滋賀と京都同友会の共同求人活動、中小企業の社長と話せる「京都・滋賀しごとNavi」合同企業説明会が2018年3月20日(火)13:00~17:00まで京都テルサ1Fホールで行われました。
参加企業は47社(内滋賀より13社)でした。
滋賀県中小企業家同友会共同求人活動全体会議が10月24日(火)午後2時から5時まで同友会事務局会議室で行われ、13社より16名が参加しました。
はじめに、共同求人運営部の中野さん(ジョーニシ専務)より「同友会における共同求人活動のあり方」をテーマに問題提起がありました。
共同求人活動は単なる人採り活動ではなく、若者や大学関係者、地域社会から信頼され選ばれる企業づくりであること。まずは、学生からみて魅力ある企業づくり、学生からみて働きやすい環境づくり、学生からみてこの人と働きたいと思われる経営者と採用担当者へと成長する、将来社員となる人物から見て魅力的な職場は、今の社員にとっても魅力的な「人が育つ働きやすい職場」であり、新卒採用活動は、客観的に社内を見つめ直す良い機会であることが強調されました。
共同求人活動に経営者と担当者が積極的に参加すれば・・・
他社採用活動の成功例、失敗例を共有し、ヒントを社内や採用活動の場で実践できる。
中小企業全体で若者が地域で活躍できる環境作り、自社でわからない事を問題定義したり、知らないことを学び、ノウハウを共有し、求人メンバー内で助け合う。
同友会共同求人活動のブランド化で、中小企業単独では難しい、学校との信頼関係づくり(出前講座、就職ガイダンス、学内合同企業説明会、大学訪問、インターンシップ推進)に取組める。
など、共同求人だからこその魅力も紹介されました。
10年ヴィジョンとして、共同求人活動が「人材育成」の側面から、企業と地域社会の橋渡しを行い、信頼関係を醸成することで、地域からの若者の流出を食い止め、持続可能な地域社会・企業を作り上げることが出来る運動であると問題提起されました。
このあと自社が取組んできた無料の情報発信のツールも紹介されました。
すこやか社会保険労務士事務所 所長 杉田 浩平さんからは、新卒や既卒の学生が入社され、長く仕事を頑張ってもらえるように、会社が知っておくべき労務・労働の法的知識を中心に説明が行われました。
共同求人参加企業の就業規則等が最新の法令に対応し整備されていることとは、学生や大学関係者と信頼構築に最低限欠かせないことであり、2018年度より活動参加企業の就業規則を同友会へ提出していただくことが申し合わされました。
このあと、参加企業より今年の採用活動の経験と教訓が報告され、課題と成果を共有しました。
共同求人運営部の宮川さん(宮川バネ工業社長)からは、共同求人活動の基本理念
1.同友会の求人活動は中小企業が日本経済の中心的な担い手として
その社会的責務を果たすために必要な人材を発見し、育成するための活動です。
2.中小企業は地域的な支えなしには存続できません。しかも、経営者も従業員も地域の住民として生活しています。従って、人間としての育ちあいの関係を地域に依拠してすすめなければならないとする
謙虚な考えに立つ活動です。
3.若者たちに、感動のある暮らしを保証し人間として生きるよろこびを与えられる企業づくりをめざす活動です。
4.就職ということの意味を広く、深く、具体的に若者たちに理解してもらい同友会に加盟する経営者とともに働く歴史的な意義を伝えていく活動です。
5.学生、親、教師たちとともに、学ぶとは、働くとは、人間の暮らしとはという人間にとって重要な命題を粘り強く科学的に、人間の尊厳にかけて追及する活動です。
が紹介され、その上で以下の方針と計画を持って取組みことが提案されました。
共同求人活動方針
①インターンシップの実施企業の増加、質の向上。
②大学との関係・人脈の構築
③共同求人企業の増強、質の向上
④小学生・中学生向けのキャリア教育の実施
2018年度(2017年11月~2018年10月末)
滋賀同友会共同求人活動 単年度計画
・共同求人参加企業のインターンシップ実施率100%
・インターンシップ受け入れのための勉強会の実施
・立命・龍谷以外の大学とのガイダンス・説明会・出前講座の協定2校以上
・共同求人参加企業全社からの就業規則の提出
・小中向けキャリア教育に協力してくれる会員企業を1社以上確保
