滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-北近江支部-

会社の価値は社員や顧客、地域から見た魅力の大きさ~北近江支部12月例会~

北近江支部 例会レポート

滋賀県中小企業家同友会北近江支部12月例会が21日(火)18:00~20:30まで北ビワコホテルグラッツィエ(Zoom併用)で開催され、33名(現地参加24名)が参加しました。

「大きくしない会社の経営戦略」をテーマに、中川 繁さん(福岡産業(株)代表取締役・滋賀県中小企業家同友会北近江支部副支部長)より経営実践が報告されました。学卒後SE・プログラマーの仕事に就きましたが、実力が正しく評価される環境を求めて福岡産業に転職しました。

社長になることを目標に厳しさにも耐えながら工場長を経て2018年48歳で現職に。パート社員さんが多い中、長く働き続けられる会社を目指して労働環境整備や福祉厚生に力を入れ、今年新社屋を建設。社員の食堂スペースも整備し、より一層働きやすい魅力ある会社づくりに努められています。
滋賀県中小企業家同友会へは2012年に入会し、経営理念を成文化します。


そして、よい会社とは規模や売上げで計るのではなく、社員や顧客、地域社会から見た魅力の度合いだと強調。
子育てや介護でフルに働きづらい人たちに在宅ワークや内職で仕事をしてもらえる条件を作り、障害者雇用にも取り組まれ、常に社員へ声をかけることに努められている中川さんの暖かな人柄に触れて、地域と共に歩む経営、地域になくてはならない経営と経営者のあり方を考えさせられました。(M・H)