滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-甲賀支部-

甲賀支部 12月例会を開催しました

甲賀支部 例会レポート

甲賀支部12月例会が12月14日(金)18時30分より、サンライフ甲西にて14名の参加で開催されました。
湖南支部会員の株式会社湖南オートセンター代表取締役の赤井氏より、「少しだけ分かってきた!私が経営する目的」と題して、ご報告いただきました。

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赤井氏は自分の好きなことなら続けられるかもと、自動車整備の世界に入られ、カーディーラーで技術と知識を学ばれて整備士の資格も取られます。そして縁あって現在の会社に転職されました。そんな中、人生のターニングポイントとなる出来事がありました。整備技能競技大会で全国優勝されます。仕事ぶりなども上司から認められるようになり責任のある立場へと出世されます。しかし、会社にとって大きな危機が起こりました。自動車整備に関する法律の改正や組合員の経営状態など、色々なことがあり、組織としての存続も危なくなる状態になりました。

そこで、赤井氏は会社存続のために代表取締役を引き受けられました。会社のこと、社員のこと、自分のこと、色々な事の為に就任された赤井氏ですが、まだ何をすべきか経営について分からないこともあったと言われます。

そこへ偶然、同友会入会のお誘いがあり入会されます。例会に参加されるも、はじめは経営者の仲良し会だと思われていました。あるグループ討論で、同友会の先輩経営者と同席。その経営者は赤井氏と同じく、入社された会社で社員から社長になられた経営者でした。その時のグループ討論での言葉が赤井氏を変えます。色んな先輩経営者から学ぼうと決意されます。

同友会で学ばれ、経営指針を創る会で学ばれ、お客さまに対する姿勢や想い、また社員に対する姿勢や想い、これらが全く変わってこられます。創る会受講後に経営理念を創られるも、自分の中でしっくりこなかったので社内では発表されず。その後も創る会にOB団として参加される中で経営理念を創り直され、社内で発表され社内が変わっていきます。

経営姿勢の確立により、お客さまや社員に対する姿勢、自分自身が良くなっていく過程を分かりやすく報告頂きました。
経営理念や経営指針の大切さ、実直に理念現場に向き合う姿勢を改めて感じる例会となりました。