滋賀県中小企業家同友会

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北近江支部2月例会を開催しました~同友会に入って芽生えた経営者としての覚悟ー事なかれ主義・ボンボン社長の変化と将来ビジョン~

北近江支部 例会レポート

北近江支部 2月例会を開催しました

日時 2026年2月24日(火) 18:30~20:30
場所  米原市役所1階 コンベンションホール
テーマ 同友会に入って芽生えた経営者としての覚悟
~事なかれ主義・ボンボン社長の変化と将来ビジョン~
報告者 大橋 正義 氏 株式会社 大橋 代表取締役
参加者人数 39名(会員22名、他支部2名、(株)大橋社員11名、ゲスト3名、事務局1名)


入社動機は「父に言われたから」という言葉から大橋氏の報告は始まった。
高校進学は母の希望に沿い、大学進学は友人の誘い、就職は父親の決めた何の職場かも知らずに入社をして、その後
(株)大橋に入社した。長男で会社を継ぐのは自分、言われるがままの人生を歩んできたが、それは気楽で何の問題もなかった。
(株)大橋は建材を扱う会社で工事も請け負っている。また、取引先向けに建築基準法の勉強会や見学会も行っている。
業績は入社の5年前の売り上げをピークに右肩下がり、コロナ禍に入りさらに下がる。社員からは給与面等の要望もあり、
利益の見える化、取引の見直し、自らの営業、休日増、ハラスメント対策など働き方も見直した。
しかし、それは社員をなだめて雇用期間を延ばす、社員が売り上げを上げなくても自分が売り上げを上げればいいというものだった。
そこには大橋氏の変化や批判が怖いという気持ちがあった。

2023年12月、初の営業黒字を出すことができ喜びとともに抱いたのが来年も同じことをやっていくのか、面白くない、大変だという思い。
虚無感で2時間ほど動けずにいた。2024年、なんのために働いているのか?社員はなんでお金と休みだけを求めているのか?
取引先からの見られ方が気になる。どうしたらいいか分からなく仕事の目的、社内価値共有、社外に相談相手が欲しいと思うようになる。
取引で知り合った奥田氏の紹介、青栁氏との面会を経て同友会に入会。入会後つくる会を受講。理念を作るため軽い気持ちで入会したが、
問いかけばかりで教えてもらえない、なんとなく発した言葉にダメ出し。(株)大橋に入って初めて受ける厳しい言葉。自分が判断して
発する言葉が相手を否定してしまう恐怖、正解が欲しい、だれか決めてほしい。今まで事なかれ主義で決断から逃げてきた、決断する
覚悟がないことに気づく。10年ビジョンや、方向、よしあしの決断力など創る会を受けて自分の欠点や課題などが明確になった。
新たに掲げた計理念のもとにこれからの経営をしていく大橋氏の覚悟のある報告でした。

グループ討論では「あなたはどんな覚悟で経営をしていますか?」とのテーマで討論していただきました。
今回の例会では(株)大橋の社員さんが11名参加されており社長の覚悟ある報告に、心が動く素晴らしい例会報告となりました。

(記 澤 吉孝)