html?init&eid=528151

滋賀学園といえば、今年の春の選抜高校野球、県勢13年ぶりのベスト8を思い浮かべる方が多いと思いますが、昨年からヒューレットパッカード社のPCのコマーシャルに何度も滋賀学園が登場しているのをご覧になった方もいらっしゃると思います。その仕掛け人が、安居先生です。


6月例会では、前半で教育に求められるものと学校の役割。後半でその中で滋賀学園、安居先生が目指すものをお話しいただきます。

第1部「いま問われている学校役割」


日本の教育が変わろうとしています。変わることが求められています。「教える」から「学ぶ」へ。生きる力・生きる智慧を生徒自らが学び取り、身に付けることが求められています。

第2部 体験「ワク熱! 安居教室」


今年の滋賀学園の入学式は、午前午後の2部制で行われました。午前中は式典。午後は「ワク熱! 安居教室」。ネクタイを外し。インカムを付けた安居先生が、スクリーンの映像とともに入学生に語り掛けます。「ワクワクしてるかい」「未来の仕事はどうなってる」「この学校でどんなことを学びたい」・・・

「Real Life and Street Smart」安居先生のメッセージです。


湖南支部 6月例会のご案内
2016年6月21日18:15~20:30 会場はクサツエストピアホテルです。
お申し込みはこちらからお願いいたします!
https://shiga.e-doyu.jp/s.event/showDetail.html?init&eid=528151

湖南支部第36回総会、記念例会を開催しました。

5月24日火曜日、クサツエストピアホテルにて、湖南支部36回目となる定時総会を開催しました。

ファイル 1603-1.jpg

 15年度活動報告の後、16年度新運営委員を選出し、昨年に引き続き、北野裕子氏(㈱エフアイ代表取締役社長)が支部長として選出されました。

「昨年は急な支部長をまかされて、何をどうしたらいいか戸惑いがありました。
しかし、周りの素晴らしい役員方のお陰で、素晴らしい活動を行うことができました。
今年は2年目ということもあり、ある程度支部長という役目に慣れてきましたので、最初から全力で活動していきたいと思います!」
という力強い所信を頂きました。

 総会議事の後は記念例会が開催されました。
報告者は、今年度より滋賀県中小企業家同友会青年部幹事長に就任されました。石川 朋之氏 ㈱HONKI 代表取締役に「強い想いは国境を超える~300キロオーバー、0.1秒を争う世界で育った元バイクレーサーの飽くなき挑戦~というテーマで報告して頂きました。

ファイル 1603-2.jpg

石川氏のレーサー時代の経験が今の経営に繋がっているということ。
仲間を信じる大切さや、社員が同じ目標を向き、力を合わせて行動して行くにはどうすればよいか?
バックエンド思考を生かす方法
石川式採用方法!
ドバイの話など、盛りだくさんの報告でした。

ファイル 1603-3.jpg

石川氏の笑いあり、涙ありの素晴らしい報告を聞き、参加された方々は学びの多い例会だったと思います。
湖南支部2016年度最初の例会に相応しい報告でした!!
また青年部幹事長に就任され、今後の青年部も非常に楽しみです!

2016年度に入り、益々勢いを見せる湖南支部!!
素晴らしい2016年度になることが期待できる定時総会となりました!!

ファイル 1603-4.jpg

記MR

2016年度湖南支部役員一覧
ファイル 1603-5.png

※湖南支部第36回定時総会に配布させて頂いた、総会資料に何箇所か間違いがありました。
大変失礼致しました。

修正点
総会資料P5 ・研究グループ委員長→研究グループ会委員長
      ・研究グループ副委員長→研究グループ会副委員長

総会資料P8 ・6.例会の構成~→ 7.例会の構成~

総会資料P9 ・中小起業家同友会 → 中小企業家同友会
  ・1979年に設立せれ → 1979年に設立され

総会資料P11 ・研究グループ委員長 → 研究グループ会委員長
  ・1016年度 → 2016年度

湖南支部・甲賀支部合同3月BIG例会

湖南支部・甲賀支部合同3月BIG例会は、studio-L代表 コミュニティデザイナー 山崎 亮 氏より『コミュニティデザイン』
 -人と人がつながる仕組みをデザインする-」をテーマに報告していただきました。会員ゲスト他、121名が参加しました。

まず甲賀支部長 (有)ワークロード 代表取締役 川崎 博治氏より開会の挨拶を頂きました。

ファイル 1569-1.jpg

そして次に湖南支部入会式が行われました。北野支部長より歓迎を込めて、同友会のバッジが贈呈されました。5名の方、これからどうぞよろしくお願い致します!!