・インターンシップの実施に関しては、半日程度のインタビューシップから長期インターンシップまで、各企業の実情に応じての実施で可能。
上記の理念と方針に賛同する参加企業を募集いたします。
参加のご案内と申込書 ファイル 1846-5.pdf
参加締切りは2017年10月31日です。
お申込、お問合せは、滋賀県中小企業家同友会事務局(担当:廣瀬)までお願いいたします。
滋賀県中小企業家同友会 事務局
TEL077(561)5333
FAX077(561)5334
〒525-0059 草津市野路8丁目13-1 KE草津ビル1階
更新日:2017.10.24
滋賀県中小企業家同友会挙育委員会共同求人活動運営部による2017年度第2回共同求人活動全体会議が5月24日(水)14時から16時まで滋賀同友会会議室で行われ10人が参加しました。
共同求人運営部の中野裕介さん((株)ジョーニシ常務取締役)を問題提起者とに、5月16日に行われた滋賀と京都同友会の共同求人活動合同企業説明会を振り返りました。
仕事の専門性やこだわりを前面に出して、本業に関心を持つ学生に来てもらう工夫、働き方改革で関心の高まっている、働きやすさや明るく楽しい社風を前面に出すなど、参加学生にインパクトのあるブースづくりを考えました。
また、現時点での学生のエントリー状況や、6月以降の選考について各社の状況と今後の取組みを出し合いました。
3月の合同会社説明会等で学生に接点を持っても、自社の会社説明会には来てくれないのが多くの現状。理工系の場合は従来からインターンシップを通じて早い段階から繋がりを持ちこまめに出会う機会(OBや上司との懇談会など)を持たないと内定まで結び付かない苦労も。
そういう中でも数十人の応募がある企業では、「滋賀でいちばん大切にしたい会社」認定(滋賀同友会のアワード)と社員の笑顔を前面に出し、女性も男性も安心して働ける条件と環境を整えていることを打ち出すと共に、メディアを使った会社のイメージアップにも取組むなかでが注目度が上がってきたと言う具体的な報告も。学生向けの会社説明資料を出し合ってお互いにブラッシュアップするなど、採用力アップにとってとても役立つ中味になりました。
6月1日の選考開始、10月1日の内定開始という流れはありますが、中小企業にとってはこれからが採用活動の本番。
今年度は4月の立命館大学に加えて6月以降は龍谷大学での学内合同企業説明会に同友会共同求人参加企業枠をいただいていますので、引き続き経営者が経営への思いを語り若手社員が魅力を伝え、学生のハートをしっかり掴んでいこうとまとめられました。
共同求人活動は、人材を採用できる魅力ある企業づくりと、元気な地域社会を共に担う人材の育成をめざす、中小企業経営者の自主的な取組みです。
大学のキャリアセンターとの協力関係を重視し、インターンシップの受入れや、学内での企業説明会への参加を推進しています。
新卒の採用活動を通じて自社を良くしたいという思いのある中小企業経営者の皆さんの、参加をお待ちしています。
滋賀県中小企業家同友会
TEL077(561)5333
FAX077(561)5334
(M・H記)
更新日:2017.05.24
滋賀県中小企業家同友会と京都中小企業家同友会の共同求人活動参加企業による合同企業説明会(2018年学卒者および第2新卒者対象 正社員募集)を開催します。
参加企業は、京都・滋賀の共同求人活動参加企業約50社です。
地域で働き社会に貢献したい、滋賀県、京都府で就職したい、地元の企業の情報が欲しいという皆さん、中小企業家同友会の合同企業説明会には、中小企業の経営者が実際に参加して、自社の魅力や役割をお伝えします。
当日受付、入場無料、入退場自由、履歴書不要
企業情報など詳しくは
⇒http://www.jobway.jp/
⇒https://www.kyo-navi.com/
よりご覧下さい。
◯中小企業の社長と話せる「京都・滋賀しごとNavi」合同企業説明会約50社
◯主催同友会 滋賀県中小企業家同友会・京都中小企業家同友会
◯開催年月日 2017年5月16日(火)
◯開催時間 15:00~20:00
◯開催会場 京都テルサ1Fホール
京都市南区東九条下殿田町70
http://www.kyoto-terrsa.or.jp/access.html