滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-北近江支部-

事業承継の条件「主体性」「経営指針」「全権委任」~北近江支部6月例会~

北近江支部 例会レポート

滋賀県中小企業家同友会北近江支部6月例会

テーマ:「事業承継からの「共育ち」~「経営者の覚悟」で会社の組織が強固になる~」
報告者:宮川草平氏 宮川バネ株式会社 代表取締役社長
と き:6月20日(月)18:30〜21:00
ところ:ホテルサンルート彦根
参加者:32人

北近江支部では彦根地域での学び合い活動を広げるために、今年度彦根での例会を3回開催することになりました。
そして、今年度彦根では第1回目となる6月例会報告者は、宮川バネ工業(株)代表取締役 宮川草平社長より事業継承について決意を語っていただきました。

前社長から経営を全権委任されたあとは、経営指針を創る会で経営指針を成文化し、社内での共育ち研修(「月刊・共育ち」の活用)を軸にして、社員1人ひとりを大事にし、新卒の採用と共育ち等を同友会の共育委員会の活動も活用しながら様々な取り組みをされ、今後も新しい考えを行動に移し、主体性をもった経営を進めていくことで会社のブランド力を上げ、目標を共有できる良い会社にしていくとのことでした。

グループ討論では「自分の仕事をまかせられるか?」という題材で各グループ熱く語り合っていただき、本来の例会スタイルでスムーズに進行できました。

6月例会はゲスト参加も含めて、32名でした。彦根での開催と言うこともあり、地元の会員さんの参加も見られ、ゲストのanela代表の北川様、(株)ワークプランの西川社長のお二人が、新たに同友会へご入会いただくのにつながる中身の濃い例会となました。

また、女性の経営者や幹部さんの参加も増えてきたのが特徴的でした。
ゲストのご入会もあり、北近江支部の会員数は101名にまで増加しました。

同友会らしく「経営体験を赤裸々に報告する」⇒「グループ討論で参加者がそれぞれの経験や学び方の違いを議論する」⇒「学んだことを何か一つ持ち帰って実践につなげる」⇒「実践した成果や教訓を例会で報告する」という学び合いのサイクルをまわし、例会には会員外の経営者の方のゲスト参加をすすめ、「学び合う中で仲間を増やす」という青柳支部長の仲間づくり計画に近づく大変内容の良い例会でした。
 彦根地区での仲間づくりが盛り上がっていることを実感する例会でした。(古田 記)