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緊急アピール「全社一丸体制で企業と雇用を守り 被災地支援と日本経済・社会の復興に取り組みましょう」

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滋賀県中小企業家同友会
会員の皆様へ

 滋賀県中小企業家同友会第12回理事会では、東日本大震災が滋賀の中小企業に与える影響を踏まえ、以下の緊急アピールを発表しました。
 会員の皆様には、それぞれの企業の置かれている条件と環境に応じて、最適な取り組みを行っていただきますよう、よろしくお願いい申し上げます。


緊急アピール
                                                2011年 4月 7日
 
 滋賀県中小企業家同友会 会員の皆様へ

                                            滋賀県中小企業家同友会 理事会

○全社一丸体制で企業と雇用を守り 被災地支援と日本経済・社会の復興に取り組みましょう

 3月11日に起きた東日本大震災は、巨大な津波を伴い広範囲にわたり計り知れない被害を及ぼし、さらに東京電力福島第1原発の重大事故は、未だ予断を許さない厳しい事態です。
当会会員の皆様および会員企業のご関係者の中にも、ご家族や取引先などに被災された方もいらっしゃいます。被災された皆様とご関係者皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
 この大震災は、被災地域だけでなく全国的に大きな影響を及ぼしているため、当会では緊急調査を実施しました。その結果、「直接・間接の被害や影響を受けている」企業は66.78%、「今後、生じることが予想される」企業25%との回答をあわせて91.70%にのぼるという結果となりました。
 会員の皆様、この厳しい経済環境だからこそ「学んで実践」の成果が試されるときです。営業と雇用を守り、全社一丸となって正常な事業活動ができる環境づくりに取り組み、被災地支援と日本経済・社会の復興に貢献しましょう。今こそ、私たち中小企業が「中小企業憲章」の理念と、「中小企業振興基本条例」制定運動の目的に基づいて地域社会からの要請に応える時です。

◇滋賀県中小企業家同友会会員の皆様へ

1.震災の経営への影響について現状把握をおこない、経営陣だけでなく社員を含めて全社の共通認識にしましょう。
◎早急に資金手当を行ないましょう。影響が業績に表面化してからでは後手になります。
◎雇用を守る姿勢を明確にして、社員に伝えましょう。

2.経営指針書を基礎に、方針と計画を見直して、長期化が予想される逆境を乗り切る具体策について社内の意思統一をはかりましょう。
◎売上減少などを想定し、顧客や取引先に安心感を伝える対応策を明確にしましょう。
◎社内の危機管理体制の見直し・確立をすすめましょう。

3.金融や雇用等の支援制度を活用し、具体的対応をしましょう。
◎国や自治体の制度は多岐にわたります。公的支援機関や事務局に相談しましょう

4.会員間のネットワークを活かし、商品・サービス、経営資源、情報の交流や原材料調達などを強化しましょう。自主・民主・連帯の精神で、相互の信頼関係を深め、永続する取引をめざしましょう。

5. 一人で悩まず、同友会の会合に参加しましょう。今こそお互いの対応策を交流し、今後の取り組みに生かしましょう。

6.不必要な自粛を避け、地域にお金が循環するように経済活動と社会活動を活性化して、同友会理念を力に地域と日本の復興に取り組みましょう。
◎「国民や地域と共に歩む中小企業」の実践として取り組みましょう

東日本大震災で被災された仲間へのメッセージ④

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東日本大震災で被災された仲間へのメッセージ④

滋賀県中小企業家同友会では東日本大震災で被災された仲間への復興支援の一助へと、3月14日より会内で募金活動に取り組んでいます。
http://www.shiga.doyu.jp/blog/diary.cgi?no=651

4月6日までに、77社と5つの行事(経営指針を創る会、湖南支部例会、大津支部例会、障がい者雇用実体調査報告会、東近江支部例会)、会員企業の社員会から、3,357,219円もの募金を頂戴しました。

ご協力をいただきました皆様の暖かいお心に、感謝を申し上げます。

※ホームページでの募金受付の際にいただいた、メッセージを、過去の分も含めて掲載します。頑張ろう東日本!!

