
滋賀でいちばん大切に会社になろう
10月21日(火)18時30分から21時まで、米原市役所コンベンションホールにて
北近江支部例会が開催され47名の会員・ゲストが参加しました。

例会のテーマは、「社員がつくる『滋賀でいちばん大切にしたい会社』とは」で、
報告者は東近江支部の宮川絵理子さん(宮川バネ工業(株)専務取締役)です。
皆様もご存じのとおり、宮川バネ工業(株)は「滋賀でいちばん大切に会社」
(略称「しがいち」)に、二年連続で認定されておられます。
今回の例会を企画した趣旨は、宮川さんからしがいちになる秘訣を徹底的に
パクろう(「TTP」)というものです。

私なりの理解でしがいちになる秘訣を書きます。
一つ目は、社員を個人として尊重するということです。
宮川バネ工業では一律の勤務体系にするのではなく、個々の社員の生活に
合わせて勤務体系を決めています。そのため、全部で12パターンの勤務体系
があるそうです。
また、ご自身の体験をふまえて、社員の自己実現や成長実感を大切にして
おられます。
二つ目は、同友会で学んで、TTPを実行するということです。
経営指針の成文化、共同求人、障がい者雇用といった同友会が大切にしている
「人を生かす経営」をTTPされておられました。その際には、少し背伸びをし
てでも「とりあえずやってみる」ことが大切です。
これは業種や規模に関係なく誰でもできることだと思いました。
(記 高橋 陽一)