○第4回アジア視察研修会レポート①
はじめに~
滋賀県中小企業家同友会・(協)HIP滋賀の海外ビジネス研究会(代表 小林清 近江化成工業社長)は、2015年8月24日(月)出発~8月30日(日)帰国で、第4回アジア視察研修会を開催しました。
新産業創造委員会と(協)HIP滋賀では2012年から海外ビジネス研究会を立ち上げ、メンバー企業の海外展開事例の生きた学習を行い「百聞は一見にしかず」の姿勢で、まずは現地を訪れてみること、そして一般的な視察ツアーでは触れることが出来ない現地の暮らしや人々との交流、起業家との意見交換を通じて、自らの国際感覚を磨くと共に、より広く、高い視点で自社の存在する意義や理念を振り返り、国際社会に貢献する企業づくりに取り組んできました。
今回は、日本と大変にゆかりの深い国であるにもかかわらず、あまりにも知られていない国、モンゴルに照準を合わせ、訪問することにいたしました。それも、単に訪問するだけではなく、北京からモンゴル・ウランバートルまで走っている国際列車、シベリア鉄道の支線((裏シベリア鉄道)を利用することにしました。
研究会内に企画委員会を設置し、飛行機、列車、ホテルの予約、さらにウランバートルで我々を迎えていただくパートナーさんとの連絡など、すべてメンバーが役割分担をして行いました。これはもう、ツアーエージェントさん顔負けの技。企画委員(松本さん、小林さん、小田柿さん、河村さん)の皆さん、本当にお世話になりました!。
さらに、北京で視察団に合流し、ウランバートルまでの鉄道の旅をサポートしていただいた、辰野(株)・上海辰野貿易有限公司 経理 朝克様(素晴らしい歌声でした)、ウランバートルでの計画を綿密に立てていただき、すべてをアレンジしていただいたSMART ENERGY社のEXECTIVE DIRECTOR AMARSANAA Tur-Amagalan様(通称:アマちゃん)と、そのご友人(立命館大学政策科学部はじめ、日本での留学経験をお持ちの方、また現在新潟の長岡工業高等専門学校留学中の“おにぎり” ちゃん?)で通訳や身の回りのサポートをしていただいた皆様に、この場をお借りして心からお礼を申し上げます。
Thanks to all of you, I had a wonderful time in Mongolia!
《参加者名 順不同 敬称略 名前・会社名・社内役職》
1.河村 剛 (株)ローカライズ 代表取締役
2.大日陽一郎 山科精器(株) 専務取締役
3.筒井長徳 龍谷大学エクステンションセンター コーディネーター
4.青柳孝幸 (株)PRO-SEED 代表取締役
5.小田柿喜暢 大洋産業(株) 代表取締役
6.谷口 洋 大洋産業(株) 取締役
7.前出博幸 前出産業(株) 代表取締役
8.小林 清 近江化成工業(株) 代表取締役
9.松本和幸(株)松本電機製作所 代表取締役
10.松崎悦子(株)EGS代表取締役
11.澤田友宏(株)クローバー 代表取締役
12.石川 朋之(株)HONKI 代表取締役
13.張 琴(株)HONKI 相談役
14.廣瀬元行 滋賀県中小企業家同友会 専務理事
15.辰野光彦辰野(株) 取締役
16.朝 克辰野(株) 上海経理
17.岩﨑健次郎 ソニー生命保険(株) ライフプランナー
今回は先発隊6名(小林さん、前出さん、大日さん、岩崎さん、辰野さん、朝さん)が前日に北京入り。8月24日(月)には本隊9名が関西国際空港国際線ロビーに10時30分集合(少々早め)。中国国際航空928便(13:50発)にチェックインし、セキュリティチェックと出国手続きを済ませて、それぞれ搭乗口へ。そして、いよいよ出発のまえに気合いを入れて杯(ビール)を交わしました。
日本と北京の時差は1時間。16:25分に北京首都国際空港に到着。厳しいセキュリティチェックを終えて無事全員が出国。ここから当日の宿であるインナー モンゴリア グランド ホテル 王府井までは、何とエアポート急行と地下鉄を使っての移動です。誰か中国語は出来るのですが??と思ったのですが、ほぼ全員NG!路線図を頼りに片言チャイニーズと英語で何とかしのぎ、無事最寄り駅に到着。しかしながら・・地下鉄の階段を大きなバケットを引いて上がる苦しさに、ほぼ全員が戦意喪失。移動の時間は2時間半を超えました。
予定を遅れてのホテル到着後、チェックインのみを済ませ、荷物をフロントに預けたままタクシーで先発部隊が準備している宴の会場へ。しかし、タクシーが場所を間違え、約800メートルを徒歩にて店を探して前進することに。午後8時すぎに何とか辿り着いて乾杯!
ですが・・ビールが出るのに30分はかかったでしょうか!理由は「お客さんが多くてグラスが足らない!?」。お店の雰囲気は最高で料理もうまかったのですが・・・。何はともあれ、これから始まる視察研修の第一夜は更けて行きました(^_-)
翌日は、北京駅から国際鉄道に乗り込み、モンゴルはウランバートルへのロングランの移動です。
We are very excited.
To be continue~.