滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-湖南支部-

湖南支部・青年部6月合同例会を開催しました。

湖南支部 例会レポート

6月26日㈬18時15分より、湖南支部・青年部6月合同例会をキラリエ草津にて開催いたしました。「赤字企業から黒字企業へ!」~会社を伸ばし続けるための思考法~をテーマに、迎 敦雄さん(㈱南九州みかど 代表取締役 宮崎同友会理事)よりご報告いただきました。

迎さんは宮崎県同友会に所属されており、推進協議会理事や中同協青年部連絡会、九州ブロック長など同友会で多岐に渡り活躍されています。

会社では、安全施工工事、橋梁補修工事等を行なっておられます。迎さんは、笑顔を通じて暮らせる未来と道路環境を作られています。

本日の報告内容は、「赤字企業から黒字企業へ~会社を伸ばし続ける思考法~」という内容で報告して頂きました。

報告の中で『会社を伸ばし続ける思考法』として、無意識レベルで本気になって会社を伸ばそうと常に考えておられました。経営の勉強を常に行われていたり、目標が明確で、ビジョンをもち続けられているなと感じました。そして、常に行動し続け、挑戦し続ける事が大切であると学ばせて頂けました。

 

迎さんが同友会に入会されて学ばれた事としては、先輩会員から『社員さんって、みんな何らかの形で貢献したいんだよ、本当に変わらなければいけないのは自分自身』と言われた時に考え方が変わり、自分のためから人のため、社会のために仕事をする大切さを学ばれたとのことでした。これをきっかけに、社員を信頼し、現場を任せて、迎さんは現場を離れる決断をされます。最初は不安で大丈夫かなと感じていたそうですが、任せてみると意外と現場は回りました。現場を任せることにより、今までとは違う業務を実施することができ、会社が伸びるきっかけになったと報告されました。社員を信頼する大切さ、何のために仕事をしているのかを明確にする事の大切さを学ばせて頂けました。私は報告を通して、同友会には学びがあり、仲間のできる団体であると再認識させて頂きました。また、同友会という組織に意味を見出すのは自分次第であることも学ばせて頂けました。

今回の報告では青年部が掲げるビジョナリーカンパニーに照らし合わせて、報告して頂きました。青年部のテーマであるビジョナリーカンパニーで自分の立ち位置を把握することで、経営者が今するべきことが明確になり、立ち位置を間違わずに確実に成長していく大切さを学ばせて頂けました。同友会で同じ志を持った仲間と共に成長していける環境がある事は、ありがたい事だなと感じられる例会となりました。

 

今回の報告を「聞いてよかった」で終わらせずに行動し、会社にこの学びを落とし込んでいかなければ意味がないと思います。本例会で得た学びが会社を伸ばすきっかけになれば、大成功だと思います。 (記:疋田 大樹 ㈱Dux 代表取締役 組織強化委員長)