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大津支部7月北地区例会

大津支部7月北地区例会が、7月29日(水)18時30分より、㈲西常商店2F会議室開催され、14名の参加者の中行われました。

まず初めに新会員紹介として、河野真紀様(こうの運送株式会社 代表取締役社長)よりご挨拶を頂きました。
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会員報告では、「同友会の学びを決算書に反映させるには?」~あなたの会社が良い方向に進んでいるかは決算書でわかります~をテーマに菱刈学氏(ひしかり会計事務所所長)から報告をして頂きました。
「私は、経営指針を創る会に参加させてもらうまでは、利益主義の考え方をしておりました。従業員の事はあまり考えず、利益が出れば良いと考えておりました。しかし経営指針を創る会に参加させてもらい、経営指針をしっかりと創り、従業員を大切にする事を学んでから今まで下り坂だった会社業績も年々上げる事ができ、会社を存続させる事ができました。しっかりとした経営理念を創り、目標をしっかり立てその目標に到達するにはどうするべきか?それを考える事が必ず必要だと私は思います。」
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その後、2つのグループに分かれ、「何故頑張っているのに経営はなかなか上向かないのか?どうすれば上向くのか?」「今の自社の悩みは何か?」をテーマにグループ討論しました。
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 例会後、参加者からは、「従業員との意思を統一する為に必要なことをグループ討論を通して学べました。」「従業員との考えを同調する事の大切さを学べました」などの意見が出され、実のある例会にする事ができました。

記:滋賀県中小企業家同友会 事務局員 前川

第36期経営指針を創る会が終了しました。

7月25日(土)に「創る会」最終講となる第6講がホテルラフォーレ琵琶湖で開催され、受講生、OB団、助言者など27名がました。

 第6講は、受講生の皆さんが半年間真剣に自分と向かい合って仕上げてきた「経営指針書」の発表です。いよいよ経営指針書に沿って指針経営を進めていくことになります。受講生各自の経営指針書の模擬発表を前にテーマ勉強会では、「指針経営を進めるために」と題して創る会OBの三原康郎税理士事務所 三原 康郎氏から具体的な手法を学びました。また、第35期創る会を終了し、OB団として参加されているびわ製作所の 川崎 睦氏から「我が社の指針経営」と題して実践報告がありました。

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◆各班工夫を凝らして発表会
 発表は経営指針書に沿って、「経営指針書の作成に当たって」に続き「経営理念」「経営方針」「経営計画」と続きます。班毎に、OBが「従業員」や「取引先」、「金融機関」や「家族」の立場で受講生の指針書発表に対して質問をするなど工夫を凝らした方法で中味を深めました。

 1班では、討論を通して再度「地域とともに歩む中小企業として、自社の固有の役割を通してどのように地域や地域社会に貢献していくのか」という原点に立ち返る内容になりました。言わば自社事業の「お役立ち」の原点の再確認です。創る会を通してOB団はそこを見い出していただくためのお手伝いをしたに過ぎません。
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 創る会終了後は、この部分を深めていくことに加え、『「お役立ち」の努力が報われる「経営環境の改善」』が経営者自身に求められることになります。そういう意味では、「よい会社」「よい経営者」「よい経営環境」を目指す同友会運動を経営の中で統一的に取り組んでいくことが大切です。
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 経営労働委員会からは、次期創る会へのOB団として、また県レベルでの各委員会、支部の運営委員会等同友会運動への自主的な参加をお願いしました。

◆全員が修了証を受け取りした
 終了後会場を移して懇親会に入りました。懇親会の司会は前記創る会を終了されOB団の一員である力興木材㈱の 今中 雄大氏が務めました。坂田代表理事の挨拶に続き服部経営労働委員長より受講生一人ひとりに修了証が手渡され全員で記念撮影を行いました。
 懇親会は、半年間自分と向かい合うという受講生の経験を共有したOBとの共感がベースとなりあっという間に時間が過ぎました。
 また、最終講の懇親会では恒例となった「The DO-YOU」によるライブが行われました。
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 受講生の皆さん、OB団の皆さん、オリエンテーションセミナーを入れると8ヶ月という長期に渡り本当にご苦労様でした。
 第37期創る会は、早々に定員9名の申し込みがありました。9月4日(金)のオリエンテーションセミナーを皮切りに来年3月5日の最終講に向けスタートします。次期38期への参加希望も既に伺っている状況です。
 経営労働委員会では、創る会のクオリティーの更なる向上に務めていきたいと思います。
(文責 高橋 信二)
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南比良同友の森 パートナー協定の延長を合意しました!

