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東近江支部12月例会 開催しました

東近江支部12月例会が17日(水)18時30分から21時まで、八日市商工会議所で開催され、22名の方が参加されました。

今回は、「つながりが未来を創る~後継者の学びの場としての同友会活動~」と題して、滋賀県中小企業家同友会 東近江支部 支部長、滋賀建機株式会社 専務取締役 蔭山大輔 氏 にご報告をいただきました。

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滋賀建機株式会社は、昭和46年に設立。資本金200万円。近江八幡市西往来町にて産声をあげます。創業時は、建設機械の販売会社として事業を展開。その後、建機レンタルの事業を昭和49年から開始し、順調に拡大をしてこられたとの事。
今でこそ、グループ全体で150名もの社員を抱える企業となったが、設立当時は大変な苦労があったと蔭山大輔氏はおっしゃいます。現社長の蔭山明夫氏が、兄であり現会長の蔭山孝夫氏に声をかけ、家族からの反対を押し切り、2人でゼロからのスタート。事業用の土地もなく、資金集めにおいても大変な苦労をされたそうです。それでも、多くの方々からの協力を得て、少しずつ形ができていったということでした。

蔭山大輔氏は、専門学校を卒業後、機械関連の商社であるワキタに就職。茨城県に配属になり、そこでは寮生活をしながら、ビジネスの基礎を厳しく叩き込まれました。学生時代は野球に力を入れておられたそうですが、ワキタではアメフト部に所属。2年もの間、キャプテンを務め、仕事にスポーツにと活躍をされておりました。

5年間の修行を終え、満を持して滋賀建機株式会社に入社。その時に感じたことは、上場企業であるワキタと、滋賀建機とのギャップでした。当たり前のことができていない会社の風土、そして、それを良しとする経営陣の姿勢、この大きな壁にぶち当たり、思い悩む日々が続きます。
そのような中、当時社長であった蔭山孝夫氏が、中小企業家同友会と出会い、入会をすることになります。平成11年のことでした。

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その後、社長はじめ役員が「経営指針を創る会」を受講。何のために経営をするのか、どのような会社にしていくのか、経営陣でこれらのことと改めて向き合い、目指すべき方向をつくっていきました。経営理念をかかげ、社員が同じ方向を向くようになり、仕事に取り組むスタンスや態度も少しずつ変わっていきました。

蔭山大輔氏は、平成20年に同友会に入会。その3年後、平成23年には、東近江支部の支部長に就任され、現在に至ります。蔭山氏は、「同友会に入会することで、多くの経営者の方々とのつながりができ、仲間が増えていくことを実感している」とおっしゃいます。
多くの仲間からの刺激を受けることで、さらに自社の経営が良くなる。お互いに切磋琢磨しながら、みんなで力を合わせて地域の発展につなげていきたい、というお言葉もありました。

滋賀建機の社内においても、研修等を積極的に取り入れることで人材育成に力を入れ、各委員会活動や社内イベント等で社員の活性化を図る取り組みをしておられます。同友会等で得た学びを、どんどん実践されているとのことでした。
また、コトナリエや滋賀レイクスターズの活動の応援、びわこJAZZフェスへの協力などを通して、地域貢献の活動にも積極的に取り組んでおられます。

そして、ご報告の最後には、自社の40周年DVDを上映。グループ各社、各部門から、社員の方々も多数出演しておられました。滋賀建機株式会社がなぜここまで発展できたのか、その理由のひとつがよく分かる内容でした。
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ご報告終了後に休憩をはさみ、「自社や地域の未来のために、今、共育ちの取組みを実践されていますか?」というテーマでグループ討論を実施。自社において、先々を見据えた取組みを果たしてどこまでできているのか?短期的な目先のことばかりを考えて、振り回されていないか?等、改めて考えることができました。