滋賀県中小企業家同友会

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第6回アジア視察研修会ご報告~はじめに~

新産業委員会 委員会レポート

第6回アジア視察研修会~はじめに~
団長 小田柿喜暢(大洋産業(株) 代表取締役)

前回までの海外ビジネス研究会の海外視察は、中国、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、モンゴル、インドという国々を訪問しました。それぞれの国では、日系企業・同友会仲間企業・現地企業、観光地などを視察し、今回も同様の視察をしてきました。今回の視察先はベトナムとタイに挟まれた国ラオスです。
メコン地域の中央に位置するラオス。ラオスと聞くと、自然や農村の広がるゆったりとした光景をイメージする人が多いかもしれません。しかし、首都ヴィエンチャンでの日々の経済成長ぶりは目を見張るものがあります。ヴィエンチャンの一人当たりGDPは2015 年には4,000ドルを超えると推計されており、消費意欲の高い中間層や富裕層が増えています。世界銀行は、ラオスの2016年と2017年のGDP成長率をいずれも7.0%と予測しています。(JETRO文書より)
全日程8泊9日の視察ルートは、日本→タイ・チェンライ空港→(陸路)→チェンセン(チェンセン周辺視察、陸路からのミャンマー越境等)→(陸路)→ラオス・ファイサーイ→(メコン川を船移動、中継地宿泊および山岳民族の村訪問)→ルアンパバーン→(空路)→ヴィエンチャン(同友会仲間企業訪問)→(空路)→パクセ(同友会仲間提携先・日本人経営農園・現地個人コーヒー農園訪問等)→(陸路)→タイ・ウボンラーチャターニー→(空路)→日本という行程で、ラオスにおいては陸路での入出国、北部地域から南部地域を縦断しました。
陸路での越境、複数日をかけての船移動など貴重な体験と共に、現地の暮らしや企業活動を肌で体験することが出来ました。

今回の視察で感じることは、東南アジアの国々への中国の影響が非常に大きいことです。例えば、タイとミャンマーの国境。ミャンマー側の市場には、中国製品が山積みされています。こんなにも多くのものを誰が買うのだろうと思うくらいありとあらゆるものが置かれています。中には、日本語が書かれているものがありますが明らかに日本製ではありません。また、ラオス北部では、何年か前に一旦中止となった中国―ラオスの高速鉄道の工事が再開されていました。ガイドに聞くと政権が代わって再度工事契約の調印がされたようです。また、農園経営なども行われていました。経済においては中国無くしては発展していかないという現実を目の当たりにすることが出来ました。






百聞は一見にしかずとは言いますが、日本にいては知りようもないこともこの海外視察研修で知ることが出来ました。それらから今後のビジネスのヒントや方向性が少しですが気づくことできたと思います。
視察の実施に当たり、同友会の仲間で6次化事業をラオスで取組まれている辻昭久さんには、企画段階から大変にお世話になりました。この場を借りて御礼を申し上げます。
以上