北近江支部では、2月15日(火)18:00より20:30まで2月BIG例会を開催しました。
コロナ禍ではございますが、現地会場に北ビワコホテル グラツィエ、オンラインにZoomを使用してのハイブリット例会となり、皆様のご協力のもと、万全な体制で行われ、会員・他同友会・ゲスト合わせて68名の方にご参加いただきました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
今回は「中小企業家だからできた 弱者でも勝てる法則」をテーマに、青木 孝守氏(京都大学 硬式野球部総監督)にご報告いただきました。
内容は分かりやすく構成されていて、たくさんの学びがありました。
以下に印象に残ったことをまとめます。
1.勝つために考えたこと
分析をすること。なぜ勝てないのか。
打率1割台 ヒット3~4本/1試合、防御率 6~7点台
どうすれば、勝てるのかを考える。中小企業経営も同じ。
2.中小企業経営との共通点があること
4つの資源
人・もの・金・情報⇒よい選手、良い道具や設備・資金力・相手情報やノウハウ
これら4つは、あるに越したことない。
良い選手がとれない、資金力もない、練習環境も整っているとはいえない。
良い選手がとれないなら、育てるしかない。中小企業経営に似ている。
タイミングも大事であること。
3.同友会の学びと塾経営のノウハウを活かし、勝てるチームをつくろう
まず、硬式野球部の設立よりなかった理念をつくろう⇒『日本一 誇れるチーム』
「誇り」は、勝つことで生まれる。野球部に在籍していて良かったと思えるチームを創る。
理念が定着してくると、チーム・会社は変わる
4.勝つために、具体的に行った施策
いま、すぐにでも変えられるもの⇒意識、心
できないと考えるのか、できると考えるのか、どちらもその通りになる。
科学的に分析し、選手たちに頭を使わせた。
今いる選手をどう組み合わせれば、最高のパフォーマンスを引き出せるか
部員を増やし、OBを巻き込んだリクルートチームの強化
経営指針書、理念方針、計画、SWOT分析、ランチェスターの法則
ご報告内容は、中小企業経営に通じるもので、今後の経営にいかせるものがたくさんありました。
私たちも、同友会で学んだことを会社経営において実践できるようにしなければいけません。まず、同友会に参加し、学び続けることが大切だと強く感じる例会となりました。
青木様、ありがとうございました。(J.A記)