ファイル 1569-2.jpg

そして、studio-L代表 コミュニティデザイナー 山崎 亮氏より『コミュニティデザイン』-人と人がつながる仕組みをデザインする-」をテーマに報告が行われました。

ファイル 1569-3.jpg

ファイル 1569-4.jpg

報告者の山崎氏は、風邪をひかれたとのことで、高熱を5種類の薬で抑えの報告となりました。体調の悪い中でもテンポ良く、引き込まれる報告でした。
重要な立場の方は、風邪で仕事ができないと大きな損失となるので、アメリカでは立場が上がれば上がるほど、しっかりと手洗い・うがいをされるとのことで、ご自身の油断を自虐的に話されていました。

最後に湖南支部長 北野 裕子氏 (株)エフアイ 代表取締役社長よりお言葉を頂き、湖南支部・甲賀支部合同3月BIG例会を閉幕しました。

参加人数121名というまさしくBIG例会を開催することができ、山崎亮氏のすばらしいお話を聞くことができました明日に繋がる多くの学びを得たBIG例会だったのではないでしょうか。

ファイル 1569-5.jpg

湖南支部 運営委員 ユニバーサル委員会委員長 田井 勝実

湖南支部2月例会! 【「社長!そんなやり方じゃ人は採れません!~労働人口激減社会をどう乗り越えるか~】

湖南支部2月例会では、「社長!そんなやり方じゃ人は採れません!~労働人口激減社会をどう乗り越えるか~」をテーマに参加者63名の中行われました!
報告者は滋賀県中小企業家同友会会員である。
小森 俊彦氏 (株)ビイサイドプランニング 専務取締役
玉置 泰弘氏 タマキ社労士事務所
岩泉 匡洋氏 日本ヒューマンリソース(株) 代表取締役
の3方にミニ講演をして頂きました。

ファイル 1572-1.jpg

まず、恒例の新入会員紹介が行われました。
辻本 康雄氏 湖東開発(株) 専務取締役
青山 裕史氏 油藤商事(株) 専務取締役
のお2人が新入会員として北野支部長よりバッジを贈呈されました。
辻本さん、青山さんどうぞこれからよろしくお願いいたしますm(_ _)m

ファイル 1572-2.jpg

新入会員紹介後。
小森 俊彦氏 (株)ビイサイドプランニング 専務取締役
テーマ:「自社の魅力はこう伝えろ!(良い求人のつくり方)」

岩泉 匡洋氏 日本ヒューマンリソース(株) 代表取締役
テーマ:「イマドキの求職者と失敗しない面接」

玉置 泰弘氏 タマキ社労士事務所
テーマ:「従業員の定着のために」

それぞれミニ講演をして頂きました。

ファイル 1572-3.jpg

3名の方の講演の後は。
コーディネーターの上田 泰史氏 (株)大津給食センター 専務取締役も加わり。
4名でのパネルディスカッションが行われました。
参加者からの質問を元に行われたパネルディスカッションは突っ込んだ質問もあり、大いに盛り上がり、たくさんの学びがありました。

ファイル 1572-4.jpg

参加者からは、すごく学びのある例会だったという意見が多く。
これからの採用という切り口で学びの深い例会になりました。

採用のプロの方々の貴重な意見を聞くことができ、すばらしい湖南支部2月例会にすることができました。

ファイル 1572-5.jpg

記:MR

湖南支部 12月例会開催 三日月知事『すべての人に居場所と出番のある社会の実現に向けて』

湖南支部12月例会は、滋賀県知事 三日月大造様を報告者にお迎えし、BIG例会として開催致し、会員ゲスト他、81名が参加しました。
ファイル 1541-1.jpg
 知事が一団体のそれも支部でご講演頂けるとは、大変光栄なことです。これまでの同友会活動に対してご理解いただき、また周囲の批判の可能性を恐れずご参加頂いたこと、本当にありがとういました。
ファイル 1541-2.jpg
 ご報告は『すべての人に居場所と出番のある社会の実現に向けて』というタイトルです。
人口減少に伴う労働人口の減少は、地域経済に大きな影響を与えるとともに、地域社会の崩壊にもつながりません。
今年度、滋賀県も人口減少に転じます。13の市町村では既に人口減少が進んでいます。
三日月知事は、この人口減少を前向き捉えられ、人口が減少するからこそ、自然豊かな滋賀県の風土を生かす良い機会だと言われます。語弊の無いように、人口減少を望まれているわけではありませんし、少子化対策にも力を入れられています。
人が人として自然長調和して暮らして行ける社会を共に目指して行きたいと思います。