 7月24日 7時から 和邇の藤野に於いて 南比良生産森林組合の役員さんとの会議及び懇親会を行いました。

出席者 26年度までの役員 高山組合長  林庶務  中川会計  
     27年度からの新役員  山口組合町長 高山庶務 中村会計  6名参加

   大津支部  村田支部長  川下さん 乾さん 松井さん 坂田の5名参加

・ 高山組合長より挨拶  毎年30万円を5年間にわたり使わせていただいたお礼と引き続きお願いしたいと挨拶がありました。
またもっと森を使った活動ができるようにとの要望もありました。
・ 村田大津支部長    中小企業家同友会は地域と共に歩み地元の企業としてお役にたっている。同友の森の活動も
山の環境を守ることを通して地域貢献できている。今後も続けて活動をしてゆきたいと挨拶がありました。

協議事項

① 自己紹介

②5年間の経過報告

③今後の方針  お互いに続けることで合意することができた。 金額は集まった企業数(目標35社)で返事する。

④パートナー協定の延長  22年~27年までの協定書があるので、変更覚書を作成して両社が記名押印する。立会い人を県と大津市に依頼
                  覚書の内容他については森林政策課に相談して進める。場所日程等は後日両者で協議して決める。
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懇親会  新組合長の山口さんの挨拶と乾杯で美味しい近江牛をいただきながらわきあいあいで懇親を深めました。(坂田記) 

甲賀支部 7月例会開催しました

滋賀県中小企業家同友会甲賀支部 7月例会(オリエンテーション)

7月22日木曜日 18:30~20:45  会場:サンライフ甲西

甲賀支部7月例会はオリエンテーションとして、「めざしたい企業を実現するには?」というテーマで学びあい、新会員を含め13名が参加しました。
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前半はDVD鑑賞し、同友会の目的や成り立ち、使命と役割などについて学んだ後、支部長より滋賀県の99.8%が中小企業であり、中小企業が世の中を支えているなどの補足説明がありました。
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後半は、「自社の課題は明確ですか?」という内容でディスカッションを行いました。特に後継や社員教育など人的面での課題が多く、会社の大小にかかわらず、人材育成や雇用というのは一番重要でかつ一番難しい課題であることを再認識しました。
原稿作成者:西岡 一志 

第26回滋賀県経営研究集会分科会報告者すべて決定しました!

《第26回滋賀県経営研究集会 基調講演講師、分科会報告者すべて決定しました!》

※開催概要
1.日 時:2015年11月16日月曜日 13:00~20:30
2.会 場:クサツエストピアホテル
       草津市西大路町4−32 電話:077-566-3333
       (JR草津駅西口より徒歩5分ほど)

3.基調講演
  テーマ:「全ての人を生かす経営により中小企業が幸せな社会を創る」
       渡邉 幸義氏 アイエスエフネットグループ代表
       http://www.isfnet.co.jp/
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4.分科会の報告者全員決定!

