滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-甲賀支部-

甲賀支部第4回総会を開催、新年度がスタートしました

甲賀支部 例会レポート

2017年5月26日金曜日、17時より、湖南市やまりゅうにて第4回甲賀支部総会及び記念例会が開催されました。
会員ほか、26名が参加しました。

Ⅰ部総会は、山本忠志氏(㈱ほけん屋mydo 代表取締役)を選出し、開会、16年度活動報告及び決算が承認され、2017年度支部役員9名が選出され、支部長には川崎博治氏が再選されました。
支部長(県理事)      川崎 博治㈲ワークロード代表取締役
副支部長          田中 真㈱サン機工常務取締役
副支部長・組織活性化委員長 鵜飼 龍馬㈲カーテックウカイ代表取締役
副支部長・例会委員長    杉田 浩平すこやか社会保険労務士事務所代表者
中崎 ひとみ社会福祉法人共生シンフォニー常務理事
中野 裕介㈱ジョーニシ常務取締役
山本 忠志㈱ほけん屋mydo代表取締役社長
山本 良男特定非営利活動法人むげ管理者
飯泉 京子㈱ライフコミュニケーション専務取締役

川﨑支部長より、17年度は支部会員が例会などを通して、経営課題を本音で相談、語り合い良い会社をめざすなど、方針提案がされ、予算についても承認されました。

第Ⅱ部は、滋賀建機㈱会長で滋賀同友会代表理事の蔭山孝夫氏より、経営体験報告をいただきました。

同友会に入って20年、創業して47年のこれまで積み重ねられてきた経営の本質を報告頂きました。
冒頭から、若いときに堕落をしていた経営者はダメになるとの厳しい内容をお話頂きました。若いときに一生懸命経営をする。また努力をする。
そうすると、振り返ったときに「良かった人生やな」と思えるという経営の一見当たり前のように思えてなかなかできない大事なことを教えて頂きました。
しかし、同友会で勉強ばかりしていて頭でっかちになってもダメとのこと。学びと実践とを繰り返し継続していくことがやはり大事なのですね。
また、47年会社が続いた秘訣も教えて頂きました。
秘訣の内容を聞いていると経営者は数字に強くないといけないなと改めて思いました。また身内での経営の秘訣もなるほどと思える内容でした。
しかし、47年の経営は順風満帆かというと、厳しい状況も多々あったとのこと。厳しいこと、怖いことがあっても、経営者として会社を、社員を、
社員の家族を守らなければならないとの思いで経営してきた。赤字になっても逃げてはいけないとのことでした。
またどんな環境下でも社員には夢を語っておられます。身を張って会社を社員を守ってこられ、社員と夢を共有してこられたからこそ社員がついてこられたのだなと感じました。
また経営者は仕事ばかりでもだめ。スケールを大きくする必要があり、人脈もつくっていく。そのためには同友会でも役を引き受ける。また、引き受けた以上一生懸命することが大事とのこと。
良い経営者になるヒントも頂けました。
そして理念を持って社員と共に、また社員に任せていける経営をしていくことが大事だと報告頂きました。
プレッシャーにまける経営者ではダメ、と喝を入れて頂き身の引き締まる経営体験報告となりました。