滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-北近江支部-

家倉さん「カッコいい農業」を語る!~北近江支部2月例会~

北近江支部 例会レポート

滋賀県中小企業家同友会北近江支部2月例会が13日(火)18時30分から21時まで北ビワコホテルグラツィエで行われ18名が参加しました。

報告者は、(株)お米の家倉 代表取締役 家倉敬和氏。

家倉氏は、大学卒業後、大きな目標もなく何となく農家の後継ぎという体で農業を始められました。
仕事を続ける中で、社員の退社、家族のけがや病気という問題を抱え、事業の法人化をされました。
そして、新たな社員を迎え入れたものの何故かしっくりこない気持ちを持っていたそうです。そんな時に同友会に出会い入会。最初の頃は幽霊会員のような感じで積極的には関わらなかったようですが、「このままではダメ。経営判断の基準が自分にはない」と思い直し、第39期経営指針を創る会を受講されました。

創る会では、いろいろな問いかけ、アドバイスなどをいろいろな方からもらい、今の経営姿勢に活かされているとのこと。経営理念を発表した後は、朝礼・終礼、経営理念の共有化の活動、月一回の面談を継続されています。
また、創る会を終えた後も、自分自身を甘やかさない為、新たな学びをする為に、”運営委員会オブザーバーとして参加””海外ビジネス研究会参加””創る会OBとして参加”というように同友会活動に身を置き発奮興起しているそうです。

最後に「カッコいい農業とは、経営理念を追い続けて挑戦し続けることです」という言葉で報告を終えられました。

グループ討論では「あなたの経営で目指すところはどこですか?」「その実現のためにどんな取り組みをされていますか?」について、具体的なディスカッションを行いました。

記:小田柿喜暢