○被災者の方に「私にできることはないか」と世界中の人が動いています。強い心で前に進んでください。(湖南市・Webコーディネータ)
○お役立て下さい。よろしくお願いいたします。(東近江市・バネ製造業)
○被災された方々のご無事をお祈り申し上げます(高島市・弁当製造販売)
○被災地区の中小企業様が一日も早く立ち直り、地域経済が復興することを、心から願っております。(東近江市・化学工業)
○被災された方々に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈り申し上げます。(大津市・製茶業)
○少額ですが、別口でも義捐金を検討中しているところです、被災者の方々にはとにかく頑張っていただきたいと思います。(栗東市・アルミ製品加工業)
○早期の復興をお祈り申し上げます。(大津市・化学工業)
○お役立て下さい。よろしくお願い致します。(大津市・ゆば製造販売業)
○未成年のホームステイなど、必要でしたらお申し付け下さい。(大津市・製造業)
○少しですが、お役にたてると幸いです。また、他にできることありましたら、全面的に協力参加させていただきます。(高島市・架設足場設置工事業)
○被災された皆様に、心よりお見舞い申しあげます。一日も早い復興をお祈り申しあげます。(大津市・測量設計業)
○"災害に遭われた皆さん、頑張って下さい!復旧まで長丁場になりますが、諦めないで!微力ですが応援しています!この活動が一過性で終らないよう、継続して行きましょう!(高島市・プラスチック加工業)
○1日も早い復旧を望みます。(長浜市・害虫駆除業)
○"被災された方、苦しい状況が続きますが頑張ってください。他の団体からも募金させていただきます。今回お亡くなりになられた方々に心よりご冥福お祈りの申し上げます。"(長浜市・釣り具販売)
○被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。(大津市・建設業)
○被災された皆様に、心よりお見舞い申しあげます。一日も早い復興をお祈りしております。(大津市・機械設計)
○被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げると共に、犠牲になられた方とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみ申し上げます。(草津市・生活用品販売)
○"被災された皆様、心からお見舞い申し上げます。微力ながら皆様の復興のお力になれればと思いました。明日を信じ、力を寄せ合い共に頑張っていきましょう。"(大津市・製パン業)
○ことばになりませんし、何もできませんが、よろしくお願いします。(大津市 進学塾)
○東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。又、お亡くなりになられた方には哀悼の意申し上げますと共に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。(大津市 ガソリンスタンド)
○たくさんではないですが、今できることを・・・。(湖南市 障がい者自立支援事業所)
○わずかですが、何かのお役にたててください。被災された方々に心からお見舞い申し上げます。(大津市 自動車販売)
○お疲れさまです。取りまとめありがとうございます。少なくて申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い致します。(大津市 webデザイン・サイト運営)
○ご無沙汰しています。よろしくお願いします。(野洲市 縫製業)
○お手数をお掛け致しますが、よろしくお願いいたします。(大津市 建築業)
○明日は比良八講 早期震災復興祈願 日本全国安全祈(大津市 社会保険労務士)

東日本大震災:復興に立ち上がる中小企業家の記録⑬

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○震災で大変な影響を受けた岩手県中小企業家同友会の気仙支部で新入社員の合同入社式が行われました。
○気仙の再興を決意する、志の高い入社式の模様を、メールでいただきました。
○岩手県中小企業家同友会のHPより詳細ごいただけます。
http://iwate.doyu.jp/news/110406-223448.html

==以下・転載==

 4月6日(水)陸前高田ドライビングスクールで、2011気仙支部合同入社式が開催されました。大船渡、陸前高田から4社、5名と北海道同友会から岩手に研修で参加している新入事務局員3名の合計8名が、晴れの席に臨みました。
 地震で落ちた天井を急遽修理し、ドライビングスクールの一室を入社式会場として整えました。県内各地からの応援も含め経営者27名、報道各社から21名が会場に入り、カメラのレンズが曇るほどの熱気と張り詰めた緊張感の中で、入社式が始まりました。
 代表理事の田村満さんからは「今日こうして中小企業家同友会気仙支部として、合同入社式が開催できることに心から感謝申し上げたい。震災直後から全国同友会からの沢山の支えがあったからこそ、ここまで来ることが出来た。皆さんのような若い力があれば、気仙は絶対に復興できる」と挨拶しました。
 また(株)八木澤商店 河野通洋社長からは「皆さんは希望の種です。小さな種が芽を出し、ゆっくりと育ち花を咲かせる。そして小さな灯りをこの気仙に灯しましょう。小さな灯りはたいまつになり、やがて赤々と燃える炎となる。私たちと共に、必ずやこの気仙を再興させましょう」と激励。新入社員は緊張の中にも、意欲溢れる表情に変わって行きました。
 新入社員を代表して決意表明に立った細谷理沙さんは、「陸前高田が壊滅的だと知り、職場を一番心配していました。新聞で新入社員の内定取り消しという記事を拝見し、私もどうなるのだろうか、と不安にもなりました。しかし、会社は再興させると連絡をいただきました。大きな被害を受けたにも関わらず、私たちを採用していただき、心から感謝しています。『復興するぞ!』という社長の言葉にとても勇気をもらい、社員の皆さんと協力して頑張ろうという気持ちが強くなり、絶対に復興させようと思いました。この震災を乗り越え、また活気ある気仙に戻ることを信じ、これからの活動に精一杯取り組んでいきます」と宣言。会場は割れんばかりの拍手が続き、いつまでも鳴り止みませんでした。
 入社式に応援で参加し、じっと最後まで聞いていたある経営者は、「こんな環境下で採用しようという、尋常ではない覚悟を見ようと参加しました。しかしその経営者以上に尋常ではない人たちがいました。新入社員の皆さんです。『もうやめた』と言ってもおかしくないのに、事務所も工場も全て失ってしまった会社に入る覚悟を決めた。私は逆に恐ろしくなりました。人間として、社会人としての一歩を歩み始める覚悟というものはこういうものかと、本当に恐ろしく思いました。そしてふと学生時代に読んだ、哲学者のラインホールド・ニーバーの言葉を思い出しました。
『変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。』(ラインホールド・ニーバー)
 目の前にあるものを、どんな残酷なものも受け入れ、自分のこととして受け入れよう。全て受け止めよう。そしてこのがれきの中に、一つ一つ足跡を残していきたい。1社もつぶさずに、誰も欠けることもなく歩んでいくことを同友会は選びました。同友会が選んだ道です。地域の方々が人間らしく生きていける、そんな岩手を一緒につくりましょう。」
 参加した全員の気持ちが一体となった、2011気仙支部新入社員合同入社式となりました。

