滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-東近江支部-

東近江支部(愛荘町・甲良町・旧愛東町・旧湖東町)地区会を開催しました

東近江支部 例会レポート

東近江支部、愛荘町・甲良町・旧愛東町・旧湖東町地区の2月地区会をプライウッド・オウミさんとzoomのハイブリットにて開催し、11名Gが参加しました。

「富鶴」製造蔵元、愛知酒造の中村晃子さんに、日本酒についての雑学、愛知酒造のミッション・ビジョン、富鶴の特徴、日本酒の市場について、富鶴の製造販売を取り巻く環境、愛知酒造の強み、コロナの中で新たに実施したこと、今後の夢をお話いただきました。
様々な鑑評会でも入賞されている愛知酒造さんの富鶴の特徴は、100石(1000ℓ)の製造とし、①限定流通であること、②タンク毎に味を変えていること、③出荷時に最適な味となるように調整していることで、「同じ味の酒に出会うことはほぼない」こと。

 

人材確保の難しさや顧客層の微減、原材料費の値上がりなどの課題があるなか、「製造販売基盤増強プロジェクト」を策定し、その富鶴の特徴を生かして、「“今”、最高においしい日本酒をつくり、お客様を笑顔に、社会を元気に」のミッションのもと、「“今”を造る「富鶴」日本でも、海外でも豊かさ(富)を与えて高く飛翔(鶴)していく」というビジョンの実現に向けて、アイデアをどんどん形にされていっています。非常に興味深い日本酒造りのお話から、海外で販路を獲得するという今後の夢、今年の新酒のお話とワクワクする内容で、参加者からも感想や質問が活発に出て、大変学び多い地区会となりました。