湖南支部ユニバーサル合同例会が7月18日にキラリエ草津で開催されました。今回の報告者は油藤商事㈱代表取締役の青山 裕史さん。「地域循環型社会を目指し、地域とともに歩む」というテーマでご報告いただきました。
青山さんの報告は東日本大震災復興のボランティアに参加するきっかけになった話から、何のために働くのか(他喜力)、成功する人の共通項(大量行動)。SDGsは17項目あるが、それのどれかをやるということでなく、すべてをやるという話、また「17」という数字の深い意味合いまで多岐にわたってお話しいただきました。
環境経営に関する取り組みとして、自社事業は環境に悪いことばかりを行っているが、これを何とかいいスパイラルにするために使用済みてんぷら油を燃料へ再生する取り組みや、ガソリンスタンドが環境教育を行う場所になるといったふうに視点を変える(自分の仕事をパラダイムシフトする)ことを学ばせていただきました。
障害者雇用に関しては、青山さんや従業員の方の人を信じる姿勢や、採用に失敗することも織り込んで取り組んでおられることがうかがえ、様ざまな示唆を得ることができる例会となりました。
ユニバーサル委員会では障害者の実態、障害者雇用の現状を知るため積極的に例会を開催しており、今年度も少なくとも8回の勉強会や現場見学会を開催、そのほかにも小規模な会社見学会も予定しています。同友会企業がまずは障害者を知り、障害者と触れ合える機会を提供しています。委員会メンバーでなくても気軽に参加してください。