東近江支部10月愛荘地区会が10月29日に開催されました。中島商事㈱を現地会場にℤOOMを使用してのハイブリッド地区会となり、会員と社員を合わせ15名が参加しました。
今回は「地域と共存共栄する企業」をテーマに、中島 智宏さん(中島商事㈱ 代表取締役)からご報告いただきました。
中島商事㈱はエネルギー事業からスタートし今ではリフォーム、生活支援サービスへと事業を拡大し、個人、企業、店舗とさまざまなお客様と関わりを持ちながら発展されてきました。2019年 に代表取締役に就任された後も社員共育に力を入れ、エネルギー事業の店舗拡大、食事業の 新規出店など新しい取組みをされています。水事変化に柔軟に対応し、新しい物事に大胆に 挑戦する姿勢を大切に事業展開されていますが、一番大切にされているのが「地元のお客様 と共存共栄をなし、地域の発展と社員の幸を願う」という企業理念です。
いくつも事業を手掛けておられますが、根幹にあるのは「どうせ新しい事業をするなら、地域のお役に立てることを。」との思いでした。エネルギー事業は元より、ミネラルウォーター事業を始めたのも阪神淡路大震災を経験して、水がどれだけ人の生活をささえているかを感じたからでした。
中島さんは最後に「売上や利益のためだけではなく、経営理念を軸に置き、地域に根付く中小企業として、地域に恩を返していけるような企業でありたい」とご自身の思いをまとめられ、経営理念に軸を置き地域に根差す中小企業の在り方を伝える熱いご報告となりました。