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高島ブロック9月例会「本業を通じて地域を元気にする経営!」ご報告

○滋賀県中小企業家同友会 高島ブロック9月例会報告○

皆さまこんばんは。高島ブロック9月例会担当の七黒です。季節はすっかり秋を迎えて朝晩の冷え込みが一層肌寒く感じるようになりました。また、先日は台風18号の影響で日本各地いたる所で災害をもたらしました。被害に遭われた方々におかれましては、
心からお見舞い申し上げます。
 さて、このたびは昨日行われました「高島ブロック9月例会」の報告をさせていただきます。

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(と き) 9月18日(水)18:30~21:00
(ところ) 安曇川公民館 
(テーマ) 本業を通じて地域を元気にする経営!~地域資源を掘り起こし、お客様と共に創り上げること~
(報告者) 坂田 徳一  (株)坂田工務店 代表取締役
(参加者) 14人 

☆坂田氏はゼネコン勤務を経て、父の経営する工務店を継ぎます。不動産業と組んでの住宅建築がバブル崩壊で頓挫し、自分の家づくりを問い返します。同友会の経営指針セミナーへ繰り返し参加し、経営理念を成文化。わが社が地域に存在する役割と事業領域を鮮明にすることで、地域やお客様から選ばれる企業づくりを目指します。お客様と家づくりの技や想いを交流するイベントや、林業家や建築士とも繋がる家づくり教室を通じて、理念を発信しています。地元の木を活用した住まいづくりを、同業者とも連携して取り組み、自社の発展が地域の発展に繋がる経営を目指しています。
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(報告内容)
 ゼネコンに就職、勤務の末、若くして数億円の工事を任されるようになります。
自身に満ち溢れた気持ちで、昭和61年県内ゼネコンを円満退社。そして家業に戻られます。それまでの経験から得意の公共工事や不動産業と組んでの住宅建築を展開されます。
 順調に成長されていたある年に、バブル崩壊と共に関わっていた不動産家さんも倒産。多額の不渡りを経験。そしてその頃家業の大工(工務店)業との違いを疑問に感じられました。自分は必至の思いでお金をかき集めているのに、挙句の果てにはこんな目にあった。なのに家業で親父さんのお客さんはというと、わざわざ会社までお金を持ってきてくれたうえに、「ありがとう、おかげでようなったよ」と、お礼まで言って帰って行かれる。この違いはいったいなんなのか?
 また、地域の方に「親父さんは大工で家を建てる仕事やけど君は何をする人なの?」と聞かれたときに明確な答えがでなかった経験から、今一度見つめなおす機会に巡り合われます。
 そして平成5年6月会社組織とし、代表取締役となられました。
 それまでの公共工事の参加や、利益を上げるための経営から一転、自社の存在意義を深く追求されます。
平成6年滋賀県中小企業家同友会に入会。のちに経営指針を作成。成文化。
 経営理念
  ・木造の住まいづくりを通して豊かな暮らしを創造します
  ・信頼と実績を基本とし、知識、技能、技術の継承と向上をはかり、お客様と私たちのために社会的存在価値のある会社を創ります
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「事業領域を車で1時間~1時間半と定め、次に自社の役割とは何なのかを問い返す。
家づくりを箱づくりと考えるのではなく、その先の暮らしづくりと考えることで、発想がより豊かになり、また、相手の立場にたって物事を考えられるようになる。」とも話しておられました。
 また、社員さんとの関係づくりに関しては、最も信頼すべきパートナーとし、社員さんの創意や自主性が十分に発揮できる社風と理念が確立され、経営者と従業員が共に育ちあい、高まりの意欲に燃え、活力に満ちた豊かな人間集団としての企業を目指しておられます。
 現代は物がとても豊かになった。暮らしの中で、便利な事も増えて行く反面、心が満たされない現実があるように感じる。 その心を満たすにはどうすれば良いのか? といったところが何をするにもこれからとても大切だという事を思わせていただきました。
 坂田様。 ご多忙にも関わらずお引き受けいただき、本当にありがとうございました。
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