甲賀支部6月例会が6月26日(火)18時30分より、JAこうか貴生川支所にて15名の参加で開催されました。
甲賀氏地域おこし協力隊の田中啓介氏より、「なりわい、家族のために都会から田舎へ~地域にある可能性を輝かせる~」と題して、ご報告いただきました。
現在は地域おこし協力隊として活動されている田中氏ですが、以前
はアパレル関係で事業をされていました。商品も絞り込み、独自のルートで仕入れも行い差別化されて業績を順調に伸ばされます。しかし、事業拡大にともないライバル企業の出現や、社員との関係など様々な経験から、もっとこだわったものづくりへのこだわりが自身の中からでてきます。
そこで協力隊の募集を見つけ、大阪から家族で移住されました。地域おこし協力隊の活動では、植物油やハチミツの栽培や加工、竹藪の整備や炭焼き、住宅建築など幅広く取り組まれています。
地域との連携もしっかりされており、地元住民と交流、田中さんの夢や事業の在り方など、共感が広がり、地域で育てるひまわり畑もされています。現在協力者がどんどん増えておられます
。
地域おこし協力隊の任期のあとは、現在の活動を事業化し、地域の資源の可能性を広げていかれる熱い想いが伝わってきました。
そんな熱い想いが地域の皆さんにも伝わっているのだと思います。まさに良い経営環境をつくられておられると思いました。
経営に必要な姿勢、地域のポテンシャルなどを考え、これからの事業の在り方、地域のかかわり方を学べる例会となりました。