  第1分科会 担当:大津支部(高島ブロック)
  報告者:中野 愛一郎氏
      ㈱イベント・トゥエンティ・ワン 代表取締役・奈良同友会常任理事
      http://event21.co.jp/
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  テーマ(仮):「一人ひとりが輝き、成長する組織へ結果の出せる社風づくりが経営者の責任」

  第2分科会 担当:湖南支部・甲賀支部
  報告者:田中 正志氏
      義農味噌㈱代表取締役・愛媛同友会代表理事
      http://www.gino-miso.co.jp/
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  テーマ(仮):「相手が欲しいものをつくる!~“地産他消”と“水平展開”が売れる市場づくりの決め手!~」

  第3分科会 担当:東近江支部・北近江支部
  報告者:堂上 勝己氏
      梅南鋼材㈱代表取締役・大阪同友会代表理事
      http://bainan.jp/
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  テーマ(仮):「新卒採用は新たな仕事づくりの第一歩?新卒と共に挑む10年間の取り組みと100名企業のビジョン?」

5.参加費
 9,000円(講演会・分科会・懇親会含む)
 ※講演会と分科会までの参加は3,000円

6.定員
 180名(同友会会員を優先に、お申し込み順といたします)

 現在実行委員会で、企画の準備を進めております。
 参加の受付開始は、8月末頃を予定しております。

指針経営への第一歩~北近江支部7月例会ご報告

滋賀県中小企業家同友会北近江支部7月例会報告

 滋賀県中小企業家同友会北近江支部7月例会は、21日(火)午後6時30分から9時まで長浜曳山博物館・伝承スタジオにて~社員一人ひとりが、主役になれる会社を目指して~「人と人とが繋がる うちの経営理念はどや!」というテーマで北近江支部のびわ製作所代表者の川崎睦氏に報告して頂きました。

 当日は会員企業より24人、ゲスト経営者1名、事務局1名の計26名の参加で開催されました。
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 川崎さんは結婚と同時に33歳で代表を交代、そして組立業から板金業へ転換。リーマンショックの不景気を乗り越え、業績も上向き従業員数も増えてきた頃、「経営者として芯となるべき物を持ちたい!」と、経営指針を創る会を受講する為に、去年1月に滋賀県中小企業家同友会へ入会されました。
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 創る会を振り返って「自分の心を丸裸にされた」と笑顔で語っておられる第35期経営指針を創る会を受講中、7年ぶり2回目のロードトレインの製作依頼(びわ商工会青年部から)がありました。
 1回目の製作時は、会社と地域事業、個人は別々の存在であるべきと思っておられ、会社で時間外にコツコツと作業を進め、川崎氏は大きな喜びを得ます。
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 そして、「この喜びを社員みんなにも経験してもらうことは出来ないか?」これが理念に揚げている「創る喜びをお客様と共有する」その足掛かりになるのではないか?
 しかし青年部事業の為、加工賃収入は見込めず会社の利益にならない作業をさせて良いのかと悩みます…
 思い悩んだ末に、工場長に意見を聞いたところ、「みんなの良い経験になると思う」この一言に決心され、各行程の担当社員に加工を依頼し、びわ製作所で製作することが出来、作る喜びを共有することができました。
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 創る会を受講前は「なんで社員は言う通りに動いてくれんのやろ」と、従業員のせいにしていたが、それは社員に進むべき方向を示せていなかったからだと仰られていました。
 創る会卒業後、朝礼の中味を改善し、楽しい社長スピーチを続けるために新聞や本を良く読むようになったこと、毎月「びわ一定例会」を開催し、テーマを決めて職場の改善や、同友会の経営労働委員会が発行する「月間共育」を活用した学習会を行い、社員との共育活動を継続しています。
 今すべきことは、自分(経営者)の想いを従業員の皆さんへ伝えること、それによってびわ製作所一丸となって夢・目標に向かって行く!という力強い決意を感じる報告でした。
 指針経営の重要性を再認識する機会になったと思います。
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 グループ討論では「あなたはどのような想いで経営をされていますか?」
 「その想いを社員と共有するためにどのような取り組みをされて(してみたいと思い)ますか?
 というテーマで討論し、活発な議論が交わされました。

 その後の懇親会は10人参加、和やかな雰囲気で親睦を深めることが出来ました。
 報告テーマの「どや!」の謎が明らかになったり、例会での議論の続きや、懇親会ならではの学びもありました。(記 YU-DAI)

大津西・東合同地区会「ビジ活!」ご報告

大津支部西地区・東地区合同地区会

日 時:2015年7月17日(金)18:30~21:30
テーマ:「ビジ活」(ビジネスマッチング/互いの商いを応援するビジネス活動)
会 場:旧大津公会堂多目的室
参加者:31名

