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第2回新入社員フォローアップ研修を開催しました!!

滋賀県中小企業家同友会 第2回新入社員フォローアップ研修2014が12月5日(金)10:00~18:00に草津市民交流プラザにて開催され、新入社員を含む38名が参加しました。

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第1回目のテーマは「共に学び合い 共に育ち合い 絆をつくる」から、第2回目は「共感からステップアップ!!」です。4ヶ月ぶりにあう同期生とのの楽しい時間はあっという間に過ぎました。

まずは事前レポートの記入です。
7月のフォローアップ研修(もしくは入社してから)から数ヶ月を振り返って、率直な感想をそれぞれ書きます。その後、抱えている課題やそれを解決するにはどうすればいいのか、自分自身の振り返りから始まります。

その後、新入社員からの報告として、小道誠也氏(㈱滋賀フーズ)と末次佳純氏(㈱ピアライフ)さんよりご自身の経験と現在の課題等について報告をしていただきました。

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〈小道誠也さん 報告概要〉
 高校時代のアルバイトでは、人は道具のように扱われている感覚でした。それが滋賀フーズと出会い「従業員一人一人を大切にしてくれて、熱い気持ちをもって未来を見据えている」そんな社長を見てびっくりしました。
ところが、だんだんと仕事に対するやりがいを感じなくなってきて、失敗を繰り返すようになりました。ただ言われたことだけをしている時期がありました。ある講演を契機に、自分自身の行動を振り返るきっかけをもらいました。「自分なんてどうせ無理だと、あきらめている時点ですでに無理」「最初からあきらめ方を知っている人はいない」。その言葉を聞いたときに、私は「恥ずかしい」と思って行動しなかった自分を「恥ずかしい」と気づくことができ、それから「おもてなし」でお客様を迎えようと決心しました。
「自分にとって働く意味とは何か?と聞かれると正直一言で答えるのは難しいです。あまり深く考えることもなかったのですが、今回の報告を契機に考えることができました。
結果、自分の存在意義を見いだすためと思っています。ありがとうとってもらうたびに、自分のことを必要としてくれる人がいる。その人を増やすのが一生の課題であり、働く意味だと思っています。」

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〈末次佳純さん 報告概要〉
大学時代、就職活動の壁にぶつかりました。60社落ち、ようやく1社内定もらった企業は片道2時間・・・。とても通えないと思い、たまたま参加した合同企業説明会に行き出会った会社は、原付で家から3分の「ピアライフ」でした。
「チラシを作ることを期待して入社したのに、その仕事は業務のごく一部でした。」
物件の情報を覚えることが大変で、不動産は一つとして同じ商品はなく、次から愚痴へと特徴の違う物件がでてきます。「リフォームのおおよその費用を聞かれても答えられない。」半年もすると一人で対応することが多くなり、研修生だから知らなくても仕方ないと通せた期間は終わりました。
私のせいで、せっかくきていただいたお客様に迷惑をかけると思うようになりました。お客様を逃がして、会社のみんなに迷惑をかけると、考えるようになりました。このころから接客するのが怖くなっていました。
 ただその中で、わからないながらも、たくさん下調べして物件を紹介し続けた結果、商談が成立しました。震えるほど喜び、感動しました。引き渡し時のお客様の笑顔が忘れられません。私はゲストではなく、私が商談を成立させたのだと思いました。私の成功だと思いました。そのときに自分の力でがんばれば、自分の実感になり、自分の感動になるのだと思いました。後日、先輩社員からお客様の感想を聞く機会がありました。当初は担当を交代してもらおうと思ったが、一生懸命に取り組む姿を評価してもらえたのだと教えてもらいました。
それでも課題はつきません。「働くことで、つらくて泣くことはたくさんあります。私は2週間に1回は泣いています。たぶんピアライフで一番泣いています。でもうれしくて涙がでることもあります。何のために働くのか、世のため人のためにと立派なことを考えて働いている訳ではありません。それでもせめて与えられたもの、もらったものを返せる人間になりたいです。そうなれるように、成長出来るように働いています。」

報告をしていただいた後、グループ討論です。今回のテーマは「働くこと 入社~現在を振り返って」です。4ヶ月ぶりにあう同期との会話が弾みます。建前ではなく、本音で語り合えるのも、同期ならではかも知れません。

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昼食後は、チーム体感ワーク「コピーブロック」です。
これは、先攻・後攻とわかれます。まず先攻チームがブロックを組み立てます。それを後攻チームが見学にいき、その形状を覚え同じ形にコピーするものです。一見簡単なようみ見えますが、これがなかなか難しい。班のメンバーとどこをみるのか、何を伝えるのか、自分の役割はどこなのか問われます。コミュニケーションと役割分担が鍵となりワークです。

体感ワーク後は、経営者からの報告として小田柿喜暢氏(大洋産業㈱ 代表取締役)です。

『「新入社員に期待すること」というテーマで、大洋産業株式会社・小田柿喜暢社長より報告をいただきました。
まずは、大洋産業として海外展開をされているベトナムでの従業員の特徴を例えとして挙げながら、国民性や価値観の違いについてお話をいただきました。また、ご自身の経験を基に、「なぜ今この事業を展開していくのか」ということについてもお話をいただきました。その中で、常に自社の経営理念の見直し&再確認、経営姿勢の見直し&再確認が必要であるということの強いメッセージがありました。
最後に、今の若者に対して、「何の仕事をしているのか?何のために仕事をしているのか?仕事を通しての喜びは何か?」ということに自信を持って答えられるかという問題提起をいただきました。加えて、研修を受講する際のポイントとしては、「とにかく1個だけ、何かを覚えて帰る」という点。タグ付けさえしておけば、自分の記憶の中から他のことも引っ張り出せるということを教えていただきました。
「時代は変わる、立ち止まるな!新入社員!!」

記:上田 幹人氏(㈱アーム保険設計 専務取締役)』

報告の後、再びグループ討論です。テーマは「あなたは何のために働いていますか?」です。それぞれの課題や悩み、自分を取り巻く環境等 心情を吐露し合いました。

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新入社員合同入社式に始まり、新入社員研修、第1回フォロー、第2回フォローと今回で新入社員を対象とした研修は終了となります。今回の研修では、それぞれ抱えている課題や悩みもそれぞれ抱えており、決して自分だけではないのだと、強く感じてもらえる場になりました。

記:同友会事務局 竹林竜一