滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-ユニバーサル委員会-

第2回ユニバーサル委員会例会を湖南支部と合同で開催しました。

ユニバーサル委員会 委員会レポート

湖南支部とユニバーサル委員会の合同例会が7月18日(金)18時~20時までキラリエ草津で開催され、会員・ゲスト合わせて22名が参加しました。報告者の青山裕史さん(油藤商事㈱代表取締役)より「地域循環型社会を目指し、地域とともに歩む」というテーマでご報告いただきました。

青山さんの報告は東日本大震災復興のボランティアに参加するきっかけから、何のために働くのか(他喜力)、成功する人の共通項(大量行動)。SDGsは17項目あるが、それのどれかをやるということでなく、すべてをやるということまで、多岐にわたる内容でした。

また、自社事業が環境に負荷をかけているがゆえに、これを何とかよいスパイラルにするために、使用済みてんぷら油を燃料(BDF)へ再生する事業や、ガソリンスタンドが環境教育を行う場所になるように視点を変える(自分の仕事をパラダイムシフトする)ことが大切だと学ばせていただきました。

障がい者雇用では、青山さんや従業員の方の人の可能性を信じる姿勢や、うまくいかないことも織り込んで取り組まれていることがうかがえ、様ざまな示唆を得ることができました。

ユニバーサル委員会では障がい者の実態、障がい者雇用の現状を知るため、今年度も勉強会や現場見学会、小規模な会社見学会も予定しています。同友会企業がまずは障がい者を知り、障がい者と触れ合える機会を提供しています。委員会メンバーでなくても気軽に参加してください。(記 岩泉)