新規事業は常識を捨てる発想から生まれる
北近江支部12月例会が22日(木)18:00~20:30まで北ビワコホテル グラツィエにて例会を開催し36名が参加しました。テーマは「社外のリソースを活用した新規事業の作り方」で、滋賀大学経済学部准教授の山下悠さんが報告しました。
山下さんは2015年に研究室を開設し、2022年6月に同友会へ入会しました。
研究室では2017年から学生には単位も給料も出ないが本気度の高いインターンシッププログラムを同友会会員とも連携して実施し、商品の企画や価格設定、販売ソリューションまで実施しています。
また週末の54時間で起業を体験するStartup Weekendには履修生全員が参加し、新規事業立ち上げの人材育成にも取り組んでいるとも。
「どれだけ自分の常識を捨てるか」が、新規事業の発想には必要だと強調しました。
グループ討論では「自社の経営課題解決にインターンシップが有効であることがよくわかりました」「新規事業に取り組む社内人材育成にStartup Weekendを活用できると思いました」という声が多く出され、大学との連携を自社経営の維持発展に活用することや、大学生にとっては働くことと地域課題の解決を統一して学ぶことが出来る大学連携の推進に気づく例会となりました。