
6月16日(火)14:00~17:00までキラリエ草津にて第5回女性部定時総会が開催され、県内外会員を含め総勢51名が参加しました。
第1部では宮川絵理子部長より開会挨拶が行われました。2代目部長として、松崎悦子前部長が築いた土台のおかげで、近畿圏にも女性部の存在が広く認知されるようになったと感謝が述べられました。
総会では、第1号議案から第5号議案まですべてを採択し承認。26年度女性部長には森永江里子さん(Moe 代表)が選任されました。新部長からは令和26年度活動方針が発表され、「対話の会」など好評な取り組みを継続し、さらに発展させていく方針が示されました。

続く第2部では、森永新部長より「以前は5人以上の前で話すことも苦手だったが、今日は50人の前で話をしています。個人事業主の方も気軽に参加できる、敷居の低い女性部を目指したい」と抱負を語られました。その後、京都・大阪をはじめ多くの他府県からの来賓・ゲスト紹介が行われました。

記念例会では、清水美奈子氏(㈲西野山 取締役)より、「人が育ち、人が戻る場所~地域の高齢化を支えるコンビニ経宮~」をテーマに①人生の転機、②従業員と会社づくり、③地域連携、④独自の取り組み、⑤地域企業としての役割についてご報告いただきました。
夫の網膜剥離や自身の体調不良など人生の転機を経験する中で価値観が変化し、「店を支えているのは商品ではなく人」と実感されます。従業員一人ひとりの生活背景に寄り添い、働きやすい職場づくりを進めてこられました。 また、認知症や詐欺被害、万引きなどを「困ったお客様」ではなく「困っているお客様」と捉え、地域課題として向き合う姿勢へ転換。認知症サポーター養成講座を実施し、「知ることで優しくなれる」と、人として行動できる人材育成の大切さを伝えられました。
地域連携では、訪問販売や配達強化、スローショッピング、京都信用金庫との連携など、地域に寄り添う独自の取り組みを展開。短期的な利益ではなく、地域との信頼関係やファンづくりが長期的な企業価値につながることを実感されたとご報告いただき、「社員の成長が企業価値を生み、地域課題を価値へ変え、未来につないでいけるのは地域企業である」と最後に締めくくられました。

質疑応答では、突然アルバイトに来なくなった姉妹のその後や認知症対応など数多くの質問が寄せられ、従業員の意識統一についての質問には「日頃から検証と話し合いを重ね、店舗全体で共有している」と回答されました。
業種を問わず「人」を主役にした地域に必要とされる会社づくりについて考えるご機会となりました。