 具体的な施策としては、『人』にフォーカスした内容が中心になります。
 2024年の滋賀国体(彦根をメイン会場)に向け、ハードの整備と共に、様々のスポーツにもファーカスした『人』の育成を目指されています。例会当日もこれまでマイナーとされていすスポーツ選手を県庁に招かれ、メディアにPRされていたとのことです。スポーツと文化で滋賀県をもっと盛り上げて行くとのことです。
ファイル 1541-3.jpg
 働きづらさを抱えた人の働きたいを実現するための施策を5項目挙げられています。
その一つは、女性活躍の推進、一人親家庭の就労支援、若者の就労支援、中高年の就労支援、犯罪歴のある方の就労支援。
女性活躍の推進では『イクボス』制度の活用で企業にも育児への配慮を促す制度が動いています。母家庭の労働世代の就労希望と実就労との乖離が少なくなることを期待しています。専門知識が必要な営業の仕事ですが、当社もそんな方が働ける環境を作っていきたいと思います。

 少年犯罪歴のある子供たちの多くは、家庭環境に問題を多く抱えており、まず『住む所が無い』そして『仕事が無い』だから『出番が無い』。里親の充実や県庁での就労(期間社員)として就労させ、社会と共に生きる力を学ぶ場として提供されています。
ファイル 1541-4.jpg
就労人口の低下の対応としては、働きづらさを抱えた人の活躍が必要です。2019年秋には、働きづらさを抱えた人の就労を考える『全国障がい者問題交流会』を開催致します。
それまでに、三日月知事の重要政策の実現に向け、率先して取り組んで行きたいと思います。

湖南支部 運営委員 ユニバーサル委員会委員長 田井 勝実

湖南支部 10月例会開催しました

 支部例会が、13日火曜日、18時15分よりクサツエストピアホテルで開催しました。
会員、ゲスト他、59名が参加。報告者は、河村 朱美さん(㈱古川与助商店 代表取締役)より「下請けからオリジナルへ~「出来ない」は「出来る」のヒントかも?~」をテーマにスポーツ少女の経験から経営者への道、そして未来について報告いただきました。

 以下報告内容です
ファイル 1501-1.jpg
◎再びオリンピックを目指して◎

 かつて春高バレーで準優勝、国体優勝メンバーにも入っていた河村さんが、いま東京オリンピックを目指しています。バレーで?いえいえ和紙で

 河村さんは1960年草津市生まれ、両親とも滋賀県生まれ生粋の滋賀県人です。
東レのバレーボール選手だったお母様の影響で始めたバレーボールでは、
高校2年生の春高バレーでは準優勝、国体の優勝メンバーにも入っておられたそうです。

中学1年のときに亡くなったお母様への思いも込めて、目指すのは全日本そしてオリンピック。しかし高校3年の夏に膝に怪我を負い、バレーボールを諦めざるを得なくなりました。

 短大を卒業後、アパレルの仕事に就き、22才でアパレルチェーンの店長、売上、恋愛、お父様とのお親子関係に悩み、体を壊し入院、臨死体験、幽体離脱を経験。「体を粗末にするな」のメッセージを聞いたそうです。

 退院後、バレーボールで培ったスポ根「・・・ねばならない」、常に上のハードルに向かうことを考えていた、今までの生き方に疑問を持ちます。

河村さんは、様々な本を読み漁る中で出会った「すべては無である」というメッセージに衝撃を受けます。あんなに頑張ってきたのに、全ては無って?
私は何のために生まれてきたんだろう。これからどこへ向かえばいいのだろう。

 そんな時、友人から「インド・ネパールに一緒に行かないか」の誘いがあります。
ネパールの空港に着いた瞬間「懐かしい」まるで故郷に帰ったような感じがしたそうです。子供の目がきらきらしている。それなのに、何でも揃っている日本では、みんな疲れ切っている。

