滋賀県中小企業家同友会北近江支部の11月例会は、11月21日(木)18時30分から21時まで長浜の北ビワコホテルグラッツィエで開催されました。
参加人数は32名で,内新会員が2名,ゲストが4名参加されました(5グループ)。
最初に青柳支部長から景気が悪くなっているが、そういうときこそ経営者の力の見せどころである。特に人材を採用しやすくなるチャンスである。今日も採用に関する話もあるが、同友会で採用や共育に関して積極的に勉強して欲しい旨の挨拶がありました。
次に,「同友会の採用・共育が会社を変える~共育をしない会社は成長しない~」というテーマで共育・求人委員会の上田幹人氏((株)アーム保険設計代表取締役。大津支部長)が報告されました。
上田氏は定期的に自社で「月刊・共育ち」(共育・求人委員会監修)を社員と読み合わせをして話し合いをし、「教え育てる」教育ではなく、「共に育つ」共育をしているそうです。
最初は話し合いの効果があるのか分からなかったそうですが、続けていくうちに社員間でコミュニケーションが活発化して効果が実感でき、共に育つ風土が生まれてきたたそうです。
例会でもグループごとに「月刊・共育ち」を読み合わせて議論をしました。
まず,各参加者が「共育ち」を輪読して、読んだ感想をシートに書きます。そして、どんな感想をもったのかを発表し、あらかじめ設定されていた討論テーマについて議論をします。
このように「共育ち」を使って議論をすると、普段の面談では見えてこない社員の人間性や価値観に触れることができ、それを踏まえて経営者が社員と接することができます。
「月刊・共育ち」(見本 版権は委員会と筆者にありますので、コピーはお控えください)
また、共育・求人委員会の活動紹介の動画も放映されました。
内容は共同求人活動の様子が中心でしたが、活き活きと採用活動をしている経営者や社員、そして就職活動をしている学生が映っており、「採用活動はこんなに楽しいものか」と思いました。
ご覧になっていない方は是非ごらんください。 (文責 高橋陽一)