 受付開始後、ここでの名刺交換が盛んにおこなわれて、いつもの例会ではない異様な雰囲気の中、開会。支部長より挨拶があり、顔が見れる地区会、初の試みを楽しみにたいとお話しいただきました。
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 司会・進行は大津建材川端さんが進行説明、「一人1分から2分でで自社の強み、間取り組んでいること、特徴などを話してもらい、悩み事を出してもらう。」事前に提出いただいていた、プロフィールシートの順に発表開始、トップバッターは、(株)江口測量設計事務所 江口様より、そして、(株)奥清商会 奥村さんと順々に発表、1分立つと「チーン」と鐘がなる。スムーズにテンポよく、進行されていきました。
 みなさん、さすが仕事のことをお話してもらうと、1分~2分できっちりと、自社の特徴を発表してい頂きました。自社の特徴だけでなく、自社の問題提起を兼田漬物の兼田さんから「自社では廃棄になってしまう大根4分の1何とかならないか?」その実物の大根を持参いただき、お話しいただきました。
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 1時間で自社の発表はおわり、後半、ビジネスマッチング、問題提起解決などで、兼田さんの大根問題で、盛り上がりました。それ以外でも、今現在、取引があるところの特徴をおはなししたりして盛り上がりました。
 その後、興奮さめやまないなか、大津グリルさんで懇親会、例会中では話せなかった、お互いの話をもっと深めるには、大変良い時間になりました。
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 今回、ゲストさんが7名程々、懇親会には参加していただき、会員、ゲストともに仲を深めることができました。(記 M・K)

同友会彦根地区会キックオフ例会を開催しました!

滋賀県中小企業家同友会彦根地区会キックオフ例会を開催!

第1部 研修会
と き : 7月17日(金) 17:30~
ところ : 野坂税理士事務所
テーマ : 「野坂先生のちょっといい話」
研修会参加費:無料
第2部 親睦深めて情報交換・懇親会
と き : 18:30~
ところ : 一休亭 なごみや

参加者:11名
 青柳(株) PRO-SEED、一圓 (株)日昇テクニカ、小栗 (有)小栗鉄工所、小田柿 大洋産業(株)、川邉 (株)アド・プランニング、澤田 アケボノ特機(株)、高橋信二 NPO法人就労ネットワーク滋賀、高橋陽一 彦根共同法律事務所、野坂 野坂税理士事務所、水野透 (株)渡辺工業、
森田 (株)森田電器工業所(敬称 略)

 今回は、北近江支部彦根地区の活動をより活性化していくため、また彦根地区の会員の交流を深めるため、第1回目の彦根地区会を開催しました。
 講師は、野坂税理士にお願いし、経営者として成功するための条件についてお話しいただきました。

 その条件(資質)とは、
 1.経営者が常に従業員に感謝の言葉を「声」を出して伝えている。神棚がある事業所
 
 2.時代の変化に対して敏感で、対応力がある。
 3.決断したことに対してのスピード感がある。
 4.友達が多い。しかし、自分にとっていい友達か、どうかを常に選択している。
 5.お金の使い方が上手。(生きたお金) 稼ぐよりも使う方が難しい。
 6.従業員が退職した後、その子供が就職している。
 7.自分だけの給料を上げずに、従業員の給料を喜んで増やしている。
 8.従業員の慰安旅行、飲み会が多い。
 9.従業員の家族に対しての思いやりある施策。

 共通しているのは、よい従業員に恵まれていることです。
 各参加者もどれだけこの条件があてはまるか、それぞれ考えていました。

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 このあと会場を移動し、彦根地区会キックオフ懇親会を開催。
 普段、多忙で例会等になかなか出席できない方とも交流ができ、今後につなげていきたいと思います。
 定期的に地区会を開くために、テーマや開催内容、開催サイクルと今後検討が必要と思います。
 彦根地域の会員の皆様、地区会へのご意見やご要望を、どしどしお寄せ下さいませ。(幹事 澤田記)