それ以来、河村さんは、東南アジアの魅力に取り付かれ、スリランカでバレーボールを教える海外青年協力隊に応募、最終選考の2人にまで残ったものの落選。しかしこのとき、人に貢献したいという思いが、自分の奥底からマグマのようにあふれ出るのを感じたそうです。ボランティアや寄付など、ただ与えるだけでは、支援を受ける側は自立できない。現地の人と仕事によって結びつくような社会貢献がしたいと思うようになり、
プチ織りキットをダンボールでつくり、現地の子どもたちに織物体験もしてもらったそうです。
ファイル 1501-2.jpg
◎事業承継◎
河村さんは20台後半から、後継者がなかった母の実家の仕事、古川与助商店をやむなく手伝い始めます。しかしそこは高齢者が多い撚糸工場。自分の思いとは全く違う仕事でした。
6年後従兄弟が養子として入社、しかしその9年後、やはり自分には継ぐことができないと養子縁組解消することになります。TVをつけると、9.11の映像が流れてきました。

その映像を目にした河村さんは、自分にできることがあるのではないか?という思いに駆られます。
ふと、「会社をやってみようかな?」、「やってみよう」と思い立ち、44歳の時、古川与助商店3代目を継ぐことを決心します。

古川与助商店
創 業 昭和10年、設立 昭和37年
資本金 1000万円
業 種 撚糸業 金銀氏の製造。
昭和60年代から日本で最初の機械による和紙カットを開始


◎工場移転◎
継承したときは、問題が一杯だったそうです。その中でも一番の問題が工場の移転でした。当時の工場は河川法に違反した場所に建っており、長年、行政から移転を求められていたことを、河村さんは会社を継いでから知ります。移転先として市街化調整地域にある田んぼを候補地としますが、当然行政には認められませんでした。何度も役所に足を運びましたが一向に話は進みません。1年半が経過し、いよいよ八方ふさがりになったとき、同友会の広瀬専務理事に相談されたそうです。そのおかげで、事態は急展開。「前例がないことはできない」が「こうすればできるかも」に転じていきます。建築も高島の同友会会員(株)澤村に依頼。平成18年に新工場が完成しました。

「同友会に入ってなければ、今の工場は立たなかったんです。しばらくの間、毎日ほっぺたをつねりながら出社しました。あー、本当に工場が立ったんだ、って。」
河村さんは、こう当時を振り返ります。
ファイル 1501-3.jpg
◎レシーブからアタックへ◎
 業務の中心は、需要が減少する金銀糸に代わって、大手の下請けの不織布のカットへと移行、毎月5tonもの受注があり収支も順調でした。しかし、この状態は長く続きませんでした。中国の工場に発注が行くようになり、仕事が大はばに減ってしまいます。しかし、河村さんは、「あー、これでゆっくり考える時間ができた。」そう思ったそうです。「これまで下請けの悔しさを何度も体験してきた。バレーでいえばレシーブばかり、アタックがしたい。しなければ・・・。自社で何か製品を作ってみたい。」

◎展示会◎
 平成18年初めて展示会に出展。和紙糸の生産を開始。平成21年県環境ビジネスメッセ出展。平成23年イギリスで開催のデザイン・エキジビション「テントロンドン」に和紙糸と生地を出展し、大きな反響を得ます。下請けの仕事では見ることができなかった光景がそこにありました。目の前で自社製品に「アメージング!」と鳥肌を立てながら感嘆の声をあげるバイヤーの姿、あのときの感動は、今でも河村さんを揺さぶっています。その後、和紙糸からシャツの製造を開始、平成25年中小企業庁ものづくり助成金に採択され、本格的に和紙ジャケット、コートの製造を開始。多くの注目を集めるようになりました。数多くのメディアにも取り上げられ、TVにも出演。平成27年国際アパレルEXPO出展されました。
ファイル 1501-4.jpg
◎これから◎
 スリッター(細切り)技術のさらなる向上と開発。そして展示会で高い評価を得た和紙糸Paper yarnと紙布(和紙生地)Paper textileではオリジナルブランドを確立したいそうです。また、自社だけではなく和紙糸で国内外の織機産地とのコラボも進めたいと考えておられます。

