滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-北近江支部-

児童養護の若者を会社の・社会の財産へ~彦根地区11月例会~

北近江支部 例会レポート

滋賀県中小企業家同友会北近江支部11月彦根地区会

11月28日(水)18:30-21:00 彦根勤労福祉会館たちばなにて「社会問題とされる彼らが企業にとって問題解決の担い手に~関わり方の工夫で活き活きと働く若者に~」という題目で、認定NPO法人四つ葉のクローバー代表代理 遠城孝幸さんに報告を行っていただきました。参加者は20人。

遠城さんは虐待を受けた子供達の児童心理治療施設で20年経験を積み、施設を退所した若者の自立援助の分野に進みます(四つ葉のクローバー)。

親からの育児放棄、繰り返される暴力、更には存在自体を無視されるという経験を受けた子供は、自分は生きる値打ちのない必要無い人間だと思い込み、自殺を考えることもしばしば。そんな若者を受け入れ、帰る場所、話を聞いてあげる場所をつくっておられます。そして将来に逞しく強く社会へ旅立つ準備の支援をされています。

滋賀には児童養護の子供達は350人。18才〜20才までに退所する子供達にネガティブな社会や会社観を変えるように伝えますが、福祉で伝えられることは限られます。
そこで、会社には職場体験や子供達との交流を通じて、働くことをイメージ出来るようにして、退所後の雇用を進めてほしいと考えられています。働く経験を通じて発揮される子供の持っている力は、驚くべきものだと事例をあげて報告されました。

遠城さんが同友会に入会して気づいたことは、“同友会は経営者の団体なのに金の匂いがしない”、“人を活かし社員を大切にしている”ということ。同友会活動を通じて、自身が行っていることは、社会貢献という一面でとらえてもありだと気づいたそうです。施設を巣立った若者が人財として活躍することで社会に貢献できると考えるようになったそうです。


この後、経営者として、地域の企業として、何が出来るかをディスカッションしました。


(作成:大洋産業(株)小田柿喜暢)