滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-東近江支部-

東近江支部 2月例会:企業風土づくりにひつようなもの

東近江支部 例会レポート

2月17日水曜日、午後6時30分より支部例会を開催しまし。

今回は外部から「ちょっとアホ理論」の著者である㈱ヒューマンフォーラム 代表取締役会長 出路 雅明氏をお呼びし会員外も含め総勢44名の参加となりました。テーマは「会社は素晴らしき仲間の集い~元気に明るくちょっとアホ素晴らしき仲間は“ええ一人一人のええ仕事から”~」

たった2坪の古着屋から社員数700人を超える企業になったお話しや、超V字回復をした成功例についてお聴きできるかと思っていたら
会社の文化をいかに作るかというお話に終始しました。社員のカテゴリーを“ビクビク ネバネバ型”“カンカン バラバラ型”“スネスネ チューチュー型” “オドオド キョロキョロ型”の4つに分けて行動や思考でタイプ別にし、そのタイプの良しあしではなく、それぞれのタイプの傾向があることを自他共に認めあい、不足分を別のタイプの人が補いあうことが大切なこと。

また今まではビクビクネバネバ型やカンカンバラバラ型に多い男性思考な人がリーダーとなり組織づくりを進めていきましたが、これからの時代はリーダーを立てないこと、また女性的思考の人や、ニッチな部分にこだわりのあるような方が増えていくことで組織が成長していくというお話しでした。

一人が全体のために、全体はたったひとりのために今やるべき仕事をええ仕事にしていくことを意識し行動することの大切さをお聴きしました。
最後にアフガニスタンの紛争地域へ復興支援に行かれてる医師の中村哲さんのDVDを拝見しました。
医師である中村さんの支援は紛争地域の医療ですが、ケガや病気の人を治していても対処療法であり、もっと根本治療をしなければならないと考え
それが農地を再生することだと気づかれます。そして農地を再生するために石組みで25.5kmの水路を市民の手でつくります。それは修繕が必要になったら外部から呼んで直してもらうのではなく自らの手で修理できるよう作り方をいちから伝えていくという作業でした。

医師である中村さんと地元住人が7年かけた水路づくりの映像を見て、できあがった水路から農地へじわじわと水が滲みわたる様をみていく中で会社の社風や文化作りも、このようにじわじわと滲みわたっていくことで初めて根付くのだと感じましたし そのためにも目先の課題ではなく遠い未来を目指し実践していくこと。そして自ら考え自ら動くことでしか将来のビジョンが現実と結びついていかないことを学びました。