滋賀県中小企業家同友会

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2015年度 支援の軸を定める連続研修会の第3講「事業所の将来像と自らの事業所でのあり方を検討」

ユニバーサル委員会 その他活動

第3講報告書

1月15日(金)13:30~17:00、コミュニティセンター野洲にて、滋賀県中小企業家同友会ユニバーサル委員会、ならびに滋賀県社会就労事業振興センター共催 2015年度 支援の軸を定める連続研修会の第3講が開催されました。今回は、講師陣として6名、受講生3名が参加しました。
今回は、第1講で検討した「私の価値観、私の働きがい」、第2講で検討した「事業所の存在意義、強みと弱み」を改めて振り返りつつ、事業所の将来像と自らの事業所でのあり方を検討しました。検討に当たっては、事業所全体から携わるビジョンを確認し自らが事業所に対して果たす役割を明確にしつつ、事業所にて自らがどのような役割を果たしていくのかが検討されました。

今回第3講目ということもあり、参加者の中には「事業所が社会の中で果たす役割」を明確にしつつ現時点で自分ができること、今後していかなければならないことを整理・報告した方もおられました。
講師陣からも、「福祉事業は障害のある方に対して支援を行っているように思えるが、社会に支援が充実するにしたがってよりノーマライゼーションからは遠ざかる」といった指摘や、「工賃向上が目的、果たしていきたい役割と考えているが、障害のある方が受け取る工賃が向上した場合、障害のある方はどのようになるのか?」といった意見交換も行われました。
参加者の感想からは、「工賃向上という切り口から『目的と目標、手段』の違いを改めて感じることができました」、「障害のある方の将来を考える際に、事業所と私が果たす役割について、改めて今回までの課題を再度確認したいと思います」といったコメントが見られました。

次回は2月12日(金)コミュニティセンターやすにて開催されます。最終稿となり、各々が作成した「私の指針所」の発表と内容の検討、決意表明が行われます。

文責:朽木