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高島ブロック8月納涼研修会ご報告

 高島ブロックの8月例会は恒例の納涼研修会。8月3日(月)午後8時半から9時半まで、新旭町の川新さんにて開催され、11名が参加しました。

 今回の研修は、(株)兼田漬物の専務取締役、兼田康隆さんからの経営体験報告です。
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 祖父が農閑期に仕入れた野菜をリヤカーに積んで京都へ売りに行っていた(交通手段はヒッチハイクだったとか)のが始まりで、その後、お客さんから頼まれて漬物塩漬けの製造卸を始め、今年で50年の歴史があります。
 現在の社長は2代目でお父さん。専務の康隆さんは大学を出て九州の漬物屋さんで製造を3年、営業を1年修業し、26歳で家業へ入りました。その後1年間高島工場で製造を学び、現在は大津の工場長になっています。
 この仕事の難しさは、原料の安定的な仕入れで、契約農家さんにタネを支給して大根などを作ってもらいますが、天候の加減で生産量が少なかったり多かったりするそうです。さらに、漬け込みは秋から冬場に集中し、品薄になると市場で仕入れますが、品質が保証されず、結構ロスが出るとも。

 規格外や未利用の野菜が相当量出てくるため、廃棄コストが問題。そこで、食品として利用価値のあるその様な野菜を、漬物に加工して商品化することを課題にして、取り組んでいるそうです。
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 同友会では経営指針を創る会で経営者の仕事は何かを勉強され、今は後継者としてまだまだ学ばなければならないが、家族経営であることを強みにして、また、びわこ食品という関連会社が10年前から独自の商品開発をしていますので、高島でのブランド野菜を使った漬け物の開発にも取り組みたいと、想いを語っていただきました。

 このあと、メンバーのお店である川新さんのお料理と、兼田漬物さんのオリジナル漬物も味わいながら、食のブランド化や社員との共育ち、高島でのどの仲間づくりなど、懇親会で大いに経営を語り合いました。
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(M記)