2021年3月24日(水)14時から、公立大学法人滋賀県立大学(以下・滋賀県立大学 滋賀県彦根市)において、滋賀県中小企業家同友会(以下・滋賀同友会)と滋賀県立大学との包括連携協定の締結式を行いました。
出席者
滋賀県立大学
理事長・学長 廣川 能嗣 様
副理事長 青木 洋 様
地域連携担当理事 高橋滝治郎 様
滋賀県中小企業家同友会
代表理事 水野 透 株式会社渡辺工業代表取締役
代表理事 永井 茂一 株式会社ピアライフ代表取締役
理事・共育・求人委員長 宮川 草平 宮川バネ工業株式会社代表取締役社長
理事 青栁 孝之 株式会社PRO-SEED代表取締役
理事・北近江支部長 小田柿喜暢 大洋産業株式会社代表取締役社長
専務理事 廣瀬 元行 滋賀県中小企業家同友会専務理事
局長代行主任事務局員 奥村 祐三 滋賀県中小企業家同友会事務局
滋賀同友会と滋賀県立大学は平成27年から大学が取り組みをはじめた「COC+事業」(文部科学省:地(知)の拠点大学による地方創生推進事業)を通じて様々な連携を行ってきた経緯があります。
この度締結した包括連携協定は、滋賀県立大学が実施する起業家人材育成プログラムである「ソーシャル・アントレプレナーコース」の充実を図るために、滋賀同友会会員が地域の経営者として同コースでの経営実践報告等を通じて学生と共に学びあい、将来を担う企業家人材や起業家精神の育成を目指すことを当面の取り組みにしています。
また、課題解決型や低年次での短期インターンシップを推進して、学生の学ぶ力を高め地域を知り地域の企業で働くことの意味や価値を掴み、豊かな職業選択意識の醸成を支援すること、さらには技術相談、共同研究、新事業の創出で地域の産業基盤を強化しまちづくりを推進することを目的としています。
滋賀県立大学学長の廣川様からは「滋賀同友会との連携は誇りとするところです。本日締結する包括連携協定を生かして明日の地域を担う若者を支援するとともに、産業支援を通じて地域づくりにも取り組んでいきます」とのご挨拶をいただきました。
また、滋賀同友会水野代表理事より「「中小企業憲章」では、中小企業が日本経済を牽引する力であり、社会の主役として位置づけられました。私たちは社会の主役としての使命感を高め、共に学び・共に育ち・共に生きることが出来る企業と地域づくりを進めて参りたいと願っています。滋賀県立大学との協定締結を通じて、滋賀で学ぶ若者の力を地域に根づかせ、地域で働く若者や起業する若者を増やし、共に地域の未来を切り拓く仲間を育んで行きたいと」と挨拶がありました。
このあと協定書に署名押印いたしました。
4月以降に事務レベルで定期的に意見交換を行い、当面の課題を共有しつつ実のある取り組みを進めていくことになります。
調印式のあと、滋賀県立大学工学部の施設見学を行い、産学連携センターの業務についてご案内を頂きました。