ラオス6次化事業とキリ村の方との懇親会
2018年2月2日(金曜日)澤田友宏 株式会社クローバー 代表取締役
視察日程も最終日になり、まずは、ラオス南部の都市・パクセー市内より45km、標高約1,200mのボラベン高原に位置する日本人経営の「山本農園」に行きました。
設立は2012年、36haの農園内では、コーヒー、いちご、日本の品種の野菜等が栽培されています。11月から3月はいちごの収穫時期となり、あわせていちご穫りも可能です。いちごはラオス国内に出荷され、味も甘く評判は上々です。いちご農園は2年ほど前から初めて、昨年は4トン収穫、今年は10トン位までいきたいとのこと。異国の地で夢に向かって努力されている姿に感動しました。
次は、コーヒー農園2件視察。1件目はタイでビール等の製造・販売を手掛けるタイ大手財閥TCCグループが栽培しています。なんと収穫されるコーヒーの70%は日本に輸出しているらしく、私たちが普段飲んでいるコーヒーもここで栽培されたコーヒー豆かもしれません。どこまでも続く農園は絶景でした。
2件目は、オーガニックコーヒー豆を栽培しているコーヒー農家に伺いました。自然と共生しながら暮らし、森の恵みと共に生きるラオスの小規模生産者が、肥沃な大地、豊かな森の中で丁寧に育てたコーヒーです。帰りにはみなさん直接豆を購入されていました。
そして、ローカルマーケット見学。生き物、野菜、惣菜、生活品等々何でも売ってます。ラオス人の女性が、メコン川で取れた魚を買ってかえりました。小学生くらいの子供がお母さんと一緒に店番をしてるようで、カメラを向けるとにっこり笑顔でピースしてくれました。
続いてタート・ニュアンの滝。ここの滝は落差40mほどなのですが、水量が多く、日が差せば虹も架かり、非常に美しい姿をしています。滝壺まで、展望台と共に遊歩道が整備されているので、マイナスイオンを体中に浴びながら、満喫。今は乾季で水量が少ないので、滝壺で泳いでる人もいました。
⇒はじける家倉隊員
そして、ラオス最後の夜は、キリ村の2ファミリを招待して、今宵の宿パクセホテルの屋上でさよならパーティーを開催。坪田さんの演奏で日本の歌を歌うと、今度はキリ村の村長たちがラオスの歌を歌って、たまたま隣の席だったフランス人たちも一緒に大盛り上がり。楽しいラオス最後の晩餐でした。視察も5日目でみなさんお疲れモードかと思いきや、私の仮説は全く成り立たず元気元気!経営者のみなさんのパワーに圧倒されました。