滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-北近江支部-

2017年度活動報告と2018年度活動方針

北近江支部 総括と方針

北近江支部2017年度活動報告
2017年度は、「理論的かつ情熱的に 同友会理念の実践を通じてより良い企業づくり」を目指して支部活動に取り組みました。その結果、運営委員会参加率36.1%(前年39.4%)、支部例会会員参加率19.1%(前年20.6%)という数字となりました。しかし、10月のBIG例会は100名の参加を目指して取り組んだ結果119名が参加し、会員参加率も41.9%でしたので、月例会の魅力づくりと参加しやすい環境づくり、お誘い合いの工夫が必要であることが明らかになりました。
しかし、同友会活動の基本である指針経営や共育の実践をより広めていくという点について、効果的に進められたとは言えないかもしれません。次年度は、例会の持ち方、例会におけるディスカッションのやり方等、基本をしっかり押さえて北近江支部らしさを出していくことが大事かと思います。

1. 例会等組織活動
昨年同様に「経営指針の実践」と「社員共育の実践」を柱にし、会員経営者を中心に経営体験の報告とグループ討論を通じて学ぶという、同友会らしい学びの場づくりに取り組みました。
例会委員長(副支部長)を決め、運営委員が月例会の企画運営をすすめましたが、例会づくりのサイクルを早くまわすという点では不充分でした。
10月にはBIG例会を119人の参加で開催しました。会員訪問や金融機関への参加呼びかけ、他支部でのPR、新聞折込み宣伝を行い、会員39人が参加。他支部や金融機関からも多数参加をいただき、「人を大切にする経営をめざす」同友会を地域にPRすることが出来ました。
特筆すべきは、経営指針を創る会の第39期を3人が修了し、第40期へは4人が受講するなど、指針経営実践の意義を会内に広められたことです。
運営委員会が社外重役会の機能を果たせるよう、毎月の委員会で経営課題を語り合う時間を持ち、納涼会(8月)、合宿(12月)も行い、参加したメンバーの仲間意識を高めることが出来ました。一方、参加者が固定化していることから、運営委員の役割と機能を再確認し、同友会運動と企業づくりを一体とする課題が明らかになりました。
◯組織指標 例会参加率 19.1%(前年20.6%) 運営委員会参加率 36.1%(前年39.4%)

2.研究グループ活動
創る会補講とゴルフ同好会(担当:遠藤)、MG研究会(担当:荒木)を開催しました。

3.本会・全国行事への参加
運営委員を中心に、本会行事と全国行事への参加をすすめました。
本会行事では、定時総会10人(前年10人)、経営研究集会12人(前年12人)、新春例会13人(前年6人)が参加し、若干増えました。全国総会(愛知)5人、全国研究集会(兵庫)4人が参加しました。
本会及び全国行事参加の意義も、浸透しつつあると思います。
4.会勢拡大状況 目標110人
期首98名  入会4.5名  退会12名でマイナス7.5名 期末会勢95名に後退しました。
(増減が合わないのは他支部の増強で北近江支部所属と移籍があった為)

北近江支部2018年度活動方針
1)スローガン
「明るく、楽しく、熱く、同友会理念の実践を通じてより良い企業づくりを」
同友会、北近江支部に参加して良かったと思えるような会にしたいと思います。
良い会社を創る為に、経営者同士が熱く経営について語り合い、同友会理念の実践を通じて学び合う支部づくりを目指していきたいと思います。

2)基本方針
・例会
支部例会担当を中心に各月の担当運営委員が企画・報告者との打合せ・案内・例会運営・総括というサイクルで行います。参加率30%を目指したいと思います。
・運営委員会
例会の運営だけではなく、グループ長研修等、運営委員のレベルアップを行い支部全体のレベルアップに繋げたいと思います。
理念のみならず、戦略、戦術といった経営手法も同時に学びあえる場にしたいと思います。
・本会・中同協行事
多くの先輩や仲間との繋がりを大事にしたいという意味で、北近江の殻に閉じこもらず支部外の学びの場に積極的に参加したいと思います。
・会員増強
増やす努力と共に減らさない努力をしたいと思います。お互いを尊重し合い、切磋琢磨し共存共栄していける仲間づくりを目指して、小グループ活動=地区会を開催します。
・経営指針を創る会
前年度に引き続き、経営指針を創る会への参加を促し、受講生、OB団として共に学ぶ場と位置付けます。

3)計画
①例会を柱にした学び合い活動の充実
・毎月担当運営委員が企画・運営する形を続けます。運営責任者を決めて、運営委員会へ三ヶ月前に書面で起案するサイクルを目指します。
・参加率30%を目標とします。運営委員会で会員への呼びかけ担当を決めて取組みます。
・例会へゲスト参加者を誘い、増強へと繋げようと思います。
・例会テーマの中に「社員共育」「指針経営実践報告」を含めます。
・2020年4月に彦根支部発足を照準に入れて、彦根で3回開催します。
・顔と企業の見える身近な学び合いの場として、長浜(+米原)と彦根で地区会を開催します。なお、地区会開催月には例会はお休みとします。
・同友会活動を地域に広め学び合う場としてBIG例会を11月20日(火)に開催します。

②運営委員会の強化と活性化
・北近江支部の元気のもとは運営委員会と捉え、例会後の語らいの場、夏のバーベキュー、忘年会等、懇親会を実施して絆を深めます。
・同友会運動と共に成長するリーダーを目指し、6月に運営委員研修交流会を開催します。
・運営委員会の出欠回答率100%、運営委員会の参加率70%を目指します。
③全国大会・本会行事への参加
・中同協の全国大会へは、理事会で決まった参加目標をもとに、支部長・副支部長で分担して参加を促進します。
・運営委員を中心に積極的に経営指針を創る会へ入会・卒業を目指します。
・本会の経営研究集会などへの参加は、運営委員を中心に積極的に参加します。
④研究グループの運営
・経営指針フォローの会
・ゴルフ同好会
を開催したいと思います。
会内で研究会の開催を希望する会員は、運営委員会へ提案して下さい。

⑤仲間づくり
・支部会勢目標 2018年度 110名会勢の達成を図ります。
・新入会員向け基礎講座を開催します。
・2020年4月に彦根支部発足を目標に、彦根での支部例会・地区会を開催し、ブロックの活性化と組織拡大を図ります。
・創立40周年の支部での取り組みを推進するために、プロジェクトチームを作ります。