 そして、和紙の生地を東京オリンピックのユニフォームに使ってほしいと、
今、再びオリンピックを目指しています。

◎思い◎
 糸は撚ると強度を増します。織物は縦糸を張るのに時間がかかります。しかしでき上がった生地で目立つのは横糸です。横糸が替わること思いがけない柄になることがあります。縦糸がしっかり張られていれば、どんな横糸、どんな素材も受け入れることができます。しっかり張られた縦糸は、どんな横糸も生地の味わいとして表現します。
これからも、自分という縦糸をしっかり張って、様々な人との出会い交流を通じて、
自分という生地を織り重ねていきたと考えています。

◎皆さんにお伝えしたいこと◎
 ご自分のそして社業という縦糸をしっかりと張ること、背筋を伸ばすこと。縦糸がしっかりすると、見えるものが変わります。感じ方が変わります。どんな横糸、出会いにも自分を軸に対処することができます。チャンスを捉えることができます。異業種との連携も広がります。自分という縦糸をしっかりと張ること、そこがスタートだと思います。
ポイントは、頑固に経糸を張るのではなく、どんな横糸も受け入れますよ~という、素直な心で縦糸を張ることです。

◎可能性が可能性を呼ぶ◎
・自社で、できることがまだまだあるかも~!!!と思う。
・遊び心でいいので、最終製品を作る。


◎可能性を呼んだ?◎
・使わなくなった機械で和紙糸や他の糸をよったらどうなるんだろう?
 やってみてもいいかも。→やってみたら、綺麗な糸が出来た!「わぉ!」
感動したものには、縁(仕事)が生まれます。
ファイル 1501-5.jpg
◎これから◎

叶えたい事 その1
大手が真似できない、ひと手間掛けたものづくりを、いろんな方々と連携していきたい。

叶えたい事 その2
今ある機械を活用して、違った仕事ができないかを研究する。(染色など)

叶えたい事 その3
引きこもりの人の中で、少しの時間でも仕事ができる方を、
会社を通じて社会と繋いでいくことに貢献していきたい。


あなたの周りにも、まだ気づいていない「かも」が、たくさんあるかもしれません。


以上、河村さんの例会報告でした。

湖南支部9月例会

湖南支部9月例会が、9月15日火曜日の18時より、クサツエストピアホテルで開催され、79名の参加者の中行われました。

まず初めに支部長挨拶として、北野支部長よりご挨拶を頂きました。

ファイル 1490-1.jpg

次に新会員紹介として、新しく入会された。サルティンボッカ 木村 昭仁様 南興業㈱ホテルボストンプラザ草津 井口 高志様よりご挨拶を頂き、北野支部長より会員バッジ贈呈が行われました。

ファイル 1490-2.jpg

次に、滋賀ビジネスマシン(株) 代表取締役社長 田井 勝実氏より滋賀同友会ユニバーサル委員会の説明が行われました。

ファイル 1490-3.jpg

そして、今回の例会の報告へと移り。
報告者のジュンブライダル 代表取締役 前川 順氏より報告が行われました。

前川氏は京都中小企業家同友会の会員で、大学卒業後6年間の大手ブライダル企業勤務を経た後、1991年ジュンブライダルを設立されました。
前川氏は、親との死別、虐待、ネグレクトなどの理由から、児童養護施設で暮らす子ども達に仕事の実習を通じて社会に出る準備をさせる事。その為の適職探索を行われています。
前川氏からは、今までの取り組みや児童養護施設の実情、経験談など様々なお話をされました。
『児童養護施設の子ども達を就職させたら終わりではない!そこからもしっかりと支えてあげないとその子はすぐに辞めてしまう。大切なのは就職が決まった後なんだ。
また私達に大切なことは、児童養護施設にいる子ども達に、自分の事を必要と思ってくれる人がいる事、自分はこんなに必要とされている事を教えてあげる事なんだ。

就労体験で大切な事は、子ども達に仕事を覚えてもらう事ではない、仕事を一生懸命している大人と触れ合い事、そして、自分を必要としてくれる大人に巡り会わす事である。
その為に私達はこの子にあう社長は誰だろう?それを考え、その子に合う社長がいる場所に就労体験をさせに行くことが重要なんだ』
と前川氏からの熱い報告が行われました。

また、経営者側は、就労体験で直接的なメリットはありません。けれどこの子達と触れ合う事により、経営者は人にも社会にも優しくなれる。それは経営者にとって必要な事であるとも前川氏は語っておられました。

ファイル 1490-4.jpg

前川氏の熱い思いと、児童養護施設の現状、その事を聞いて、参加した方々にとって、非常に考えさせられる報告でした。
また、前川氏の熱い思いとその優しさが伝わる、素晴らしい報告であったと思います。

前川氏の報告の後は、各テーブルで、「あなたの会社で誰もが働きやすい(人に優しい)経営を目指し、どんな取り組みをされていますか」をテーマにグループ討論が行われました。
各テーブルで経営者の皆様が熱い議論をかわし、実のある討論になったのではないでしょうか?

