9月19日(木)に、JAこうか貴生川支所にて、滋賀県中小企業同友会 甲賀支部9月例会が開催されました。
今回は10名が参加し、スケジュールとしては18:30の開会から21:00までの2時間半の例会でした。内容は「不離一体経営の実践で良い会社づくりができる!!」という報告テーマに沿って、有限会社島田家具工芸 代表取締役 嶋田 裕士氏に報告いただきました。
嶋田氏は、長年会社経営をされてきた中で、近年再度自社の現状を見直したいと考えられ、個別受講ではなく、創る会の本講を受講されることを決心したと仰いました。そして、その中で見えてきた自社の課題と社員とのかかわり方を見つめなおすことで、自社の現在位置が分かり、やるべきことが明確になったと仰います。
そんな嶋田氏が不離一体の経営を実現するために現在取り組んでおられることは、創る会で学び気づいたことです。経営者として大切な事と考えておられることは、社員が自社にて「自己成長、社会貢献、生活の保障」を実践できる環境づくりと実感できる仕組みづくり。つまり、経営者が社員に許可し、認める事の実践と仰いました。
具体的には、「売り場管理委員会、広報委員会、職場管理委員会」という3委員会の発足など、社員が自ら考え行動に移せる仕組みづくりや、育休産休などの社員の働く環境づくりなどをされているそうです。同友会の目指す、「良い会社、良い経営者、良い経営環境」に向けた思いを伺うことのできる報告会でした。
その後、グループ討論を実施しました。テーマは、「あなたにとって良い会社とは」として活発な意見交換を実施しました。まずは、各社の抱える課題を伺い、その後、経営者が考える良い会社について、意見を交換しました。様々な意見がでましたが、最終的には、社員一人一人が自分の成長を感じられる会社という意見でまとまりました。