２月20日18時30分より、湖南市のサンライフ甲西で、滋賀県中小企業家同友会　甲賀支部2月例会が開催されました。

今回は、会員6名、その他会員3名、金融機関3名の12名の参加者でした。報告者は株式会社エース産業機器(https://kikaibuhin.com/)の
代表取締役　荒木順平氏で「あなたの会社は大切な人が働ける会社ですか！？」というテーマで報告いただきました。

荒木氏は当初、お客様だけを見て経営をされていたそうです。また、自分が頑張れば売り上げが上がる⇒主役は自分⇒自分が最前線でやる
という考えで、やみくもに進めて行き、遂には一番身近な理解者であるはずの実弟が辞める事態になりました。年次計画を作成しても、
社員はやらされ感いっぱいだし、単純に前年比何％アップという数字だけで、社員のことや仕入れ先のことが書いていませんでしたし、
目標はブレブレ（本人の弁）で、振り返りもありませんでした。同友会には入会していたものの幽霊会員でした。

その後、同友会の例会等に積極的に参加するようになってからは、辞めたくない会社を創ろう、幸せになるため(目的)にこの会社で
働いている（手段）と社員に感じてもらうために、良い会社づくりを実践されていきます。具体的な例としては、
①毎月の個人面談　②提案買い取り制度　③誕生日有給付与　④誕生日会等です。当然社員全員参加で、経営指針発表会+懇親会をされています。

最後に、荒木氏からお聞きした「同友会の利用に仕方」を記しておきます。
・例会参加　⇒　毎回必ずひとつ持って帰って実践する
・経営指針を創る会への参加
・指針経営　⇒　書いたことは必ずやる。毎月振り返り、社長コメントを返す。
社長自身も実践する
・継続する