ファイル 1490-5.jpg

その後、いくつかのグループに討論した内容を発表して頂きました。それぞれのグループがそれぞれの答えや気付いたこと、勉強になった事などを発表し、素晴らしい討論報告になりました。

最後に、湖南支部10月例会の案内を藤野商事(株) 中村 明久氏より案内が行われ。
滋賀県中小企業家同友会の一大イベントである。『第26回経営研究集会』の案内も行われました。

今回の例会では、様々な学びや気付きがあったと思います。
また、グループ討論をする事により、自分とは違った意見を聞く事ができ、非常に実のある例会にする事ができたと強く感じます。

記:(滋賀県中小企業家同友会 M.R)

湖南支部 9月例会予告レポート 報告者「ジュンブライダル前川社長」

9月例会の報告者ジュンブライダル前川社長を経営されている宇治の写真スタジオにお尋ねしました。

前川社長は、京都同友会で児童養護施設の子供達の就労体験の斡旋活動を7年やっておられます。
子供と面談を重ねて、その子の就労体験先を会員企業中から選び紹介していらっしゃいます。

「児童擁護施設の子が逞しいなんて嘘や。幼い頃に愛されなかった経験は、人を脆く弱くする。
就労体験で子供に本当に知って欲しいのは、仕事の内容やない。大事に思ってくれる会社がある、大切にしてくれる社長が世の中にいるということや。
別の会社に入っても、そう思うだけで仕事を続けていけるんや!
そやから、斡旋は、この子にはあの社長の話を聞かせたいと思ってやるんや!」前川社長の思いは強く熱い!

また、「就労体験と就職は別。就職までと考えると動けない。皆で出来ることをちょっとずつやるんや。」
というところに、リアリストの逞しさを見ました。

幸せと仕事は切り離せません。

全ての人に自分に向いた遣り甲斐のある仕事があり、自分をアテにしてくれる気のいい仲間がいて、
そこそこの収入がある社会。そんな社会を誰かに期待することできません。誰が背負っても大きすぎる重すぎる課題です。

皆でちょっとずつ、コンビニの小さいビニール袋分くらいを持って、疲れたら隣の人に持って貰って、
元気になったらまた受け取って、皆でそんな社会をつくれたらいいなあーと思いました。

(井内委員)

湖南支部 9月例会のご案内
2015年9月15日18:15~20:30 会場はクサツエストピアホテルです。
お申し込みはe.doyuからお願いいたします!

ゲスト参加も大歓迎です!参加登録は下記URLからお願いします。
お申し込みは、こちらから!

湖南支部 9月例会 予告編レポート

「9月例会の大義は、『人間尊重経営』の実践です。

同友会が目指す『理念』そのものだと考えています。


前川さんのお話は、児童養護施設の児童との交流ですが、

児童養護に協力して下さいというのが本質ではありません。

もちろん大切取り組みですので、
支援の輪を広めることは大切なことです。

同友会の例会は、常に自社の課題との向き合い、
報告から課題解決のヒントや
自分が気づいていない課題を認識する事に意義があると思います。

例えば今回の報告では、

① 児童養護支援への取り組み⇒企業の社会的責任

② 児童との心の繋がり⇒社員とのかかわり方(コミュニケーション)

例えば障がい者雇用では、

③ 働きやすい環境の整備(5S的、人間関係)

障がい者雇用を促進されている社長さんは、

障がい者雇用に際して、『障がいに対する配慮は必要はありません。仕事に対する配慮はして下さい。』とおっしゃります。

障がいを個性ととらえた場合、健常者にも通じる部分です。」


湖南支部 9月例会のご案内
2015年9月15日18:15~20:30 会場はクサツエストピアホテルです。
お申し込みはe.doyuからお願いいたします!

ゲスト参加も大歓迎です!参加登録は下記URLからお願いします。
お申し込みは、こちらから!

ページ移動