東日本大震災:復興に立ち上がる中小企業家の記録⑫

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○岩手県中小企業家同友会より、合同入社式開催の模様をお届けいただきました。
 入社式参加企業が労使一体で復興に掛ける思いが伝わります。

以下:転載 岩手同友会HPには写真も掲載されています。 http://iwate.doyu.jp/

岩手同友会2011新入社員入社式研修会が、4月1日(金)盛岡グランドホテルで行われました。県内各地から26社39名の新入社員と経営者40名、計79名が参加しました。震災後県内企業の環境は一変し、売上げの見通しが全く見えない状況が続いています。
 しかしこの3週間、被災後も入社式への参加が決まっていた同友会企業で、一人の内定取り消しもありませんでした。「これから地域の復興を担うのは、間違いなく中小企業。そしてその企業をこれから支えるのが新入社員。どんなことがあっても我われ全員で迎え、みんなで復興への思いを共有したい。何としても地域に元気を届けたい。」震災後わずか3週間。企業復興へ全力を傾注する中、僅かな時間を苦慮して探し準備、入社式を開催するまでこぎつけたのは、そうした理由がありました。

 代表理事挨拶に立った村井良隆氏((株)あさ開 代表取締役)は「多くの方々が被災され、本当に辛く悲しい場面を体験してきました。二度とあってはならない、そんな災禍です。皆さんも、自分の就職した会社は大丈夫だろうか。よほど心配をされたことでしょう。同じように、私たちも同じ不安を持って今日を迎えています。皆さんを本当に受け止められるだろうか。迷った会社も沢山あったはずです。でも私たちは進む決断をしました。
 私たちの仲間の多くが被害を受け、全て失ってしまった会社もあります。幸いにも私たちはここにいます。地域に残された使命は、大変大きいのだと思います。震災後、県内全域が売上げがゼロというのが現実の姿です。しかし社屋もある。仕事も出来る。ここにいる私たちはまだ、恵まれた環境の中です。今は救助、救援から復旧まで漸く来ました。ここからが正念場です。復興までは何年もの間、耐えていかなければならないのです。
今日から皆さんは私たちの仲間です。会社を建て直し、地域を立て直す仲間です。我われ中小企業は一つ一つは大変小さい存在ですが、必ず地域が復興していくために必要な会社と信じ、その一員である皆さんが、一日でも早く力になっていただけるよう心から願います」と呼びかけました。

 新入社員の紹介では、例年瑞々しく響く声で返事をする姿が印象的でしたが、今年は全員が控えめの返事です。世間全体に祝賀を控える雰囲気があり、人生の大切な船出であるにも関わらず、声を大きく出して喜べない背中が悲しそうにも見えました。
 その雰囲気を一掃したのが、先輩社員の激励でした。入社2年目の信幸プロテック(株)社員、佐藤幸政さんは、自分の入社から現在までの体験を丁寧に語ったあと、「皆さん、私とこの岩手を復興しましょう!私たちが牽引し、地域を再生しましょう!」と堂々と訴え、新入社員にもようやく高揚した表情が生まれました。

 新入社員の感想では「大学の卒業式が中止になり、切り替えられない自分がいました。入社式は社会人へと成長する、そして実感する場となりました。こんな大変なさ中、開いていただいた皆さんに心から感謝したい」「厳しい環境下で採用していただいた感謝を忘れず、地域の復興の力になりたい」「私たちはいつまでも沈んでいない。さあ見てろ!と伝えたい」と意気込みを話す社員もあり、復興への大きなスタートを切った、歴史を創る大きな一歩を刻んだ入社式となりました。

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