記事一覧

トップ > 未分類 > 湖南支部 9月例会事前打合せのご報告

湖南支部 9月例会事前打合せのご報告

7月16日、9月例会の報告をお願いするジュンブライタル代表取締役前川順様を宇治市の会社に訪ねました。
参加者井内さん、北野さん、田井さん、岩泉さん、中村。

9月例会は、広報委員会に担当をお願いしています。
広報委員会のメンバー田井さんが県のユニバーサル委員会の委員長をされています。

ユニバーサル委員会のスローガンは、
「障がい者をはじめとする就労困難者が、地域で共に働き・暮らすことができる社会の実現をめざした人間尊重経営を」です。

就労困難者への対応は企業が決して避けて通ることができない社会的責任です。
また、少子化、労働力不足が進む現状を考えれば、積極的な取り組みが必要な分野であると言えます。

報告をお願いする前川さんは、1959年生まれ、55歳。京都同友会会員です。仕事は写真スタジオ・貸衣装です。
見た目は人の良さそうなどこにでもいそうな「おっちゃん」です。
ファイル 1475-1.jpg

そのおっちゃん・おばちゃんの取り組みが先月、
NHK NEXT未来のために「おっちゃんは君らの未来をあきらめへん」として放送されました。

親の死去、虐待、ネグレクト(育児放棄)、収監などで養育が受けられず、児童養護施設で暮らす子供たちがいます。
行政の保護を受けられるのは18歳までです。

施設を離れた人の中には所在すら分からなくなる例も多いと聞きます。全国で3万人、県内にも4つの施設があります。

前川さんの活動は、施設の子どもたちに仕事の実習を通じて社会に出る準備をさせること。

そのための適職検索です。前川さんは語られます。

「3日か4日の職場体験で、仕事が分りますか?何が変わりますか?」

自分たちの活動は適「人」検索だとおっしゃいます。

「この子に合う社長はだれなんや」

余儀なく大人と離れる生活を送っている子どもたち、愛された経験が少ない子どもたちに、「経営者が自らの生き様を見せて欲しい。
そして自分たちのことをこんなに思ってくれる大人がいることを伝えて欲しい」

前川さんの活動にはきっかけがありました。前川さんの会社は各階にテラスがあるおしゃれなテナントビルの3階にあります。

前川さんはこのビルのオーナーです。
しかし、テナントは宅配ピザ1店舗だけ。10年前、1階に進学塾京進がありました。
そこで当時小学校6年生の女児が大学生の塾講師に刺殺されるというショッキングな事件がありました。

写真スタジオ・貸衣装は、人生の喜びに立ち会い、演出する仕事です。
テナントはもとより、自分の仕事への大きな影響を覚悟されました。
しかし、次の年の七五三の売上が前年を上回りました。


「これは何か返さないかん」


それまでも記念写真の撮影で児童養護施設との係わりがあった前川さんの活動が変わりました。
この子らの人生にもっと寄り添ってやろう。


「おっちゃんは君らの未来をあきらめへん」


 就労体験。私はすぐに考えます。
「そんなんうちの仕事では無理やわ」「受け入れたらなんかメリットあるの」

前川さんは語れます。
「彼等に必要なものは仕事を覚えることではない。仕事を一生懸命している大人とふれあうことです」
「直接的なメリットを求めることは無理です。でもこの子たちを受け入れる経営者は優しくなれます。そして人に優しい会社になれます」

9月例会ではグループ討論を実施します。9月例会にご期待ください。

(中村例会委員)

湖南支部 9月例会のご案内
2015年9月15日18:15~20:30 会場はクサツエストピアホテルです。
お申し込みはe.doyuからお願いいたします!

ゲスト参加も大歓迎です!参加登録は下記URLからお願いします。
お申し込みは、こちらから!