滋賀県中小企業家同友会

インフォメーション

小グループでワイワイ交流~第5回welcome同友会を開催しました

組織活性化委員会 委員会レポート

第5回Welcome同友会を開催いたしました。

と き:2021年10月7日(木)11:00~12:40
ところ:滋賀県中小企業家同友会 事務局
参加者:代表理事1名、理事2名、会員6名、事務局3名 計12名

今年6月からスタートして5回目の開催となるWelcome同友会。毎回、多くの会員にご参加いただき、定番行事となりつつあります。
今回は、川邉和明経営労働委員長(㈱アド・プランニング代表取締役)と八谷香央梨青年部幹事長(㈱八谷 代表取締役)から、自社経営と同友会活動についてご報告いただき、その後、近況報告や経営相談を行いました。
 川邉さんからは「リーマンショックのころに入会して、当初は異業種交流会だとおもって参加していたが例会などに参加するうちに、人間尊重経営について興味をもちました。経営指針を創る会に参加して、それまで言うことを聞かない社員はやめてもらってもいい、と思っていたのが、社員がいてはじめて会社が回っているのだということに気づきました。その後、経営労働委員会に参加して学びを続けました。そして、経営指針書をもとに社員と一緒にやろうと繰り返し繰り返し呼びかけ続け、理解してもらえたのか、社員も変わってきました。そうすると、会社も変わってきました。一番変わったのは、私かもしれません。コロナ禍の中で、本当に大変な時期もありましたが、そういうときだからこそ社員と一緒になって仕事に励み、より結束力が高まったように思います。」とご報告いただきました。

 

続いて八谷さんからのご報告です。㈱八谷は香央梨さんの夫が経営をされ、滋賀県内に多くの居酒屋チェーン店を抱えておられましたが、不慮の事故で亡くなられてしまいました。それまで専業主婦で小さいお子さんを育てていた八谷さんは、経営とはなにかを知らないまま、会社をつぶしてはいけないと社長になります。無我夢中で引き継いだ会社を回していましたが、経営とはなにかを改めて学ぶ必要を感じ、取引先の社長の紹介で同友会の例会に参加。そこで30代、40代の若手経営者がたくさんいること、女性経営者も活躍されていることをしり、入会されました。例会に参加し、先輩経営者にいろいろ相談するうちに、今では青年部幹事長という役を担われています。八谷さんが伝えたいのは、「TPP」が大事だということ、つまり例会報告から一つでも学べるものがあれば徹底的にパクれ、ということです。また、同友会は「自主」の会ですので、消極的な参加ではなく、使い尽くす心構えで参加すると、とてもコストパフォーマンスのよい会で、使い倒せば倒すほど会社がよくなる、ということです。


報告後は、参加者の自己紹介と、質疑応答がありました。また、まだ入会して間もない、草津市で結婚相談所を経営されている中嶋祥子さんから、事業プレゼンがあり、話題となりました。

コロナ禍の中で同友会をはじめさまざまな社会・経済活動がオンラインとなっている中で、やはりリアルで集まって話を聞く・話をすることが大事だなという感があります。
来月も開催しますので、お気軽にご参加ください。