記事一覧

トップ > コラム > 東近江支部 > 東近江支部2月例会が開催されました

東近江支部2月例会が開催されました

2012年2月15日、東近江支部2月例会が開催され23名が参加しました。今回は東近江支部の研究G・The後継者で学ぶ4人の若い後継者の皆さんにそれぞれの現状と課題、後継者としての悩みなどを報告してもらいました。
ファイル 863-1.jpg
どの会社も決して簡単に事業承継が進んできたわけではありません。本業の派遣業が厳しくなっていく中で、新しく介護事業に参入するにあたって社長が、別の道を進んでいた息子さんに「帰ってきてほしい」と率直に話され、それに息子さんが応えられた例、両親の仕事の大変さを見ていて、「絶対に後は継がない」と言っていたのが、自分自身の人生の転機に際して突然翻意。自分から社長(父親)に継がせてほしいと頼み込み、逆に父親があわてた事例など多くの具体的な話は身につまされるものでした。
ファイル 863-2.jpg
そして後継者たちは、「経営の事に関しては社長(父親)と腹を割って話をすることが難しい」「常に偉大な父親の影があり、むなしさを感じることがある」「今後の事業の方向つけに悩む」などの悩みを率直に語ってくれました。さらに同友会はそんな彼らが、父親以外の経営者と腹を割って話をしたり、聞いたりする場としてとても大切に思っていることも異口同音に話してくれました。
ファイル 863-3.jpg
経済産業省によると、従業員4~29人の企業の製造出荷額は1990年に比べて43%も減っていると言います。産業集積地にある中小の工場も減少が続いています。国内有数の町工場の集積地である大阪府東大阪市では、従業員数が4人以上の工場数が2010年末に2年前より15%減りました。東京都大田区では20%、同墨田区では23%、埼玉県川口市では21%、兵庫県尼崎市では19%減っています。さらに墨田区の有力信用金庫の経営幹部は「あと2年でさらにこれぐらいの企業が消えてしまうだろう」と言っているそうです。(週刊ダイヤモンド)
ファイル 863-4.jpg
滋賀県や東近江でも待ったなしの「事業承継問題」。そんな中で、The後継者の若者たちの悩み頑張る姿はとても頼もしいものでした。これからも同友会は彼らを応援して行きたいと思います。(M)