高島ブロック3月例会が17日(木)18:30~21:00まで安曇川公民館で行われ8人が参加しました。
今回は「高いモチベーションを維持するには!」をテーマに、七黒幸太郎さん(株式会社七黒 代表取締役)、兼田康隆さん(株式会社兼田漬物 専務取締役)より経営事例の報告をしていただき、ディスカッションいたしました。
七黒さんは、平成23年に同友会で経営指針を創る会を受講。「何のために経営をするのか」を整理して「豊かな空間を創造する」という事業の目的を明文化。仕事を通じて共に働く仲間がイキイキと働くことで、お客さんからも感謝され、社員さんもお客さんに感謝するという喜びを感じる空間づくりをテーマにします。そこから「儲かるかどうか」を判断基準にせず、1)時間のゆとり2)経済的ゆとり3)自己成長の実感4)豊かな人間関係5)自分お得意技を生かすの5つを目標であり仕事の判断基準にした経営に取り組まれ、下請から元請へと業態を変え、いまではリーダーも育ち、社員も気持ちよく仕事に取り組んで切れていると報告。
兼田さんは女性パートさんが中心で、かつ同じ作業を繰り返すことが多い職場の中で、社員さんとの朝礼と、パートさん含めた全体朝礼、さらに夕礼も行い、一日の作業やパートさんの状態を理解することに努めていること。いろいろな人間関係があっても「意見が違うからこそ、みんな言いたいことはいましょう」と呼びかけ、風通しの良い職場づくりに取り組んでいる事例を報告。
ディスカッションでは、社員さんと喜びを共有するための工夫や仕組みなどを出し合いました。