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甲賀ブロック2月例会開催しました

甲賀ブロック 2月例会開催

2月22日(水)18時30分より、甲賀ブロック2月例会がサントピア水口共同福祉施設にて開催されました。
ブロック会員、ゲストなど総勢16名で、報告者である村田健二氏(村田自動車工業所(株)代表取締役社長)から「「経営理念が新たな社風を創る~経営指針書から始まる未来図・明日からすべきこと、やめること~」をテーマに学びました。
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 以下報告要旨
 40歳で同友会に入会、経営指針を創る会に誘われるがままに参加し、経営指針書を作成ました。わが社は昭和27年に先代が創業し、現在は27名の社員で自動車修理が75%の自動車整備会社です。現在保険会社を吸収し新しい柱となるよう取り組んでいます。
経営指針書とは経営理念(目的)・方針(方向と主な道筋)・計画(中期・短期)の3つをさし、年度や半期等に指針書に基づく総括と改善のPDCAを回すものです。
創る会で経営者として何のために経営をしているのか?を考え、経営者がそして会社が何をお客様や社員、社会に提供していくのかに悩みました。その結果「ステキLife創造企業」と理念を掲げました。
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その意味は、お客様の暮らしそのもののステキを実現、車を利用し楽しくツールとしてのステキ、そして働く仲間たちの人生そのもののステキを実現したいとの思いでした。
経営指針書には同友会が作成した、労使見解(中小企業における労使関係の見解 https://www.doyu.jp/intro/roushi.html)の精神を盛り込んでいます。その一節、「経営者である以上、いかに環境がきびしくとも、時代の変化に対応して、経営を維持し発展させる責任があります」とあります。そのために確かな労使の信頼関係を創るために、社員と会社との関係の整備を行いました。以前は金庫に入っていた就業規則を見直し、当たり前ですがオープンにしました。給与規定を見直し、決算書を公開するなど経営者の都合を排除しました。また、業界水準以上の年間休日を実現するためにまず、100日の目標を立て交代制やそのための業務分担、合理化を進め、労働環境を整備し社員の家族との時間を増やしました。
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 また、働くことを子どもたちに伝えるため、中学校の職場体験学習を受け入れたり、社員の子どもさんがわが社を見学に来る「逆参観日」を設けるなど、中小企業で働くことの実際とその喜びを伝えたいと思っています。
経営指針書を作成し、それを実践していきますが、同友会では「経営指針成文化運動」として位置付けています。
これは、労使見解に基づきますが、経営指針書は単なるわが社の業績改善計画書ではなく、お客様や地域に対して実践するものです。わが社でいえば自社と業界は密接な関係にあり、また地域のお客様が相手です。その先は社会全体が経済的にも安定していないと自社の発展はないと思っています。
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 現在32期となる経営指針を創る会の申し込み始まっていますが、お誘いするのは皆さんのためでもありますし、わが社や地域のためでもあります。ぜひまだ受講されていない方は受講を。すでに実践されている方は、企業変革支援プログラムの活用でさらなる発展をめざしましょう。