○ご要望は⇒滋賀県中小企業家同友会
 担当 廣瀬 077(561)5333まで。

高島ブロック7月例会で創業・その苦闘とやり甲斐、地域貢献への想いに学びました。

滋賀県中小企業家同友会高島ブロック例会ご報告

と き:7月15日(水)18:30~21:00
報告者:水野 茂樹氏 株式会社滋賀フーズ 代表取締役
テーマ:食は人を良くする実現に向かって~地域資源を活かし、日々奮闘中~
参加者:10人
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○参加者の声
「食は人を浴するという理念にもとづき、社長が常に新しいことを興そうとされていることに感銘を受けました」
「経営幹部として事業部を任されている立場と、たとえ厳しい道でも業を興し、経営者を目指して社員と共に育ち、地域資源を活かした商品開発に取り組まれていることのやり甲斐や喜びがヒシヒシと伝わってきました」「本業の事業領域に中に、地域との関わりがしっかりと位置付けられていて、社員さんにも会社の役割、存在意義がしっかりと見えて素晴らしいと思う。経営者として覚悟を決めれば、新しい手が打てることも良くわかりました」

中同協第47回総会IN岩手 地域経済の担い手はわれら中小企業、滋賀での同友会運動を強く大きく発展させ、地域振興を担おう!

 中小企業家同友会全国協議会第47回定時総会IN岩手が、2015年7月9日(木)午後1時半から10日(金)の正午まで、盛岡市のマリオスとホテルメトロポリタン盛岡NEW WINGを主会場にして全国から1,000名を超える参加で開催されました。滋賀県中小企業家同友会からは、蔭山孝夫代表理事(滋賀建機(株)会長)、坂田徳一代表理事((株)坂田工務店社長)、小田柿喜暢共育委員長(大洋産業(株)社長)、前出博幸東近江副支部長(前出産業(株)社長)、廣瀬元行滋賀同友会専務理事の5名が参加をいたしました。
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 第1日目(9日)は、JR盛岡駅西口前のマリオスに併設された盛岡諮問文化ホールで全体会です。開催地の挨拶や総会議案の提案が行われ、その後に16の分科会に分かれて学び合いが行われました。会場のマリオスは盛岡駅西口地区開発のシンボルとして建設された賃貸オフィスや貸会議室、コンサートホール等を備えた複合ビルです。盛岡市の人口は大凡30万人ですが、何と素晴らしい施設であることか・・。滋賀の大津市が34万人を擁するにもかかわらず、単純な比較は出来ないものの駅前開発や産業施設の貧弱さに愕然といたしました。大津の場合は地形による拠点の分散化は否めませんが、それならそれで、駅前に人が集う小規模でも利用しやすい何らかの施設や仕組みの整備が必要なものだと実感しました。

