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東近江支部2月例会が開催されました

2013年2月20日午後6時30分から、八日市商工会議所において東近江支部2月例会が開催され29名が参加しました。

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今回は「人が育つ会社とは?」のテーマで㈱HONKIの石川朋之社長(湖南支部会員)にご報告を頂きました。

石川さんは、1977年大阪生まれ。天性の負けず嫌いの性格が災いしてか中学生の頃は、いじめにあい引きこもりに。新規一転、大阪の高校に進学して、そこで伝説のバイク漫画「バリバリ伝説」に出合われます。これで本気スイッチの入った石川さんは、アルバイトでためたお金を元手に憧れのライダーの世界に飛び込まれます。当時の鈴鹿サーキットのコースレコードを記録されるなど第一線レーサーとして活躍されますが、事故で大けがをされたことなどを契機に引退。現役時代のご縁を生かして若者達を支援する現在のビジネスを起業されました。

持ち前の“突破力”で、2年間の間に京滋の約700社を訪問。社員を育てる事の大切さを訴え多くの経営者の共感を呼ばれます。各社の若手社員を一同に、1年間を通じてその成長を支援する「HONKIトレーニング」を始め、それぞれの企業に入り込んでトップ、中堅管理職、若手全てを巻き込んだ本気の企業力向上をはかる取り組みなど、単なるコンサルティングに留まらないその姿勢を、自ら“企業の伴走者”と位置づけられます。

多くの企業を訪問し、経営者と話しこむ中で石川さんが気付かれた「人が育つ会社」の条件として次の3点を挙げられました。

・トップが夢を語る会社
・全員がビジョンを共有できている会社
・現場を大事にする会社

300年も続くある老舗企業では、仕事がら休日出勤も多く、職場環境も必ずしも良いとは言えませんがここ15年間、仕事がいやなどの理由で退職した社員は1人もいないとか。お金や福利厚生ではなく、社員は前述の3点を一番重要視している表れではないかと話されます。

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最後にワークショップとして「ストロータワー」を体験。チームで目標を達成するワークを体験する事で、石川さんのお話がより腑に落ちた例会でした。

G討論では「人が育つためには何が必要でしょうか?そのための我が社の課題は?」のテーマが話しあわれ、「そもそも人が育つとはどういう事か?」「どうなったら育ったと言えるのか?」など深い話し合いが行なわれました。

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大切な若者たちが、育つ事は、当然若者達にとっても必要な事ですし、未来の日本にとっても一番大切なことの一つだと言えます。地域で雇用の大部分を担っている中小企業が、彼らが育つ環境を作り上げていく努力を続ける事が、とりもなおさずその企業の未来の繁栄を創ることであり、地域と日本の未来を作り上げていく事であることにあらためて気づかせていただいた有意義な例会になりました。

また同友会が提唱する三位一体の経営“経営指針、社員共育、共同求人(定時採用)”の意義もあらためて確認できたと思います。今回の例会を契機に、各社の共育の取り組みが一層進む事が期待されます。(M)