滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-共育委員会-

2020年度第2回オンライン新入社員研修会を開催~コミュニケーションの意味を学び技術を体験~

共育・求人委員会 その他活動

2020年度第2回オンライン新入社員研修会を開催しました。

と き:11月30日13:00-15:00
ところ:Zoom(オンライン)
テーマ:【相互理解を深めるコミュニケーションと、アウトプットの大切さを体感する】
研修担当者:(株)エフアイ・三方よしコーチ 河合未寿季さん
研修担当者:(株)エフアイ 三方よし事業部マネージャー 奥村千恵さん

共育・求人委員会主催の第2回オンライン新入社員研修が開催され、11社より17人の受講生と共育・求人委員および付添参加者・事務局名13名参加して学び合いました。
今回は研修会では、三方よしコーチの河合さんより【相互理解を深めるコミュニケーションと、アウトプットの大切さを体感する】をテーマにお話しと実習を進めていただき、奥村さんにはブレイクアウトセッションの班割りなど運営面を進めていただきました。

13時より宮川バネ工業代表取締役 宮川共育・求人委員長の挨拶から開催しました。
宮川さんは「研修は失敗を学ぶ場でもあるから萎縮せずに積極的に取り組んでほしい」と述べられ、同友会の掲げる人間尊重経営に根差した研修であることをアピールしてくださいました。
三方よしコーチ、河合未寿季さんに研修を担当していただき、パワーポイント資料を元に進行していきました。
まず初めに「学ぶだけでは習熟度が低い」ということでエビングハウスの忘却曲線とハッピートライアングルについてご説明いただき、三方よしの土台として必要なのは相互理解だということを学習しました。
次に相互理解のためにはまず「相手に関心をもつ」をテーマに、ペアになって似顔絵を描くワークを行いました。

次に人と会話する際のテクニックとしてメラビアンの法則について学習しました。
人間のもつ三つの表情について説明を受け、再度ワークに移りました。
ワークの内容は【お互いに相手の話を関心がないように聞いてみる】というものでした。
10分ほどお互いに関心がない場合と熱心に聞く場合との2パターン体験してみて、自分の話を聞く態度が相手に与える印象について確認しました。


アサーティブ(自己主張すること)コミュニケーションについての学習では、コミュニケーションはアグレッシブ(攻撃的)・アサーティブ・ノンアサーティブ(受け身的)三つのタイプに分けられることの説明を受け、次に自身が三つのどのタイプに当てはまるのかを二人一組で話し合いました。

最後にエビングハウスの忘却曲線を元に、「アウトプットしなけば知識は定着しない」として今回学んだ項目のうち1つを二人一組になって教え合うというワークを行いました。


(有)浜本新聞舗代表取締役 濱本さんは閉会の挨拶で「やらなければ何事も定着しない」とし、再度復習の重要性について述べられました。
参加者はこの学びを実践してどう活かすかをレポートすることを宿題として研修は終了しました。

同友会の社員と共に学ぶ活動にご参加を希望される会員さん(会員外の経営者の方も)は、共育・求人委員会にご参加下さい。人間尊重の精神で、人をいかす経営の実践を学び合うことが出来ます。事務局までご一報下さい。
滋賀県中小企業家同友会事務局(担当・廣瀬)
TEL 077(561)5333
FAX 077(561)5334