 中同協が担当をした第2分科会には109名が参加。「確かな情勢認識で時代に立ち向かう~国と地域の再生示す『日本経済ビジョン』」をテーマに、岡田知弘氏(京都大学大学院教授)から問題提起をしていただき、グループ討論で地域づくりを担う企業づくりについて考え方と自社での実践を学び合いました。
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 岡田氏は、全国の自治体で中小企業振興基本条例の制定と、自治体の発注を地域振興に結びつける公契約条例を制定するところが増えていることを紹介し、同友会運動がその担い手として逞しく発展することの重要性を開口一番に強調されました。
 つぎに、情勢の節目として大災害とグローバル化を取り上げました。阪神淡路大震災後、人の生命と財産に関わる自然災害と、原発事故による政策災害が重なっている。被災地を調査して実感することは、その再建の力は中小企業であり、特に中同協へ結集する会員であることを紹介。東日本大震災では政府の創造的復興というスローガンのもとで多くの資金が県外企業に流れており、90%のインフラ復興に対して住宅の再建は僅か14%。人間の復興は仕事を持ち、住宅を持って暮らしていくことであり、地域の中小企業が担うしかないことを強調されました。
グローバル化では、経済とは人間が生きるための手段であり、経済活動は国境を越え労働力の移動は広まるものの、地域の暮らしそのものは中小企業や農家、NPOや協同組合、途方公共団体が連携して、地域の経済循環を勧めていくことで守っていかなければならないと提起。政府の地方創生には地域の持続的な維持の考えが弱く、私たちが地域の将来ビジョンを描き、政策として高め、提案することの必要性を訴えられました。
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現在、日銀がいくらお金を投入しても実体の景気は回復せず、消費増税での落ち込みが夏になっても回復しない。実質賃金はマイナスで、現実はアベノミクス不況説いても良い状況なのに、マスコミはそういうことは報道しない。逆に日本創生会議の増田レポートで2040年自治体消滅を取り上げ、危機感ばかりをあおり、小さな自治体の努力を無視。人口減少の本質である結婚できない若者が増えていることを、勤労者の収入減少や批正規雇用者の増加という現実にメスを入れようとしていないこともあげられました。中小企業に対する認識も、今だ「下請け製造業」のイメージに縛られていて、2012年の調査では中小企業の製造業は全体の11.7%、うち下請け企業は12.7%で、実は下請け企業とは中小企業全体の3%に過ぎないのに、自立型企業の姿は国民に知らされていないとも。地域に人を残そうというのならば、地域の中小企業の正しい姿を学校教育の場でも取り上げないといけないし、地方新聞や放送局に対して発信していくことが大切だとも言われました。
さらに、日本経済の基盤は地域経済であり、その作り手は中小企業であること。シャープやパナソニックの液晶工場誘致に何百億かけても10年持たなかった。大切なのは、地域の中小企業の経済力を高めるために、地域内再投資力を高めること。自給ではなく、売った利益がちゃんと帰ってきて、また地域で投資されるという循環を作ることです。外から入ってくる量販店にも、地元の商品を置いてもらったり、購買してもらう。地方自治体も地元に発注し、税金を納めてもらう公共調達政策を進めること。住民ニーズを担うには、地域に多様な産業と中小企業が必要なので、選択と集中路線ではダメなことも良くわかりました。中小企業振興基本条例は制定運動よりも推進主体を作ることが重要であり、同友会の支部レベルで地域ビジョンを持って取り組んでいかないと、できちゃった条例で具体化が進まない。
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さいごに、社会貢献や社員共育を重んじる同友会理念に共鳴する中小企業家や経営が地域で増えれば増えるほど、良い社会に近づけると言うことで話を締めくくられました。

滋賀県でも活性化条例が制定されていますが、県庁主導では成長分野の特定企業に光を当てる政策しかできないと言う現実(環境や水、医療など)があります。また、現場に立脚した施策づくりも、年に数回あるかないかの活性化審議会では形式的な取り組みになってしまいます。県が音頭を取り、地域に軸足を置き、市町を単位に条例の推進母体を作りながら調査・条例・産業振興会議の設置という定石を持って地域経済の振興に、中小企業や一次産業の知恵と活力を結集させていくことが重要だと良く理解することが出来ました。
何よりも、その推進力となる同友会会員企業の数と質を高めていくと言うことが重要であると。滋賀県中小企業家同友会を600名会勢から700名、800名へと前進させ、地域法人10%、1,400名へと高めることは、地域経済の自立的な発展、そこで暮らす人々の豊かな人生を担保するために、やり遂げなければならない運動であることに確信を持つ分科会でした。
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2日目、全体会議では中同協総会議案と新役員を満場の拍手で決定。
中同協幹事には、滋賀県中小企業家同友会より蔭山孝夫代表理事、坂田徳一代表理事、井内良三副代表理事((株)タオ社長)が選任されました。
 このあと、私は愛媛同友会、岡山同友会、香川同友会、徳島同友会、中同協の各事務局長クラスのメンバーと時間を取り、各地域での運動課題や事務局づくりについて意見交換する機会を持ち、大変に学ぶことと励ましの多い、有意義な中同協総会でした。有り難うございました。(廣瀬元行@滋賀同友会専務)